世代別人物表
【終帝代】※年齢は1767年当時のもの
《クラウディア》
○17歳、女性
○一人称『私』
○第七代伝承皇帝『終帝』(最終皇帝)
●銀髪に近い淡めのハニーブロンド、銀眼。身長170cmくらい。色白細身(骨格の割に肉が無い=貧乳)。
●母方は貴族、父方は軍閥系。出生前から伝承法適性を予言され、祖母ジェシカに引き取られて育つ。即位後は『武帝』を名乗り、為政面には基本的に口出ししない(侵攻上の便宜的都合を除く)。伝承法適性は歴代最高値。術士並みの魔力と術法知識を持つが、前線に立つ方が好ましいという理由で剣技を主力にしている。最終遠征前、歴代皇帝の適性である風術から地術に転向。
●色々あった結果若干捻くれてはいるものの、根は真面目で一本気且つ仲間思いで、仲間に怪我をさせるくらいなら自己犠牲を選ぶような性格。実際に何度かきわどい事をやらかしては周囲に心配されたりしている。将来の夢は『人目を気にせずのんびり過ごす』こと。不用意に他人に触れられるのが嫌いなので、特に何事も無く触れ合える≒心を開いたサインのツンデレ系。物言いはややきつめ、外見はそれに輪を掛けてきつめ。美人ではある。
《ディアネイラ》
○17歳、女性
○一人称『あたし』
○第三遊撃隊長、親兵第一席
●淡い赤毛、緑がかった灰色の瞳。身長168cmくらい。クラウディア(最終皇帝)よりは丸みがあるがそれでも『ちっぱい』気味。
●ジェシカの弟子で、クラウディア(最終皇帝)とは半ば姉妹のように育った親友同士。その延長で、ユリシーズ・フィッシャー・アルジャンの3名とも幼馴染。大抵の人間から『最強(凶)』と言われる武(とツッコミ)の申し子。リチャードとアンドロマケー・オライオンとアメジストの血を引いており、『アンドロマケーの再来』とも称される。歩兵連中から恐れられる辺りはそっくり。
●変な方向へ暴走しがちなフィッシャーとマグダレーナにツッコミを入れたり、クールを気取りきれないユリシーズのケツ蹴り上げたり、素直になれない親友をフォローしたりと忙しい、一行のストッパー役。ご先祖様ズの奥手&ツンデレの血は何処へ行ったと言わんばかりのこざっぱりした姐御肌の持ち主。しかしハリー(※イケメンはヘタレの法則)に惚れている辺りは矢張り血筋か。
《マグダレーナ》
○20歳、女性
○一人称『わたし』
○元ホーリーオーダーの現術士部隊長、親兵第三席
●ベージュ系茶髪、濃いめの紫眼。身長160cmくらい。むっちり系+巨乳。
●キグナスとレダの孫娘で、クラウディア・アルジャンの双子とは遠縁(枝は違えど共に旧皇家筋)に当たる。回復術特化+若くて使える軍医という事で術士部隊長に任命。それが聖騎士叙任とほぼ同時だった為、紆余曲折を経て聖騎士称号は返上済み(下賜物は返還不要と言われたので一応受け取ってある)。
●高い術法適性と豊富な医学知識を持つ才媛、且つ愛らしい容姿を誇る。但し中身は非常に残念で、腐女子かつレズ寄りのバイ。フィッシャーとユリシーズを『理想のケンカップル』と言って憚らず(口論を目撃した際の口癖は『今日もご飯がおいしい』)、アルテミシアを『姉様』と慕ってはいちゃこらする。しかも回復術特化とか『運動は苦手』とか言いつつ、ちゃっかり棍棒が得意な一面もあったりと食えない女。瞳の色はおじいちゃんの隔世遺伝。
《フィッシャー》
○22歳、男性
○一人称『俺』
○豪商の子、武装商船団一般構成員、親兵第四席
●暗い青灰色系の髪(後ろ髪だけ長い)、緑眼。身長180cmちょっと。脱ぐと細い。
●本名は『フィッツジェラルド』。但し『長いし堅苦しいから』という理由で滅多に名乗らないし呼ばれない。あの辺やこの辺と幼馴染みなのは生家(主に富裕層を相手にする豪商)の都合で、割合貴族階級の知り合いが多い。
