サーカス
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放課後、『fine』の特訓室に行くと既に姫宮くんが練習技を着て準備運動をしていた。事前に来られないと連絡が来ていた英智さんを除いて、残りのふたりもすぐに来るはずだ。
「姫宮くん、強力な助っ人を連れてきたよ」
「げ! なんで双子がいるの!?こいつら敵じゃん」
「もう革命は終わったんだから、敵とかいないよ。みんな同じ学院の味方でしょ?」
お昼休みゆうたくんに仕事を持ちかけ、その日のうちに参加する旨を伝えられた。何ができるか詳しく聞いてとりあえず当日のパフォーマンスは仮決定し、ふたりには本番までのコーチを頼むことにした。
「サーカスのお仕事で、『2wink』が参加してくれることになったんだよ」
「え〜そんなのいらないよ。僕たち『fine』が完璧にやり遂げるんだから」
「まあそう言わずに、一緒にサーカスを盛り上げようね〜姫くん♪」
「『fine』がお客さんを満足しなかったらオレたちの評価も落ちちゃうから。貰ったお仕事、成功させたいもんね」
「う〜姫くんなんて馴れ馴れしく呼ぶないで。僕が普通の女子よりも可愛いからってロン毛も双子も姫扱いするな〜!」
ぷりぷり怒る姫宮くんにちょっかいをかける葵くんたち。ますます間に溝ができないかとハラハラするも、ふたりはある程度おちょくった後は普通に接していた。姫宮くんも渋々といった風にふたりの指導を受けることに納得したようだ。これで安心してこの場所を離れられる。
「それじゃあ姫宮くん、最初はふたりに体の使い方を教わっててね〜あんず先輩がそろそろ来たら言うこと聞いてやるんだよ〜」
「えっ奴隷二号もプロデュースするの!?」
「うんうん、だからそれまで頑張って練習してね♪」
「うん!ボクあんずにカッコ悪い姿見せたくないからちゃんと頑張るよ」
意気込む姫宮くんたちと別れて、AV室に向かうことにした。
