母さん、出陣してみたぞ
「ここが…ハコダテか。」
「はい。旧幕府軍と新政府軍の戦争の終結の地です。」
「そ、そうか…」
一体何の事だか全くわからん。帰ったら調べるか。それか、菊さんに教えてもらうか。
「時間遡行軍はどこだい?」
「ざっと見た感じはいないな…というか時間遡行軍はどんな見た目なんだ?服装とかは?」
敵兵の特徴を知ることは戦いの基本だ。
「時間遡行軍の特徴…ですか?ええとですね「伏せろっ!」⁈」
私が叫んだと同時に弓矢が降ってきた。
「皆無事か⁉」
「大丈夫だよ。…今のは時間遡行軍の攻撃かな?」
「ああ多分な!しかしどこから攻撃してきたんだ…?」
弓矢が飛んできた方向は…あそこだ!骨のようなものが二体、あれが時間遡行軍だろう。
「歌仙!6時の方向に時間遡行軍二体!迎え撃つぞ!」
「分かったよ!そういえば主、武器は⁉」
「短刀、拳銃、レイピアがある!」
「そんな持っているのかい⁉」
短刀の鞘を払い臨戦態勢に入った。
…来るぞ
キンっと刃のぶつかる音がした。これが時間遡行軍か…間近でみると余計に気味が悪い。すぐに終わらせよう。
ズガァン…
ぱきん、と敵兵の刃にヒビが入り、折れた。
「歌仙、こちらは終わったぞ。そちらはどうだ…歌仙⁈」
「貴様っ…万死に値するぞ!」
振り返ると、敵兵に斬りつけられてぼろぼろの歌仙がいた。
「歌仙!大丈夫か⁈加勢するぞ!」
「大丈夫だ!…貴様の罪は重いぞっ…!!!!!!」
急に歌仙の周りが明るくなった。
「おおっ!真剣必殺が出ましたね!」
「コ、コンノスケ⁈今までどこにいたんだ⁈真剣必殺って⁈」
「雅を解さない罰だ!」
歌仙が敵兵の首を貫いた。
「真剣必殺とは~ということです!」
「そ、そうか…」
真剣必殺か…出来れば発動させたくないな。
「歌仙、大丈夫か?すぐ本丸に帰って手当てをしよう。」
「ありがとう…」
*
*
*
*
*
「困ったな…思ったより深手だ…」
「歌仙、手当てをするぞ。」
「ああ…」
と、言ったものの、歌仙の傷は救急セットの道具だけでは塞がらなそうだ。…病院に行くか?なんて説明しようか?時間遡行軍との戦いで斬りつけられてました。…いや、ヤバい奴だと思われそうだな…
「どうしたものか…」
「あ、お待ちください!刀剣男士には手当てではなく、手入れをしていただきます。」
「手入れ…?」
刀剣だからか?
「やり方を説明するので、歌仙兼定を手入れ部屋まで運んでください。案内します!」
「わかった。」
〜in手入れ部屋〜
「刀剣男士が傷ついた際には、こちらの打粉を使って手入れします。今回は最初なので、特別に手伝い札を支給します。」
「ああ。」
コンノスケから札を貰い歌仙に貼り付けた。すると、歌仙の傷がふさがれて、ついには傷跡も消えた。
「歌仙兼定はこのまま寝かしておきましょう。その間、主様には鍛刀をしてもらいます。」
「鍛刀…?」
「刀剣男士は普通戦場で拾うか、本丸の鍛刀場で鍛刀して仲間にします。まあ見た方が早いですね!早速鍛刀しましょう!」
「な、おいコンノスケ⁈」
半ば無理矢理手入れ部屋を後にして、鍛刀場へと向かった。
「さあ説明しますよう!これをこうして…こうです!」
「これをこうして…こうか?」
「お上手ですよ!そしたらこうして…こうです!」
「こうして…こうか!」
コンノスケにやり方を教えてもらい、なんとか鍛刀を終えた。
「後は刀鍛冶の妖精がやりますので、主様は時間を待つだけです。」
おねがいしますよう!とコンノスケが刀鍛冶の妖精に話しかけた。
「わかった。もう一振り鍛刀していいか?」
「構いませんよ。」
さっきは資材をall50にしたが…面倒だからこのままでいいか。
*
*
*
*
続く!(多分)
「はい。旧幕府軍と新政府軍の戦争の終結の地です。」
「そ、そうか…」
