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詩 2022/07/04〜

Applause for yourself


僕は僕だと言ったら
君はなんて言うだろう
悲し過ぎる返事は
もう聞きたくないのさ

今しかできないことをしてやる
そうやって、僕は生きていくんだ
そう思いながら生きてきた
周りは敵だらけで
特に大人になんて絶対なりたくないと思ってた

お金に縛られたくなかった 絶対何かが霞む気がした
嫌な思いもしたくなかったし
きっと世間はそれを子供と呼んで
幼稚な僕はベッドに沈んでいくんだろう?

それならば、いっそ光に尋ねてみようか
僕の涙は無駄だったかい?
カーテンは開けるべきだったかい?
それなら、いっそと飛び込んだ先に
僕の未来はあったのかい?


自分勝手に生きろよ
凄惨な太陽の下
僕の悲しみでまみれた地面を
花言葉で満たしてくれよ

水の中でもがく僕と
踊ってくれたダンサー
あいつに拍手をあげてくれ
僕はそれで十分さ


この前諦めた夢と
凝り固まって細い現実
馬鹿なくらい素直な私
恵まれてるなんて信じない
今日も泣いてた

なぜと尋ねればやれと返ってきて
なぜと尋ねればため息を吐かれて
今日も帰って疲れて眠って
僕はどこかに僕を置いてきた


澄んでいく水
ああなりたかった
朧月夜を
しりたくなかった

あの涙は無駄だったかい?
カーテンを開けるべきだったかい?
神様もママも答えないから
僕は自分で決めることにした


自分勝手に生きろよ
凄惨な太陽の下
僕の悲しみでまみれた地面を
花言葉で満たしてくれよ

水の中でもがく僕と
踊ってくれたダンサー
あいつに拍手をあげてくれ
僕はそれで十分さ


十分さ
十分さ

満たされることと十分とは
決して一緒じゃないとして
それでも生きると決めた僕は
この歌を歌う


2022.12.30
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