●クラウディア(最終皇帝)に随分前から惚れている(隠す気ゼロ)。アタックしては散々な目に遭わされているが『これも多分愛情の裏返し』で万事解決、最終的には何事にもポジティブシンキングに落ち着くのが取り柄。その辺りが目立つ所為で莫迦っぽく見える反面、蓋を開けてみるとそれなりにクレバーで、突然ド正論ぶちかましたりもする。力量云々はてんで周囲に敵わないのも悟っているので、小器用さに走り気味。色々あってユリシーズとはしょっちゅうがなり合ってるけど本来は無二の親友同士であり、喧嘩する程なんとやら状態。
《ユリシーズ》
○22歳、男性
○一人称『俺』
○クラウディア・アルジャンの従兄、親兵第二席
●金茶ベースに赤紫メッシュを入れた髪、薄い青灰色の瞳。身長185cmくらい。マッチョと言うよりは骨格がしっかりしてる系。
●双子の身内という立場も利用しつつ親兵(若しくは護衛)になれるよう教育された結果、そこらの隊長格くらいじゃ纏めて伸せるような化け物に成長。物理攻撃なら何でもするマルチプレイヤーだが、弓と体術だけは実戦で使えるレベルに到達せず(と本人は思っている)。
●パワーはあるものの、天賦の才という意味ではクラウディア(最終皇帝)に敵わず、タイマンの場合はディアネイラが苦手なタイプ(同属性故に拮抗してるとも云う)。唯一フィッシャーには負け無し。にも関わらずいらん対抗心で体術身に付けちゃう程度には負けず嫌いな、見た目の割に努力家の秀才型。クールを装いつつもフィッシャーが絡むと崩壊するのはご愛敬。幼少時から散々言われ続けてきた所為か『クラウディア(最終皇帝)を守る』という意識が強く、時折暴走するなど真面目な部分をちょっとだけ拗らせ気味。中盤以降に負傷~左目のみ弱視になる為、場合によっては皮眼帯着用。
〈クラウディア〉
○外見年齢12~13歳程度、女性?
○一人称『わたし』『ディーナ』
○イーリスと人間のハーフ(外見はほぼイーリス)
●緑・黒・薄紫が混じった髪、灰眼。身長135cmくらい。幼児体型とは云わないまでも、はっきりまな板。
●父親はシュウサク、母親はナディール。両親とトーレンスで暮らしていたが、オアイーブに付いてアバロンへ出て来た。魔力の高さを買われて術研へ入り、遠隔操作・通信術などを開発する。見た目と精神年齢は永遠のローティーン(実年齢は双子やディアネイラと同じくらいらしい)。外見がイーリス寄りの為本来は無性の筈が、一応娘として育てられたので自己認識は女性。コウメイがお気に入り。
〈コウメイ〉
○18歳、男性
○一人称『俺』
○高位術の天才
●鮮やかな赤毛、髪より少し暗い色の瞳。身長160cm台前半。もやし。
●モウトク最後の直弟子であり、秘蔵っ子。通常は複数人でやっと扱えるような複合術をひとりで制御する事が出来るなど、術・学問に関しては至極早熟。なのに若干世間知らずかつツンデレ寄りの天邪鬼系なのが玉に瑕。クラウディア(イーリス)に懐かれて扱いに困っていたり身長コンプレックスだったりと悩みが多いお年頃。
〈アルテミシア〉
○年齢非公表、女性
○一人称『私』
○第二遊撃隊長
●薄い灰茶の髪、青紫の瞳。身長175cmくらい。細グラマー。
●遊撃隊長としてはディアネイラの先輩に当たり、遊撃隊及び別働隊の指揮を主とする。そこらの野郎共よりよっぽど戦歴がある、強くて美しいお姉様。但し謎の改造ドレスで戦場を駆け回ったり、『レズじゃない』と言い張りつつマグダレーナとはハグもすればキスもするような関係だったりと、中身は大分変わり者。年齢については『少なくともマグダレーナよりは上』で『ハクゲンほど老けてない』らしい。
〈ハクゲン〉
○28歳、男性
○一人称『俺』
○兵役経験のある参謀長
●薄灰色の髪と同じ色の瞳。身長178cmくらい。筋肉も贅肉も付かない体質でひょろ長い+乱視が酷いので眼鏡。
●モウトクの弟子(コウメイの兄弟子)で、引退したモウトクの跡目を最終的に継いだ格好。純粋な魔力では其処此処に劣るが知識量と判断力は誰にも負けない、指令系統の大黒柱。但し、普段は無気力そうな表情とやる気無さげな口調の所為でちっともそうは見えない。更には外見+黒衣の所為で、大概の場合実年齢より遙かに老けて見える。