一体何の事だか全くわからん。帰ったら調べるか。それか、菊さんに教えてもらうか。
「時間遡行軍はどこだい?」
「ざっと見た感じはいないな…というか時間遡行軍はどんな見た目なんだ?服装とかは?」
敵兵の特徴を知ることは戦いの基本だ。
「時間遡行軍の特徴…ですか?ええとですね「伏せろっ!」⁈」
私が叫んだと同時に弓矢が降ってきた。
「皆無事か⁉」
「大丈夫だよ。…今のは時間遡行軍の攻撃かな?」
「ああ多分な!しかしどこから攻撃してきたんだ…?」
弓矢が飛んできた方向は…あそこだ!骨のようなものが二体、あれが時間遡行軍だろう。
「歌仙!6時の方向に時間遡行軍二体!迎え撃つぞ!」
「分かったよ!そういえば主、武器は⁉」
「短刀、拳銃、レイピアがある!」
「そんな持っているのかい⁉」
短刀の鞘を払い臨戦態勢に入った。
…来るぞ
キンっと刃のぶつかる音がした。これが時間遡行軍か…間近でみると余計に気味が悪い。すぐに終わらせよう。
ズガァン…
ぱきん、と敵兵の刃にヒビが入り、折れた。
「歌仙、こちらは終わったぞ。そちらはどうだ…歌仙⁈」
「貴様っ…万死に値するぞ!」
振り返ると、敵兵に斬りつけられてぼろぼろの歌仙がいた。
「歌仙!大丈夫か⁈加勢するぞ!」
「大丈夫だ!…貴様の罪は重いぞっ…!!!!!!」
急に歌仙の周りが明るくなった。
「おおっ!真剣必殺が出ましたね!」
「コ、コンノスケ⁈今までどこにいたんだ⁈真剣必殺って⁈」
「雅を解さない罰だ!」
歌仙が敵兵の首を貫いた。
「真剣必殺とは~ということです!」
「そ、そうか…」
真剣必殺か…出来れば発動させたくないな。
「歌仙、大丈夫か?すぐ本丸に帰って手当てをしよう。」
「ありがとう…」
*
*
*
*
*
「困ったな…思ったより深手だ…」
「歌仙、手当てをするぞ。」
「ああ…」
と、言ったものの、歌仙の傷は救急セットの道具だけでは塞がらなそうだ。…病院に行くか?なんて説明しようか?時間遡行軍との戦いで斬りつけられてました。…いや、ヤバい奴だと思われそうだな…
「どうしたものか…」
「あ、お待ちください!刀剣男士には手当てではなく、手入れをしていただきます。」
「手入れ…?」
刀剣だからか?
「やり方を説明するので、歌仙兼定を手入れ部屋まで運んでください。案内します!」
「わかった。」
〜in手入れ部屋〜
「刀剣男士が傷ついた際には、こちらの打粉を使って手入れします。今回は最初なので、特別に手伝い札を支給します。」
「ああ。」
コンノスケから札を貰い歌仙に貼り付けた。すると、歌仙の傷がふさがれて、ついには傷跡も消えた。
「歌仙兼定はこのまま寝かしておきましょう。その間、主様には鍛刀をしてもらいます。」
「鍛刀…?」
「刀剣男士は普通戦場で拾うか、本丸の鍛刀場で鍛刀して仲間にします。まあ見た方が早いですね!早速鍛刀しましょう!」
「な、おいコンノスケ⁈」
半ば無理矢理手入れ部屋を後にして、鍛刀場へと向かった。
「さあ説明しますよう!これをこうして…こうです!」
「これをこうして…こうか?」
「お上手ですよ!そしたらこうして…こうです!」
「こうして…こうか!」
コンノスケにやり方を教えてもらい、なんとか鍛刀を終えた。
「後は刀鍛冶の妖精がやりますので、主様は時間を待つだけです。」
おねがいしますよう!とコンノスケが刀鍛冶の妖精に話しかけた。
「わかった。もう一振り鍛刀していいか?」
「構いませんよ。」
さっきは資材をall50にしたが…面倒だからこのままでいいか。
*
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*
続く!(多分)
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