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詩 2022/07/04〜

目を閉じれば、


私たちは夢を見ている
目を閉じれば終わる夢
私たちは夢を見ている
目を開ければ始まる夢
くるしいことかなしいこと
全てが還る場所
私たちは目を閉じると
天国で羊の毛刈りをする
泣きたいことがあった
森は私を受け入れた
リンドウが咲いてたから
私はあなたから離れたくなかった
神様は私をふたつに分けた
悲しい私と嬉しい私
辛い私と幸せな私
ずるい私と純粋な私
点でバラバラな私は
あなたに愛されることを望んだ
あなたは私の鼻を掠めた
ただの匂いであったとしても
それでも手を伸ばした
神様は笑ったけど
私は本気だった


2022/11/04
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