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・ライオ
「……ふむ、そうだな。オレ様にはもう最高のワイフがいるが特別に答えてやろう」ライオはそう言ってパチンと指を鳴らした。「まずは行く先々で写真を撮る。愛しいワイフと輝かしいオレの一瞬一瞬を切り取るためだ。これで思い出もオレ様も色褪せることはないだろう?」ん? これは……なんだ? 奥様との話だな。「どうした? このオレが眩しすぎるというならこのサングラスをやるぞ」名前は差し出されたサングラスを受け取り、ライオの一途さとナルシストぶりに苦笑いした。
・レナトス
「くぁ〜……っと、んだその質問。ダリーから適当でいいか」自分の傷跡に軽く触れ、レナトスはあくびをしながら答えた。「とりあえず墓地行くだろ? んでパトロールして……それから、なんだっけ……やべぇ……思い出しそう……」レナトスはしばらく唸っていたが、急に黙ったのでそのまま考えるのをやめたようだった。「なんかしらねーけど、ソイツが行きたいとこ行けばいーんじゃねぇの?」さすがレナトス、アンサーを的確に導く頭脳の持ち主。
・カルド
「そうですね、甘いものめぐり……でしょうか」おお、女子が好きそう。「甘いものめぐり、と言ってもメインはハチミツ。史上最高の食材であるハチミツに何の食材が合うか……考え、自分たちの足で巡り歩く! それすなわちファンタジー!」カルドの熱い思いに、一歩後ずさりすれば優しく手を掴まれて。「ん? ここまで聞いておいて、嫌とは言わせませんよ」ニッコリと口角を上げてスケジュール確認するカルドに色んな意味でドキドキする。
・オーター
「低俗な質問だな、時間の無駄だ」そう切り捨てて立ち去ろうとするオーターに通せんぼする名前。「……答えなければ通さないと言うのか」カチャッと眼鏡を上げて、無表情で名前を見下ろす。「興味がない、以上だ」またも無理やり通ろうとするオーターの裾をグイッと引っ張れば、「しつこいなお前も……」と舌打ちされ、「ダーツとバーに行く」名前の手を振り払って歩き出したオーター。文句を言いつつちゃんと答えてくれるところが、弟と一緒だ……!
・アギト
「……その質問に何か意味はあるのでしょうか」アギトは沈黙していたが、「強いて言うのならば、苦しみと痛みを与えてくれる人がいい」と静かに言った。「この私に、悶え苦しむような痛苦を与えてくれる人間でないとお話になりません。既に大事な人のものだと尚いいですね」自分の両肩を抱くように身震いさせたアギトに名前はヒッと声を上げた。「質問からは少しずれてしまいましたが――まだ見ぬ世界をお見せすることを約束しましょう」では、と言って去っていくアギトを見送りながら、新しい世界が開く予感に心臓バクバク。一体何が……!
・ツララ※男の娘と仮定
「ええっ、付き合ったら……って自分は寒がりで冷え性だから……あの、えっと」ツララは寒そうに手を擦り合わせ、息を吐いた。「あったかい……場所に行きたいかな。温泉地とか、暖房が効いているところなら尚更嬉しいけど……」そう話すツララがあまりにも震えているので、名前は自分の付けていたマフラーをくるくると彼に巻いた。「えっ……? キミ、体温高いんだね……あったかい。ん、ありがと」ツララに上目遣い気味に言われ、胸がギュッと苦しくなる。
【おまけ(ツララ)】
(そのまま、名前のマフラーを借りていいか聞いて、借りてきてしまったが……)
家で名前の優しさと温もりを思い出し、暖房のついた暖かい部屋でマフラーを巻いて顔をうずめる。「ううっ……なんで、こんなにあったかいんだろ? 特殊な繊維でも使っているのかな」ツララはマフラーをはずして上から下までまじまじと見たが、明らかにノーブランド品で。「今度会えたら……返すついでにどこで買ったのか教えてもらわなくちゃ。それで……自分の防寒着もそこで揃えようかなァ……」くしゃくしゃとマフラーを丸めて抱きしめるツララの夜は静かに更けてゆく。
