TFADVネタ

·狼「……………なぁ兄弟、重くはないのか?」
フラ「?部下も武器も重いと思った事は無ぇですぜぃ?」
狼「ああ、そうか。いつも何かを背負っているから気付かないのか。
……腰にくっ付いてるぞ?」
フラ「は? くっ付いてるって何が……うおっ!?嬢ちゃん!」(焦る)
スト「……フラクちゃんが……お料理…している間に、お腹空いた……」(ベソベソ…。グー…)
フラ「あー…、悪かったぜぃ、気付かなくて。……よ…っと。ほら泣くな、今日も美味ぇ飯食わしてやるから。な?」(撫で撫で)
スト「…フラクちゃんの、お膝の上…座りたい……」(ベソベソ…)
フラ「良いぜぃ。俺は小食だからおかず半分こするか?」
狼「……おかしいなぁ、空腹なのにお腹イッパイな気分だ…」

·スト「ジェッくん、リッくん、ソレなに?」
ジェ「仕掛け花火でござる」
スリッ「動きが面白いでござるよ。スト殿にはどれが良いでござろうか…」
侍「ネズミ花火などどうだ?」
火を着けて下に落とす。
スリッ「ぁ!? 師匠!!ネズミ花火は―――!!」
シュルシュルシュルシュル―――!
スト「ぅにゃあっ!!!?こっち来る!!追って来る!!」(慌)
ジェ「初めてでネズミ花火は―――!!」
侍「面白いでござろう?」
ポイポイポイ…。
シュルシュルシュルシュル―――!
スト「ぅにゃあ!!にゃあ!!にゃあ!! 何でこっちに来るのーっ!!!?」(慌)
ジェ「スト殿!こちらに―――!」
ビー「ストロングアーム!」
抱き上げる。
スト「ふえっ…、 ……ふえぇぇぇん!!ビー!!」(泣)
ビー「あぁ、びっくりしたよな? 大丈夫。大丈夫だからな」
弟子「「すみませぬ!」」(土下座)
ビー「いや、君達はストロングアームと遊んでくれようとしただけだろう?そんなに恐縮しなくても良い。ストロングアームが落ち着いたら他の花火も見せてあげてくれないか?」
弟子「「心得ました!」」
侍「ふむ、まさか泣くとは思わなんだ」
ビー「ドリフト、話が有る。後で裏に来い。」(笑顔)
弟子「「(笑顔が黒いでござる~…)」」(汗)

·スト「……………」
ペタリ。
フラ「どうした? 男だから胸は無ぇぜぃ?」
スト「そっちも気になるけど、このキズアトが気になるの」
フラ「ああ、ボスに付けられたやつか」
スト「痛くない?さわってもだいじょうぶ?」
フラ「大丈夫だぜぃ、今はもう痛くねぇから。付けられた時は痛ぇし屈辱的ではあったが」
ダイ「ボスはインシグニアを削る必要は無ぇんですから、今からでもリペアしちまいましょうぜ」
エア「小さな傷1つ無く綺麗に元通りにするッス」
フラ「いや、このままで良い。ボスの下に居る間は付けたままにしとくぜぃ」
スト「でも、せっかくキレイな体なのに……。ん~…、治れ~治れ~…」
爪痕を何度も撫でる。
フラ「嬢ちゃんに撫でられると本当に治りそうな気がするぜぃ」(ほっこり)

