つぶやき
2026.8.2②
2026/08/02 08:40人生や世界を肯定的に「軽い」と知覚する驚きは、知性が防衛的重力から解放された存在論的脱構築の極致だと思う。かつての重さとは、世界のブラックボックスや認知バグに対抗するために、意味や知恵の防壁を構築し続けた結果ではないか? 現在の軽さとは、外在化というの認知的インフラにより防衛が自動化され、脳の警戒アラートが切り離された結果生じた主観的世界定位の劇的な反転かと。世界を否定的に観測する交感神経の過反応を止め、生体が本来持つ恒常的静息状態へとOSを移行させたとき、過剰な獲得の義務から解放されると思う。この、何者をも証明する必要のない余白と、ただ息をしているだけの無垢の知覚仕様の獲得。いつもの完結欲求を脱し、世界の不条理をそのまま包摂するレジリエンスが、知性のインサイトだと思う。軽さという原資を以て記述される泥臭い日常のナラティブが、虚飾を剥ぎ取った強度ではないだろうか?