〈ハンニバル〉
○30歳、男性
○一人称『私』
○宮廷詰め衛士
●黒髪、アンバーの瞳。身長190cmくらい。でかい。
●士官学校卒業後、軍には所属せず直接ロレンスの護衛として仕官。そのままクラウディア(最終皇帝)の護衛兼近衛隊長になるが、当人もその取り巻きも色んな意味で強いので、若干アイデンティティを見失い気味+影が薄い。純粋なパワー面ではディアネイラやユリシーズよりも上の筈なのに、メンタルと言うか押しが弱いのがいけない。軍人ではないにしろ、立場上有事の際の発言力はある。
〈ジェシカ〉
○64歳、女性
○一人称『わたし』
○クラウディア・アルジャン・ユリシーズの祖母
●若干青みがかったプラチナブロンド、碧眼。身長160cmくらい。童顔気味で実年齢より遙かに若く見える(老けこんでないとも言う)。
●現役時代はモウトクと並び称された女猛者。普段はのほほんとした性格+孫達が生まれる頃には引退していたにも関わらず腕前はいまだ劣らないので、屡々『元祖化け物』扱いされる。孫達の中で中身も外身も一番似ているのは多分アルジャン。但し本人曰く『クラウディア(最終皇帝)はわたしの若い頃にそっくり』らしい。
〈モウトク〉
○77歳、男性
○一人称『私』
○将軍・先代参謀長(引退済み)
●淡い緑灰色の髪、やや緑がかった黒瞳。身長175cmちょっと。歳の所為で白髪は増えてもその他はてんで変わっていない。
●コウジュの直系子孫。現役時代は、参謀長=文官でありながら自ら剣を取って前線に立ち、将軍=武官にまでのし上がった、随分ハイレベルな文武両道。70歳を前に引退しており、以降は後進の育成に努める。影の渾名は『鬼師範』。
〔アルジャン〕
○17歳、男性
○一人称『僕』
○クラウディア(最終皇帝)の双子の兄 ※終帝男に相当
●銀髪に近い薄灰色の髪、銀眼。身長170cmちょっと。妹より少し大きい程度で、細いけど上半身は意外と筋肉質。
●幼少時の事故で負った怪我が原因で杖が無いと歩けず、即位出来なかった『もうひとりの最終皇帝』。伯父ロレンスの下で執政を学ぶ。最終皇帝という重責を妹ひとりに押し付ける格好になってしまった事を気に病んでいたりするが、そういった感情をフォローに回して表に出さない分、妹より性格的にやや大人か。顔立ち含め根底はそっくり、但しデフォルト表情の都合か、妹より大分柔和に見える。
《クラウディア》
○17歳、女性
○一人称『私』
○第七代伝承皇帝『終帝』(最終皇帝)
●銀髪に近い淡めのハニーブロンド、銀眼。身長170cmくらい。色白細身(骨格の割に肉が無い=貧乳)。
●母方は貴族、父方は軍閥系。出生前から伝承法適性を予言され、祖母ジェシカに引き取られて育つ。即位後は『武帝』を名乗り、為政面には基本的に口出ししない(侵攻上の便宜的都合を除く)。伝承法適性は歴代最高値。術士並みの魔力と術法知識を持つが、前線に立つ方が好ましいという理由で剣技を主力にしている。最終遠征前、歴代皇帝の適性である風術から地術に転向。
●色々あった結果若干捻くれてはいるものの、根は真面目で一本気且つ仲間思いで、仲間に怪我をさせるくらいなら自己犠牲を選ぶような性格。実際に何度かきわどい事をやらかしては周囲に心配されたりしている。将来の夢は『人目を気にせずのんびり過ごす』こと。不用意に他人に触れられるのが嫌いなので、特に何事も無く触れ合える≒心を開いたサインのツンデレ系。物言いはややきつめ、外見はそれに輪を掛けてきつめ。美人ではある。
《ディアネイラ》
○17歳、女性
○一人称『あたし』
○第三遊撃隊長、親兵第一席
●淡い赤毛、緑がかった灰色の瞳。身長168cmくらい。クラウディア(最終皇帝)よりは丸みがあるがそれでも『ちっぱい』気味。
●ジェシカの弟子で、クラウディア(最終皇帝)とは半ば姉妹のように育った親友同士。その延長で、ユリシーズ・フィッシャー・アルジャンの3名とも幼馴染。大抵の人間から『最強(凶)』と言われる武(とツッコミ)の申し子。リチャードとアンドロマケー・オライオンとアメジストの血を引いており、『アンドロマケーの再来』とも称される。歩兵連中から恐れられる辺りはそっくり。
