イ反面ライダー鎧武
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「はじめして。私は戦極凌馬。君の上司だ...とは言ってもこの部署は私と君との2人だけ。これからよろしく」
『どうも...平手流星です。よろしくお願いします』
ユグドラシルコーポレーション。巨大樹を模した建物、その中にある第6ラボ。ここが俺の勤め先となる所。呉島貴虎という人に腕を買われてここへ来た。業界最大手データ会社からのヘッドハンティング。
「貴虎に買われてきたのか。君も大変だねぇ」
『大変...ですか?』
「アイツ最近私の研究に難癖つけるんだ。データ解析早くしろって」
『はあ』
「それで、貴虎は君を私のところへ差し向けてきたのさ。」
『...』
ペラペラと。よくもまあこんなに饒舌に喋ること喋ること。
「ま、私の右腕としてこき使われる運命なんだ君は」
『...承知の上で来ましたから』
「頼もしいねえ」
「なにペラペラ話してるんだ」
ドアの向こうからやってきたのは俺を引っこ抜いてきた張本人。
「あ、貴虎。君の遣わせた平手くんとよろしく談笑していたところだ」
「そうか。平手はもう慣れたのか?」
『まだ全然ですよ。この人がペラペラ喋ってくるんです』
「ゆっくり慣れればいい。ところで戦極、昨日渡した案件は解決したか?」
「まだに決まっているだろう。他にも仕事はあるんだし...平手くんに任せてみようかな」
『...何をすればいいんです?』
「ん~とね、このサイトのハッキング。どうもココのヤツら匂うんだよ。ね!貴虎」
「ああ。相手はどうやら天才ハッカーらしい」
『天才?嘘つけよ』
デスクの上に畳んであった白衣を羽織る。
『俺が相手だ』
ひゅーい。聞こえたのは戦極凌馬の口笛。
『...終わりました』
「ふーん。やるじゃん」
『当たり前でしょう。俺は安くない』
「そうだな。お前を買い取るのに苦労した」
「貴虎が?そんなに?」
「ああ。かなり積んだ」
「へぇ。ねえ平手くんトシ幾つ?」
『20です』
「若いねえ。貴虎、私達オジサンだよ、オジサン。どうしようね?」
「言うな。悲しくなる」
『よろしくお願いしますね、オジサン』
「ねえ貴虎」
「なんだ」
「私は平手くんを嫌いになりそうだ。性格悪いよ」
「同感だ。だが、お前の部下だ。責任持って面倒見ろ」
「買い取ったのはドコの誰かな」
「さあな」
『あの』
「なに?」
『俺戦極さんのこと好きですよ』
「それどういう風の吹き回し?」
『俺こんな感じなんで相手に全然伝わらないんすけど。好きです』
「つまり?」
『LIKEじゃなくてLOVEの方で』
「ねえ、貴虎」
「なんだ?」
「私責任持って彼の面倒見るよ」
「頼む」
『戦極さん。俺どこまででもついていきますから』
「よろしく。これから面白くなりそうだよ...そうだ」
『?』
「私の開発中のとっておきを見せてあげよう。ついておいで」
『喜んで』
「さあ行こうか、私の’’右腕くん’’」
『どうも...平手流星です。よろしくお願いします』
ユグドラシルコーポレーション。巨大樹を模した建物、その中にある第6ラボ。ここが俺の勤め先となる所。呉島貴虎という人に腕を買われてここへ来た。業界最大手データ会社からのヘッドハンティング。
「貴虎に買われてきたのか。君も大変だねぇ」
『大変...ですか?』
「アイツ最近私の研究に難癖つけるんだ。データ解析早くしろって」
『はあ』
「それで、貴虎は君を私のところへ差し向けてきたのさ。」
『...』
ペラペラと。よくもまあこんなに饒舌に喋ること喋ること。
「ま、私の右腕としてこき使われる運命なんだ君は」
『...承知の上で来ましたから』
「頼もしいねえ」
「なにペラペラ話してるんだ」
ドアの向こうからやってきたのは俺を引っこ抜いてきた張本人。
「あ、貴虎。君の遣わせた平手くんとよろしく談笑していたところだ」
「そうか。平手はもう慣れたのか?」
『まだ全然ですよ。この人がペラペラ喋ってくるんです』
「ゆっくり慣れればいい。ところで戦極、昨日渡した案件は解決したか?」
「まだに決まっているだろう。他にも仕事はあるんだし...平手くんに任せてみようかな」
『...何をすればいいんです?』
「ん~とね、このサイトのハッキング。どうもココのヤツら匂うんだよ。ね!貴虎」
「ああ。相手はどうやら天才ハッカーらしい」
『天才?嘘つけよ』
デスクの上に畳んであった白衣を羽織る。
『俺が相手だ』
ひゅーい。聞こえたのは戦極凌馬の口笛。
『...終わりました』
「ふーん。やるじゃん」
『当たり前でしょう。俺は安くない』
「そうだな。お前を買い取るのに苦労した」
「貴虎が?そんなに?」
「ああ。かなり積んだ」
「へぇ。ねえ平手くんトシ幾つ?」
『20です』
「若いねえ。貴虎、私達オジサンだよ、オジサン。どうしようね?」
「言うな。悲しくなる」
『よろしくお願いしますね、オジサン』
「ねえ貴虎」
「なんだ」
「私は平手くんを嫌いになりそうだ。性格悪いよ」
「同感だ。だが、お前の部下だ。責任持って面倒見ろ」
「買い取ったのはドコの誰かな」
「さあな」
『あの』
「なに?」
『俺戦極さんのこと好きですよ』
「それどういう風の吹き回し?」
『俺こんな感じなんで相手に全然伝わらないんすけど。好きです』
「つまり?」
『LIKEじゃなくてLOVEの方で』
「ねえ、貴虎」
「なんだ?」
「私責任持って彼の面倒見るよ」
「頼む」
『戦極さん。俺どこまででもついていきますから』
「よろしく。これから面白くなりそうだよ...そうだ」
『?』
「私の開発中のとっておきを見せてあげよう。ついておいで」
『喜んで』
「さあ行こうか、私の’’右腕くん’’」