·フラ「今日のおやつは」
ダイエアスト「「「かき氷だぜ!」」」
アン「俺はイチゴ味で」
フラ「普通だなぁ、他にも色々用意してるぜぃ?」
アン「凍らせた水を削っただけの物に、深ぇ拘りは無ぇ」
鹿「抹茶有っか?抹茶」
スト「まっちゃシロップ?」
鹿「いや、粉末でぃ」
狼「粉末って、苦いだけだろ? ああ、いや、違うな、草の味がするか」
フラ「ほれ、草の粉末だぜぃ。白玉とあんこも要るか?」
鹿「少し貰う」
狼「俺は……」
スト「スチルくん、やき肉のタレ有るよ?」
狼「タレだけか?」
フラ「ローストビーフも有りますぜぃ?」
狼「お、貰う」
鹿「かき氷じゃねぇだろ、そりゃ」
蟹「オイラは…」
フラ「昆布ダシ、煮干しダシ、鰹ダシ、どれにする?」
蟹「普通にレモンシロップで…」
ダイ「全部混ぜた合わせダシが良いと思いますぜ」
蟹「オイラの意思が無視されてるっちゃ!ガチで!」
??? 「俺等は豚骨が良かばい!」
スト「とんこつ、とんこつ……、有った!」
狼「有るのか。油分固まるだろ」(笑)
エア「豚骨スープと殺虫剤はいつもセットで用意して有るぜ」
フラ「お前達は?」
ダイエア「「シロップ全種類で!」」
スト「おー! トロピカル!」
鹿「混ざって変な味になんだろ」
スト「あたしはミルク味が良いー!」
狼「俺が練乳を掛けてあげよう」(ニコニコ)
スト「いっぱい掛けてー!」
ダイ「……何かヤだ」
エア「……ストから離れろ」
フラ「カットフルーツ有るぜぃ、乗せるか?」
スト「乗せる乗せるー!いっぱい乗せるー! しろくま!」
フラ「いっぱい、ね。はい、どうぞ」
鹿「白玉とあんこも乗せりゃ良い」
スト「ゴージャスだね! いただきます!」(モグモグ…)
フラ「美味いか?嬢ちゃん」
スト「おいしい! フラクちゃんも一口どうぞ」
一口差し出す。
フラ「有難―――」
狼「パクッ。……うん、甘いね」
フラ「……………ボス…」(怒)

·誕生日。 

スト「フラクちゃん、あたしのおたんじょうびを祝って欲しいの」
フラ「嬢ちゃんは自分の誕生日を憶えてるのか?」
スト「ううん、おぼえない。だから今日をおたんじょうびにするの」
フラ「そうか。なら、嬢ちゃんが好きな物と誕生日ケーキを作るか」
ダイ「じゃあ、部屋の飾付けもしねぇとな」
エア「プレゼントも用意しねぇと」
狼「相変わらず甘やかしまくるなぁ。
―――俺はお嬢ちゃんにあげられそうな物は用意出来無いから、何か1つだけ『お願い』をきいてあげるよ」
スト「じゃあ、抱っこ! ギュッてして欲しいの!」
狼「上手く使えば俺を服従させられるチャンスだったのに、こんな事に使うとは」
抱き上げる。
ギュウゥゥゥ……
スト「うぐぅ~…、苦しくて気持ち良い~…」(喜)
狼「フフフ…、馬鹿な子だ。と言いたいところだが、柔らかくて、温かくて、俺も気持ち良いよ。
生まれて来てくれて有難う。俺に出逢ってくれて有難う。俺を好きになってくれて有難う。誕生日おめでとう、俺のお嬢ちゃん」
骨折一家「「「お前のじゃねぇ!!」」」

·森の中。
スト「……………まよった…」
ホーン「……ん? こんにちは小さなお嬢さん、こんな所で何を…」
カサカサカサカサ…
スト「!?大きいゴk―――!?」
ホーン「違う。この立派な角が見えるだろう? あんな品の無い生物と一緒にされては困る」
スト「ホントだ!お兄さんの角スゴいね!」
ホーン「有難う。で?こんな所で何をしていたのかな?」
スト「んーっとね、……どっちから来たのか分からなくなっちゃったの。あっちで良いのかなぁ?」
森の向こうを指差す。
ホーン「いや、あっちに行くと……怖い目に遇う事になる。森の外までは送ろう、子供が1人で歩き回るのは危なすぎる」
スト「ありがとう!お兄さん! あたしはストロングアーム!こんどまた会えたら、何かお礼するね?」
ホーン「……………成程。私はセイバーホーン。お礼は要らないので私とここで出会った事は君の仲間達に言わないでくれ」
スト「?分かった」


◇◇◇◇◇
スト「セイバくん」
ホーン「ん?何かな?」
カサカサカサカサ…
スト「……動きがゴキ―――」
ホーン「今度会った時にはトランスフォームして抱えて飛んであげよう」
カサカサカサカサ…
スト「わーい!」

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