●変な方向へ暴走しがちなフィッシャーとマグダレーナにツッコミを入れたり、クールを気取りきれないユリシーズのケツ蹴り上げたり、素直になれない親友をフォローしたりと忙しい、一行のストッパー役。ご先祖様ズの奥手&ツンデレの血は何処へ行ったと言わんばかりのこざっぱりした姐御肌の持ち主。しかしハリー(※イケメンはヘタレの法則)に惚れている辺りは矢張り血筋か。
《マグダレーナ》
○20歳、女性
○一人称『わたし』
○元ホーリーオーダーの現術士部隊長、親兵第三席
●ベージュ系茶髪、濃いめの紫眼。身長160cmくらい。むっちり系+巨乳。
●キグナスとレダの孫娘で、クラウディア・アルジャンの双子とは遠縁(枝は違えど共に旧皇家筋)に当たる。回復術特化+若くて使える軍医という事で術士部隊長に任命。それが聖騎士叙任とほぼ同時だった為、紆余曲折を経て聖騎士称号は返上済み(下賜物は返還不要と言われたので一応受け取ってある)。
●高い術法適性と豊富な医学知識を持つ才媛、且つ愛らしい容姿を誇る。但し中身は非常に残念で、腐女子かつレズ寄りのバイ。フィッシャーとユリシーズを『理想のケンカップル』と言って憚らず(口論を目撃した際の口癖は『今日もご飯がおいしい』)、アルテミシアを『姉様』と慕ってはいちゃこらする。しかも回復術特化とか『運動は苦手』とか言いつつ、ちゃっかり棍棒が得意な一面もあったりと食えない女。瞳の色はおじいちゃんの隔世遺伝。
《フィッシャー》
○22歳、男性
○一人称『俺』
○豪商の子、武装商船団一般構成員、親兵第四席
●暗い青灰色系の髪(後ろ髪だけ長い)、緑眼。身長180cmちょっと。脱ぐと細い。
●本名は『フィッツジェラルド』。但し『長いし堅苦しいから』という理由で滅多に名乗らないし呼ばれない。あの辺やこの辺と幼馴染みなのは生家(主に富裕層を相手にする豪商)の都合で、割合貴族階級の知り合いが多い。
●クラウディア(最終皇帝)に随分前から惚れている(隠す気ゼロ)。アタックしては散々な目に遭わされているが『これも多分愛情の裏返し』で万事解決、最終的には何事にもポジティブシンキングに落ち着くのが取り柄。その辺りが目立つ所為で莫迦っぽく見える反面、蓋を開けてみるとそれなりにクレバーで、突然ド正論ぶちかましたりもする。力量云々はてんで周囲に敵わないのも悟っているので、小器用さに走り気味。色々あってユリシーズとはしょっちゅうがなり合ってるけど本来は無二の親友同士であり、喧嘩する程なんとやら状態。
《ユリシーズ》
○22歳、男性
○一人称『俺』
○クラウディア・アルジャンの従兄、親兵第二席
●金茶ベースに赤紫メッシュを入れた髪、薄い青灰色の瞳。身長185cmくらい。マッチョと言うよりは骨格がしっかりしてる系。
●双子の身内という立場も利用しつつ親兵(若しくは護衛)になれるよう教育された結果、そこらの隊長格くらいじゃ纏めて伸せるような化け物に成長。物理攻撃なら何でもするマルチプレイヤーだが、弓と体術だけは実戦で使えるレベルに到達せず(と本人は思っている)。
●パワーはあるものの、天賦の才という意味ではクラウディア(最終皇帝)に敵わず、タイマンの場合はディアネイラが苦手なタイプ(同属性故に拮抗してるとも云う)。唯一フィッシャーには負け無し。にも関わらずいらん対抗心で体術身に付けちゃう程度には負けず嫌いな、見た目の割に努力家の秀才型。クールを装いつつもフィッシャーが絡むと崩壊するのはご愛敬。幼少時から散々言われ続けてきた所為か『クラウディア(最終皇帝)を守る』という意識が強く、時折暴走するなど真面目な部分をちょっとだけ拗らせ気味。中盤以降に負傷~左目のみ弱視になる為、場合によっては皮眼帯着用。
〈クラウディア〉
○外見年齢12~13歳程度、女性?
