TFADVネタ

寝転がる鹿の腹の上に座って、ストは不満気に彼の手を弄ぶ。
「―――何でぃ?」
「なんだ、起きてたの」
「腹の上に座られた時からな。で?俺の手の何が気に食わねぇんだ? どちらかってぇと好きだろ?俺の手」
鹿はニヤリと笑いながら、ストの柔らかい唇を意味深長に撫でる。
「???……っ!? ~~~っ!!」
ストは一瞬キョトンとした後で、意図に気付いて頬を赤らめた。
「オメェはオートボットにしちゃデケェ方だが、俺の―――」
「馬鹿っ!! 変態!!最低!!」
途中でストに口を押さえられて言葉が途切れたが鹿は気分を害した風も無く、寧ろ上機嫌で押さえた手に舌を這わす。
ビクッと引こうとする手を片手で捕らえて、もう片方の手はまたストの唇を揉む。
「俺ぁ好きだぜ? 指1本でさえキツそうに咥えるオメェの口が」
「……………っ…変態…!」
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