第一話『銀雪姫』
「もううううう!!なんで銀時に毒効かないんだよ!!」
「知らねえよ」
「ゴリ、銀ちゃんに遠慮しちゃダメアルよ」
「ええ、でも苦かったら銀時食べないだろうし、苦しいのはかわいそうだろ」
「情けかけすぎでしょ……殺すって言ってるのに」
「結局、毒を入れてないんですか?」
「いや、しびれ薬はいれたはずなんだけどな……」
「あんなの効くかよ!」
「うっ、次はもっと強い毒を仕入れないと……もう、嘘でもいいから倒れてくんない?」
「嫌だけど?」
「はぁ、近藤さん。あんた魔女なんだから、もっとしっかりしな。死にやしないよこいつは」
「うう、そうですね。次は一回で仕留めれるような毒を」
「俺は熊か」
「オイ、今度も余の出番がなかったんだが、どういうことじゃ!!」
「あ?バカ皇子はずっと控室にいりゃいいんじゃねェか」
「出番をよこせって言ってんだ馬鹿共。あとハタ皇子な!」
銀雪姫には、毒が効かない。
おわり
配役(答え合わせ)
白雪姫→銀さん
御妃様(魔女)→近藤さん
魔法の鏡→たま
家来→ザキ
七人の小人→神楽ちゃん、新八、定春
王子(出番なし)→ハタ皇子
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