○一人称『わたし』『ディーナ』
○イーリスと人間のハーフ(外見はほぼイーリス)
●緑・黒・薄紫が混じった髪、灰眼。身長135cmくらい。幼児体型とは云わないまでも、はっきりまな板。
●父親はシュウサク、母親はナディール。両親とトーレンスで暮らしていたが、オアイーブに付いてアバロンへ出て来た。魔力の高さを買われて術研へ入り、遠隔操作・通信術などを開発する。見た目と精神年齢は永遠のローティーン(実年齢は双子やディアネイラと同じくらいらしい)。外見がイーリス寄りの為本来は無性の筈が、一応娘として育てられたので自己認識は女性。コウメイがお気に入り。
〈コウメイ〉
○18歳、男性
○一人称『俺』
○高位術の天才
●鮮やかな赤毛、髪より少し暗い色の瞳。身長160cm台前半。もやし。
●モウトク最後の直弟子であり、秘蔵っ子。通常は複数人でやっと扱えるような複合術をひとりで制御する事が出来るなど、術・学問に関しては至極早熟。なのに若干世間知らずかつツンデレ寄りの天邪鬼系なのが玉に瑕。クラウディア(イーリス)に懐かれて扱いに困っていたり身長コンプレックスだったりと悩みが多いお年頃。
〈アルテミシア〉
○年齢非公表、女性
○一人称『私』
○第二遊撃隊長
●薄い灰茶の髪、青紫の瞳。身長175cmくらい。細グラマー。
●遊撃隊長としてはディアネイラの先輩に当たり、遊撃隊及び別働隊の指揮を主とする。そこらの野郎共よりよっぽど戦歴がある、強くて美しいお姉様。但し謎の改造ドレスで戦場を駆け回ったり、『レズじゃない』と言い張りつつマグダレーナとはハグもすればキスもするような関係だったりと、中身は大分変わり者。年齢については『少なくともマグダレーナよりは上』で『ハクゲンほど老けてない』らしい。
〈ハクゲン〉
○28歳、男性
○一人称『俺』
○兵役経験のある参謀長
●薄灰色の髪と同じ色の瞳。身長178cmくらい。筋肉も贅肉も付かない体質でひょろ長い+乱視が酷いので眼鏡。
●モウトクの弟子(コウメイの兄弟子)で、引退したモウトクの跡目を最終的に継いだ格好。純粋な魔力では其処此処に劣るが知識量と判断力は誰にも負けない、指令系統の大黒柱。但し、普段は無気力そうな表情とやる気無さげな口調の所為でちっともそうは見えない。更には外見+黒衣の所為で、大概の場合実年齢より遙かに老けて見える。
〈ハンニバル〉
○30歳、男性
○一人称『私』
○宮廷詰め衛士
●黒髪、アンバーの瞳。身長190cmくらい。でかい。
●士官学校卒業後、軍には所属せず直接ロレンスの護衛として仕官。そのままクラウディア(最終皇帝)の護衛兼近衛隊長になるが、当人もその取り巻きも色んな意味で強いので、若干アイデンティティを見失い気味+影が薄い。純粋なパワー面ではディアネイラやユリシーズよりも上の筈なのに、メンタルと言うか押しが弱いのがいけない。軍人ではないにしろ、立場上有事の際の発言力はある。
〈ジェシカ〉
○64歳、女性
○一人称『わたし』
○クラウディア・アルジャン・ユリシーズの祖母
●若干青みがかったプラチナブロンド、碧眼。身長160cmくらい。童顔気味で実年齢より遙かに若く見える(老けこんでないとも言う)。
●現役時代はモウトクと並び称された女猛者。普段はのほほんとした性格+孫達が生まれる頃には引退していたにも関わらず腕前はいまだ劣らないので、屡々『元祖化け物』扱いされる。孫達の中で中身も外身も一番似ているのは多分アルジャン。但し本人曰く『クラウディア(最終皇帝)はわたしの若い頃にそっくり』らしい。
〈モウトク〉
○77歳、男性
○一人称『私』
○将軍・先代参謀長(引退済み)
●淡い緑灰色の髪、やや緑がかった黒瞳。身長175cmちょっと。歳の所為で白髪は増えてもその他はてんで変わっていない。
●コウジュの直系子孫。現役時代は、参謀長=文官でありながら自ら剣を取って前線に立ち、将軍=武官にまでのし上がった、随分ハイレベルな文武両道。70歳を前に引退しており、以降は後進の育成に努める。影の渾名は『鬼師範』。
〔アルジャン〕
○17歳、男性
○一人称『僕』
○クラウディア(最終皇帝)の双子の兄 ※終帝男に相当
●銀髪に近い薄灰色の髪、銀眼。身長170cmちょっと。妹より少し大きい程度で、細いけど上半身は意外と筋肉質。
●幼少時の事故で負った怪我が原因で杖が無いと歩けず、即位出来なかった『もうひとりの最終皇帝』。伯父ロレンスの下で執政を学ぶ。最終皇帝という重責を妹ひとりに押し付ける格好になってしまった事を気に病んでいたりするが、そういった感情をフォローに回して表に出さない分、妹より性格的にやや大人か。顔立ち含め根底はそっくり、但しデフォルト表情の都合か、妹より大分柔和に見える。