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第二章 『異世界』
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「それで?お前はどっからきたんだ?」
お前じゃないネ!七海アル!って言う声が聞こえた。
「えっと、それが...分からないのです...」
ついさっきまでは覚えいたはずの事が全く思い出せない。本当に私は何処から?でも、思い出そうとすると胸の奥が疼く。
「分からないだぁ?おま...七海、出身地でもいいんだぞ。」
「分からないです...すみません」
「...、っ!まさかお...七海!監禁されてたのか!」
「え!違います!唯...ただ、思い出せないの...景色、色...もちろん名前も...でも、ここと似ている気がするの...江戸の街、歌舞伎町と...」
「~っ...そうか...すまねぇ事言った。思い出したら、また言ってくれ。」
「はい...あの、ところで土方さん...真選組って何ですか?」
「えっとぉ~...」
どうしたのかな…土方さんの表情が焦つているように見える。もしかして、不味いこと聞いた?!
「なんでィ土方さん言えないですかィ?ダメでさぁ土方さん、これじゃ副長失格でさァ。っていう事で副長辞めなせィ」
「っ!総悟てめぇ!...はぁ」
「なんでぃ土方さん?どっか調子悪いんでぃ?そしたら悪化して死んでくだせェ。」
「...ちょっと耳貸せ」
え、どうしよう。絶対変な事言っちゃった!
「...なんでィ、そんな事心配してたんですかィ?問題ないでさァ、きっと認めてくれるだろう、女好きだから。」
「...女好きって...」
なんか、変な組織とかでは無いよね...
「そうか...いいか七海、真選組というものは江戸の街を守る役職。警察だ。それもただの警察と違い帯刀をする。つまり武装警察だ」
「武装警察?戦うのですか?」
「いいや、戦うのではなくいざと言う保険のようなものだ。刀を扱う事は本当に危機に迫った時だけだ。」
「はぁ...でも、私...刀なんて触れた事もありません。」
「そうだよな...それはまた話し合って決める。まずは真選組の屯所に行くぞ。七海が真選組に入る許可は降りると思う。おい総悟、帰るぞ」
「へい。またな、チャイナ娘」
「けっ!次は決着付けてやるネ!七海!また会ったら私の家族に合わせてやるアル!楽しみにしてろよナ!」
「うん!社長さんには絶対説得するから、あともうちょっと我慢してね!」
「あいよ~!!」
ばいばい、と手を振ると前を向いて歩き出した。真選組か...神楽ちゃんが言っていた男だらけって本当に男の人しかいないのかな。
ワクワクと心を弾ませる一方、武装警察という帯刀をする危険な仕事に就く事になるかもしれないと思うと少し怖かったりもする。
けど、これが私のためになるのなら。
みんなの為になるのなら喜んでこの仕事尽くそう。
このよく分からない状況下の元で私は新たな道を切り開くために沖田君と土方さんの足跡を辿って前へ進む。
お前じゃないネ!七海アル!って言う声が聞こえた。
「えっと、それが...分からないのです...」
ついさっきまでは覚えいたはずの事が全く思い出せない。本当に私は何処から?でも、思い出そうとすると胸の奥が疼く。
「分からないだぁ?おま...七海、出身地でもいいんだぞ。」
「分からないです...すみません」
「...、っ!まさかお...七海!監禁されてたのか!」
「え!違います!唯...ただ、思い出せないの...景色、色...もちろん名前も...でも、ここと似ている気がするの...江戸の街、歌舞伎町と...」
「~っ...そうか...すまねぇ事言った。思い出したら、また言ってくれ。」
「はい...あの、ところで土方さん...真選組って何ですか?」
「えっとぉ~...」
どうしたのかな…土方さんの表情が焦つているように見える。もしかして、不味いこと聞いた?!
「なんでィ土方さん言えないですかィ?ダメでさぁ土方さん、これじゃ副長失格でさァ。っていう事で副長辞めなせィ」
「っ!総悟てめぇ!...はぁ」
「なんでぃ土方さん?どっか調子悪いんでぃ?そしたら悪化して死んでくだせェ。」
「...ちょっと耳貸せ」
え、どうしよう。絶対変な事言っちゃった!
「...なんでィ、そんな事心配してたんですかィ?問題ないでさァ、きっと認めてくれるだろう、女好きだから。」
「...女好きって...」
なんか、変な組織とかでは無いよね...
「そうか...いいか七海、真選組というものは江戸の街を守る役職。警察だ。それもただの警察と違い帯刀をする。つまり武装警察だ」
「武装警察?戦うのですか?」
「いいや、戦うのではなくいざと言う保険のようなものだ。刀を扱う事は本当に危機に迫った時だけだ。」
「はぁ...でも、私...刀なんて触れた事もありません。」
「そうだよな...それはまた話し合って決める。まずは真選組の屯所に行くぞ。七海が真選組に入る許可は降りると思う。おい総悟、帰るぞ」
「へい。またな、チャイナ娘」
「けっ!次は決着付けてやるネ!七海!また会ったら私の家族に合わせてやるアル!楽しみにしてろよナ!」
「うん!社長さんには絶対説得するから、あともうちょっと我慢してね!」
「あいよ~!!」
ばいばい、と手を振ると前を向いて歩き出した。真選組か...神楽ちゃんが言っていた男だらけって本当に男の人しかいないのかな。
ワクワクと心を弾ませる一方、武装警察という帯刀をする危険な仕事に就く事になるかもしれないと思うと少し怖かったりもする。
けど、これが私のためになるのなら。
みんなの為になるのなら喜んでこの仕事尽くそう。
このよく分からない状況下の元で私は新たな道を切り開くために沖田君と土方さんの足跡を辿って前へ進む。