warmth


森田side


今日は唯衣ちゃんの家でほのちゃんとまりなと私の4人で宅飲みをした
と言っても私はお酒好きじゃないからオレンジジュースでの参加だった


みんなで盛り上がりすぎたのか、1時を越える頃にはほのちゃんは先に寝てしまった

唯衣ちゃんもまりなもベロベロに酔っているので順番に寝かせた

ここまでは良かったのだが…

そういえば布団1人分足りないから誰か2人で寝なきゃって言ってたな

勝手に隣に入るのも申し訳ないしクッションだけ借りて床で寝よう

みんなが寝たので私も寝ようとしたけどやっぱり寝付けなくて動画見ながら寝落ちでもしてくれればと思いアニメを見始めた






田村side

なんか目が覚めて暗闇の中、手探りで携帯を探す
パッと画面を見たら2時半だった

変な時間に起きてしまったなぁなんて思いながらもう1回寝ようと寝返りをして瞼を閉じようとしたけど、あれ?誰か起きてる?

寝返りをした先に手を伸ばせば届く距離にひいちゃんの後ろ姿があった

寝転びながら動画でも見てるんかな
でもこんな時間になんで?そもそもなんで床?

回らない頭をフル回転させて記憶を呼び起こす


…あ、そういえば布団ひとつ足りんからって唯衣ちゃん言ってたなぁ
ひいちゃんまさか申し訳ないしとか言って…

ひいちゃんなら有り得るな

みんなが起きないように小さめの声でひいちゃんを呼んだ

田「…ひいちゃん」

森「!?び、びっくりした
ほのちゃん起きてたの?」

田「さっき目空いちゃった」

森「ごめんね、眩しかった?」

田「ううん、全然大丈夫やで
それよりなんでそんなとこおるん?寝んの?」

森「なんか寝付けなくてアニメ見てた」

田「床で?」

森「え?あー、うん笑」

田「布団1個足らんから?」

森「…うん笑」

田「なぁひいちゃん…こっちおいで
一緒に寝よ?」





森田side

えっと、これはどうした
聞き間違えじゃなかったら一緒に寝ようって、ほのちゃん好きすぎて幻聴まで聞こえたか?なんてフリーズしてたらほのちゃんに引っ張られて強制的に同じ布団の中へ
しかも向き合ってるからほのちゃんの顔が目の前に

びっくりしすぎて目をパチパチしてると

田「ひいちゃんもしほのが起きんかったらそのまま床で寝るつもりやったん?」

森「え、あ、うん
なんかみんな先に寝ちゃったけ誰かの布団に入るタイミング見失っちゃった」

田「そんなん勝手入ってきてくれれば良かったやん」

森「朝起きて知らないうちに隣いたら驚かせちゃうかなって…」

田「もう…ひいちゃんったら」

ほのちゃんはまだ眠いのかとろんとした目で私の頭を撫でてそのまま頬をぷにぷにし始めた

森「ほ、ほのちゃん?」

田「んー?」

森「まだ眠いでしょ?もう1回寝よう?
あ、酔い冷めた?お水いる?」

田「ううん、お水大丈夫ありがと
ねぇひいちゃん…ギューして」





え、これ現実?さすがに夢か、うん、きっとそうだなんて混乱している私
ほのちゃんが可愛すぎてもはやキャパオーバー

そして思考回路が停止した私はロボットみたいにぎこちない動きをしている




その間にほのちゃんは容赦なく私の首元にすり寄ってきて抱きしめられる

行き場のない手をどうしようかと空中でさ迷っていると

田「ひいちゃんもギュッてして…」

こんなに心臓バクバクしてて絶対ほのちゃんに聞こえてる

ほのちゃんに言われた通りギュッて抱きしめると

田「ふふっ、ひいちゃん好き…」

森「え!?」

そう言い残してほのちゃんは寝てしまった
ドキドキしすぎてすごい速さで脈打っているのが分かるくらい
余計に寝れん!

そう思っていたけど、しばらくするとほのちゃんの温かさでだんだん眠くなってきた

ほのちゃんのサラサラな髪を触っていると私も寝てしまった



…To be continued
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