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▧世界観の簡単な説明
舞台は大正時代の日本によく似たところ。古来から上空に存在し、「赦无」という名の神が住むとされてきた島は「天の原」と呼ばれ信仰の対象となってきたが、その神の力は強すぎるあまり人間を狂わせ異形と呼ばれる化け物にしてしまうという。異形は一定の確率で発生し、ものによれば人間を喰い殺し建物をなぎ倒す災害のような存在になるそれらを昔は神からの罰、または使者として捧げものをして鎮めるなど丁重に扱い崇めていた。しかし時代が進み近代化・欧米化に駆られる日本では、経済発展に不必要かつ不合理な文化を消滅させるため政府によってつくられた組織「鬼灯」によりそれらは処理されるようになった。鬼灯の目標は天の原へ上陸し神を殺して異形発生の原因を潰すことにある。

▧ストーリー展開
フリーゲーム的なイメージ。天の原に上陸するための情報・アイテムを探すため各地に居座る大物異形を倒しながら伝承の真実や登場人物の過去について解き明かしていく話。選択肢や探索度、好感度によってエンド分岐あると思います(未定)。

▧鬼灯について(組織図:別画像参照)
正式名称は帝国特別機関鬼灯。基本的に異形による災害で発生する孤児または志願兵から構成される。
入団は15歳から。それ以下の子供は鬼灯直轄の孤児院で保護・管理される。
旧鬼灯が十数年前の襲撃により壊滅してしまったため、それ以降に入団した若い兵士が多い。
入団してすぐは訓練兵で十分な経験を積んでから各部署に分けられる(例外あり)。基本2人1組で同室ペアを組まれ、そのペアで活動することが多い。階級が上がれば1人部屋も可能。
鬼灯は軍事的組織であり、未だ信仰を続ける一般市民からは強い批判を受けているため普通の街中ではなく城下町のように鬼灯を中心とした都市に存在している。天の原がある東京に本部があり、関西(京都)・関東(仙台)に二大支部を持つ。これは1番影響を受けやすい東京に異形が多く発生することと、本部の討伐網をくぐり抜けてきた異形を処理する必要があることが理由。情報収集のため小さな支部も各地に点在している。

▧外伝
鬼灯の街にある郵便局という名のなんでも屋の話。
配達(でないこともある)業務を通して本編の裏で起こっていた出来事や後日談を描く予定。
現役引退した鬼灯の兵士や身体的事情などで孤児院から鬼灯に上がれなかった者が多く働いている。局長は前者の義足義眼の女性で、主人公は後者。
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