つぶやき

2026.7.11③

2026/07/11 13:35
ヤニネコの荒廃した日常から地下社会の毒素を排する描写は、意図的に現実味を去象した文芸的防壁だと思う。創作に於いては、現実の灰色地帯を精密に描写すれば模倣犯防止や表現規制のレイテlングに触れて畢竟、不採用となると思う。生々しい現実を敢えて捨てる記号化の処理は、大衆の心理的安全性を保続させて、『いつもの娯楽』として消費させるための高度な生存的戦略とも。現実を侵食させない虚構の技術が、作品の主権を持続させているような気がします。

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