・マッシュ
「どんな感じ……って、そういうの森育ちだからよくわからない」と頭にはてなマークを浮かべて首を傾げる。「でも、君となら仲良くなりたいかも」そう言ってマッシュは名前にシュークリームを差し出し、「とりあえず食べましょう」と促す。まずは友達からってことかな。

・フィン
「ええっ！？ それってもしかしてあの、」と顔を赤らめてフィンはうつむき、恥ずかしそうに口を開く。「どんな答えが君にとっての正解かわからないけど……僕はすっごく優しくする」手を震わせながら懸命に伝えてくれる本気の表情にドキッとしてしまう。
　
・ドット
「か、彼氏になったらって……のは、どういう意味？」余裕のなさそうなドットに、名前が聞いてみたくてと話せば、彼は自分の顔を両手で覆った。「オレあ思うね。男は女に振り回されてなんぼだって。もう、彼女が望むことはなんっっでもしてあげる！」瞳孔がガン開きだ。さすが、好きなタイプは好きになった人がタイプのドットくん。

・ランス
「は？そんな事を答えている暇はない」淡々と言い放ってふいっと顔を逸らすランス。名前がランスの前で両手を合わせて教えてよと懇願すれば、これみよがしに大きなため息をついて。「教えて欲しいなら、もっと頑張れ。オレにもう少し釣り合うようになったら、特別に教えてやってもいい」そう言って、ローブを翻して去っていった。さすが編入試験一位、カッコよすぎる。
　
・レイン
「くだらない、そんなことを聞くな」眉間に深くシワを寄せて、答えるレイン。それでも名前が食い下がれば、折れる気がないのを察したのか向き直って。「一度決めたことは何がなんでもやり通す奴であれば、手を貸す」つまり、彼女がやりたい事を一生懸命頑張るなら彼氏として手伝うってこと？ 相変わらずの言葉足らずに苦笑するも、レインの優しさを感じる。

・マックス
「お〜、君って意外と大胆なこと聞くんだね」にやにやとしながらマックスは名前に言う。「オレはそうだな……案外、自分の力以上のことをやろうとしちゃうかもな」悩みながらもそう答えたマックスに、名前がどうしてか問えば、イタズラめいた笑みで微笑んで。「彼女なんて大事な存在ができたら、当然頑張っちゃうだろ！ 男のカッコつけってやつさ」そんな瞳で見つめられたら、心臓だって飛び跳ねる。さすが、性格イケメン！