名字と名前を入れてください
1.名のない始まり
*名前変換*
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それから炭治郎は努力を重ね、大きな瓢箪を割ることに成功。
焦りとしのぶの煽りで、善逸、伊之助も再び訓練に明け暮れる日々となった。
茉子は、買い出しに来ていた。
みんなが頑張っているので、団子でも差し入れようかと注文しておいたのだ。
「まいど!こないだもらったメモの分、全部入ってるからね!」
「わぁ〜!ありがとうござい.....ず、随分入ってますね....!」
「食べたいお団子と本数書いてねー!」なんて言ってみんなに書かせたメモをそのまま渡したものだから、驚くような量だった。
(男子の食欲ナメてた....確認しとけば良かった....)
茉子は店に礼を言ったあと、団子がずっしりと入っている風呂敷を手に持って、蝶屋敷に向かう。
常連だからとひいきしてくれたのか、立派な木箱に入れられていた。
「....重っ」
思わず声が漏れる。
量をちゃんと確認しなかったことを少し悔いながら歩き出すと、突然隊服を着た二人組の男に話しかけられる。
「あれ?茉子ちゃん、だよね?」
「大丈夫〜?めっちゃ重そうじゃん」
茉子は、蝶屋敷にいる頃から、その可愛らしい顔立ちと穏やかな雰囲気から密かに人気者であった。
最近、義勇の任務に頻繁に付いていくようになってからは
必然的に任務中に隊士の治療にあたる回数が増えたため
隊士たちからの認知度自体が上がっていた。
相手は茉子のことがわかるが、茉子は隊士の顔を覚えきれない。
次どこから攻撃が来るか、誰が重症か、何からするべきか、手当している時には、次にするべきことを考えながらやっているのだから無理もない。
「今日も可愛いね」
「蝶屋敷帰るの?俺が持とうか?」
そして、こうしてなんとなく下心だったり、
無意識に見下されているような態度をとられるのは苦手だった。
自分は鬼殺隊として、いつも懸命にやっているというのに。
女だからなのだろうか。力がないからなのだろうか。
「あ、いえ、近いので大丈夫です」
「まぁまぁ、遠慮し........!」
「......!!?」
2人の隊士の顔の青ざめと共に、茉子の手から重たいものがフワッと離れる。
「....っ!水柱様....!」
顔を上げると、隣でその団子の入った風呂敷を軽々と持つ義勇がいた。
いつの間にいたのか。
今この瞬間、姿を見るまで全く気配は感じられなかった。
「......行くぞ」
「え、あ、ありがとうございます!」
先程までチャラチャラしていた隊士2人は、固まったまま、義勇と茉子の後ろ姿を見るしかなかった。
「す、すみません。色々とありがとうございます」
「.....通り道だ、気にするな」
義勇はそれだけ言って、茉子の隣を歩いていた。
*********
こんなチャラチャラした鬼殺隊いないだろと思いつつも、こちらの事情でご登場いただきました。
サイコロステーキ先輩をイメージして書きました笑