つぶやき

2026.7.8⑤

2026/07/08 17:12
「自由は不自由が存在してこそ成立する」というテーゼは、思想史や社会学の観点からも本質的なだと思うのです。​光が影によって定義されるのと同じで、自由は対置される制約があって初めて輪郭を持つと思うのです。サルトルが実存主義で示したように、人間は状況拘束性という不自由な壁に直面して初めて、それを突破・選択する自律的意志を機能させられるのです。​表現や創造の領域でも同様で、完全な空白よりも、一定の構造的枠組み(制約)がある方が、選択の価値を最大化するダイナミズム的なものが生まれやすいです。​総じて、不自由は自由の障壁ではなくて、自由が実存的に機能するための必須の構造的契機ではないかと。制約があるからこそ、選択は意味を持つのではないでしょうか。

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