「……ふむ、そうだな。オレ様にはもう最高のワイフがいるが特別に答えてやろう」ライオはそう言ってパチンと指を鳴らした。「まずは行く先々で写真を撮る。愛しいワイフと輝かしいオレの一瞬一瞬を切り取るためだ。これで思い出もオレ様も色褪せることはないだろう?」ん? これは……なんだ? 奥様との話だな。「どうした? このオレが眩しすぎるというならこのサングラスをやるぞ」名前は差し出されたサングラスを受け取り、ライオの一途さとナルシストぶりに苦笑いした。
・レナトス
「くぁ〜……っと、んだその質問。ダリーから適当でいいか」自分の傷跡に軽く触れ、レナトスはあくびをしながら答えた。「とりあえず墓地行くだろ? んでパトロールして……それから、なんだっけ……やべぇ……思い出しそう……」レナトスはしばらく唸っていたが、急に黙ったのでそのまま考えるのをやめたようだった。「なんかしらねーけど、ソイツが行きたいとこ行けばいーんじゃねぇの?」さすがレナトス、アンサーを的確に導く頭脳の持ち主。
・カルド
「そうですね、甘いものめぐり……でしょうか」おお、女子が好きそう。「甘いものめぐり、と言ってもメインはハチミツ。史上最高の食材であるハチミツに何の食材が合うか……考え、自分たちの足で巡り歩く! それすなわちファンタジー!」カルドの熱い思いに、一歩後ずさりすれば優しく手を掴まれて。「ん? ここまで聞いておいて、嫌とは言わせませんよ」ニッコリと口角を上げてスケジュール確認するカルドに色んな意味でドキドキする。
・オーター
「低俗な質問だな、時間の無駄だ」そう切り捨てて立ち去ろうとするオーターに通せんぼする名前。「……答えなければ通さないと言うのか」カチャッと眼鏡を上げて、無表情で名前を見下ろす。「興味がない、以上だ」またも無理やり通ろうとするオーターの裾をグイッと引っ張れば、「しつこいなお前も……」と舌打ちされ、「ダーツとバーに行く」名前の手を振り払って歩き出したオーター。文句を言いつつちゃんと答えてくれるところが、弟と一緒だ……!
・アギト
「……その質問に何か意味はあるのでしょうか」アギトは沈黙していたが、「強いて言うのならば、苦しみと痛みを与えてくれる人がいい」と静かに言った。「この私に、悶え苦しむような痛苦を与えてくれる人間でないとお話になりません。既に大事な人のものだと尚いいですね」自分の両肩を抱くように身震いさせたアギトに名前はヒッと声を上げた。「質問からは少しずれてしまいましたが――まだ見ぬ世界をお見せすることを約束しましょう」では、と言って去っていくアギトを見送りながら、新しい世界が開く予感に心臓バクバク。一体何が……!
・ツララ※男の娘と仮定
「ええっ、付き合ったら……って自分は寒がりで冷え性だから……あの、えっと」ツララは寒そうに手を擦り合わせ、息を吐いた。「あったかい……場所に行きたいかな。温泉地とか、暖房が効いているところなら尚更嬉しいけど……」そう話すツララがあまりにも震えているので、名前は自分の付けていたマフラーをくるくると彼に巻いた。「えっ……? キミ、体温高いんだね……あったかい。ん、ありがと」ツララに上目遣い気味に言われ、胸がギュッと苦しくなる。
【おまけ(ツララ)】
(そのまま、名前のマフラーを借りていいか聞いて、借りてきてしまったが……)
家で名前の優しさと温もりを思い出し、暖房のついた暖かい部屋でマフラーを巻いて顔をうずめる。「ううっ……なんで、こんなにあったかいんだろ? 特殊な繊維でも使っているのかな」ツララはマフラーをはずして上から下までまじまじと見たが、明らかにノーブランド品で。「今度会えたら……返すついでにどこで買ったのか教えてもらわなくちゃ。それで……自分の防寒着もそこで揃えようかなァ……」くしゃくしゃとマフラーを丸めて抱きしめるツララの夜は静かに更けてゆく。