dream



特に代わり映えのない日常をすごしていた。

普通に朝起きてご飯食べて、学校へ向かう

教室に入って席に座ると前の方の席でほのちゃん、天ちゃん、れなちゃん、夏鈴が話していた。


私の席は窓側の後ろから2番目の席だ。


ぼーっと外を眺めていたら笑い声が聞こえたのでふと目をやるとれなちゃんや夏鈴からは見えない位置でほのちゃんと天ちゃんが手を繋いでいるのが見えた。

森「…っ」

見たくないものを見てしまった。



現実を受け入れないようにまた外の風景に目をやる。


するとほのちゃんが私に気づき


田「あ!ひいちゃん来た!おはよう」

そう言ってほのちゃんはこっちに来てくれた

森「あ、うん、おはよ」

でも今の私は嫉妬で余裕がない。
天ちゃんと手を繋いでいるときのほのちゃんのあんな愛しさに溢れた顔見たことないし、私には到底引き出すことが出来ない。


田「?ひいちゃんどうしたん?」


ほのちゃんは心配して顔を覗き込んで来たけど
私は席を立って


森「なんにもないよ、私トイレ行ってくるね」

そう言って作り笑いをして、ほのちゃんから離れるように教室を出た。






お昼の時間になって屋上へ行き、さらにはしごがあるところをのぼってご飯を食べていた。

ここは誰もこないし来たとしても意外と見つけられないのだ


ガチャッ

すると誰かが入ってきた。

誰かと思えばほのちゃんと天ちゃんだった。

すぐに隠れて様子を見ていると、天ちゃんはほのちゃんの頭を撫でて

天「ほのちゃんかわいい、学校だからここにするね」

そう言ってほのちゃんの頬にキスをした。

ほのちゃんは顔を赤らめて照れていた。



あ、やばい涙が出てくる
胸が苦しい

嫉妬で心がぐちゃぐちゃだ

やばい…






_____________________


田「…ゃん、…いちゃん、ひいちゃん!」

森「っは!」ハアッハアッ

田「ひいちゃん!大丈夫!?
すごいうなされてたけど」

森「ほ、ほのちゃん…なんで、え?」

田「え?どうしたん?
いつも一緒に寝とるやん!
よっぽどすごい夢でも見たん?」

森「ゆ、夢…?
あれ?天ちゃんは?」

田「え?なんで天ちゃん?お家おるとちゃうん?
それよりひいちゃん涙が」

そう言ってほのちゃんは私の涙を拭ってくれた。

森「…夢か」


夢でほのちゃんと天ちゃんが付き合ってるみたいなのを見てうなされて泣いてたのか…















え、落ち着いて冷静になったら恥ずかしくなってきた、なんて言おう
















田「で、ひいちゃんどんな夢見たん?」

心配そうに頭を撫でながら聞いてくれるほのちゃん

森「…い、いや内容は覚えとらんのやけど」

田「そっか、おいでひいちゃん」

森「ん」



ほのちゃんがギュッて抱きしめてくれてすごい心配してくれて、あれは現実じゃなくて夢で良かったと安心する。



森「ねぇ、私はほのちゃんのもの?」

田「なっ!///
そ、そーやけど急にどうしたんや///」

森「ううん、なんでもない」



安心してほのちゃんに甘えたくなったのでほのちゃんの肩に頭をグリグリする。



田「あ〜、ひいちゃんその感じ絶対夢のこと覚えとるやろ」

森「ギクッ そ、そんなことないけ」

田「も〜う、大丈夫ならいいけどほんまに心配したんやで〜
何回呼んでも苦しそうに涙流しながらほののこと呼ぶんやもん」

森「え!私そんなほのちゃんこと呼んでたの!?」

田「そーやで!こんなひいちゃん見たことないからどうしようかと焦ったわ」




森「…じ、実は夢でほのちゃんと天ちゃんが両思い?みたいな感じでそれを見の前で見て苦しくなった」

田「へ?」

森「だ、だからほのちゃんが天ちゃんと付き合ってるみたいで手繋いだりほっぺにキスされてて…」

田「なんやそれ〜笑」

森「なんか高校生でみんな同じクラスだったんだけど、私が席着くと前の席でほのちゃんと天ちゃんが手繋いでイチャイチャしていて
それで見てるの辛くてトイレ逃げたのと

屋上でご飯食べてたら2人が来てほのちゃんのほっぺにキスしてて、ほのちゃんがてんちゃんに見たことない表情してるの見て
あー、私には無理なんやって目の前の光景に苦しくなって多分涙でたんやと思う…」



夢の出来事を言い終えるとなんかほのちゃんはすごい嬉しそうな顔をしてる



森「な、なんでそんなニヤニヤしよると?」

田「んー?ひいちゃんがそんな嫉妬して、うなされるくらいほののこと好きなんやなって笑」

森「…///」


田「でもなひいちゃん、ほのが好きなのはひいちゃんやし、キスとかもしたいのはひいちゃんだけやで」

そう言って私の唇にキスをしてくれた


田「ひいちゃんはあんまり言葉では言わないから余計にその嫉妬が可愛いくて嬉しくて」ニヤニヤ

森「も、もう恥ずかしいけ///」



fin











楽屋にて…

天「あれ?ひかる今日はほのにベッタリなんやな」

田「あ、天ちゃんや〜
実はなひいちゃん今日うなさ…」

森「うわー!ほのちゃん!い、いいよそれ言わなくても」

天「なんやなんや?聞かせて笑」

田「ひいちゃんが…」

森「ほのちゃん!!」

ほのちゃんの口を閉じようとすると天ちゃんに後ろから抱きしめられ身動きが取れなくなった。

天「続けて」

田「…あ、そうそう
ひいちゃんがほのと天ちゃん付き合ってる夢見て嫉妬で苦しくなって泣いちゃったの」

天「え!なにそれ!?ひかるかわいい〜!!」

森「も、もう恥ずかしいけこの話やめよう///」

田「ってことでひいちゃんは今日はほのにベッタリな日やからひいちゃん返してな〜」グイッ

ギュッ

森「///」


天「ごめんごめん笑
ほの目がガチやから怖いよ〜まつ〜助けて〜」

松「??」






1/1ページ
スキ