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~プロローグ~
『…ん……。』
少女は暗い森の中で眠っていた。目を覚まし、キョロキョロと見回す。
『……鳥…?でも見た目的に…ポケモンかな。』
ポケットからポケモン図鑑を取り出す。
『ココガラ…?……ガラル地方…??何処だろう、此処…?また新しい地方に飛んだのね…。いつぶりかな…。』
カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラ。全ての地方にトリップした少女は頭を押さえる。
『……また新しいポケモンの世界にトリップしたと思ったら…。』
「どうしたの、ユエ?」
『!今回もポケモンの声が聞こえるんだ。』
「声が聞こえるの?」
『うん、聞こえるよ。』
「私たちのユエが、私たちの声聞こえるの!?」
『わ、私たちのユエ?』
「みんなー!!」
ココガラが大きな声を出すと、他の隠れていたココガラが集まってくる。
『わ、わあ…。』
「ユエ!」
「私たちのユエ!」
『ねえ、私たちの、ってどういう意味?』
「そのままだよ!」
「ユエは私たちの神様みたいな存在なの!」
『神様…っていうか、まって!?どうして私の名前を知っているの?』
ただトリップしただけ、そう思っていた。だが、神様と讃えられ、教えてもいない名前も知っており驚きが隠せずにいた。
「ユエは赤ちゃんの頃からここに居たじゃない?」
『え…?(もしかして、今回は転生なの!?でも身寄りがないのは救いだったかもしれない…。)』
「ザシアンと、ザマゼンダに育ててもらったでしょ?」
『ザシアン…?ザマゼンダ…?』
「どうしたの、ユエ。知らないの?」
『…ごめんね、記憶の一部が欠如しちゃったみたい…。』
「私たちの声が聞こえるようになったから…?」
『そうかも。』
ユエは苦笑いを浮かべる。
ココガラ達はガラルの歴史について話した。
『そう、剣と盾の英雄…私は親のような方を忘れてしまってるのね。(私、伝説のポケモンに育てられたの…!?)』
「そうよ。さっき図鑑見てたの知ってるし、私たちの事も忘れてたでしょ。」
『ご、ごめんね。』
「いいよ。大好きなユエだもの。」
『ありがとう、ココガラ。…で、私を神様という理由は?』
「ユエは私たちを沢山愛してくれるから!」
「ユエの手はとっても暖かいんだよ。」
「ねえ、また撫でて?」
『ん、いいよ。』
ユエが手のひらを広げると、ココガラはユエの手のひらの上へ飛んでくる。ユエはココガラを撫でるとココガラは顔がふにゃりと柔らかくなった。
「ああ、気持ちいい…。大好き、ユエ。」
『ふふ、ありがとう。』
すると、どこからか遠吠えが聞こえた。
『なに?』
「今のはザシアンだよ。」
『…呼ばれてる…?』
「姿を現さないなんて、珍しいなぁ。声のする方行ってみたら?」
『うん、そうする。』
ユエは立ち上がり、遠吠えのした方へ向かっていった。
すると、村へたどり着いた。
『此処は……?』
「この辺の人か?」
『わあ!?』
肌が黒い少年がユエに話しかける。
『う、うん。そうだよ。』
「そうか!名前はなんて言うんだ?」
『私はユエ。貴方は?』
ホ「俺はホップ!歳は同じぐらいだな!」
『そう、だね。ホップは此処で何を…?』
ホ「俺はこれから兄貴にポケモンを貰いに行くんだよ。」
『えっ!私も見に行っていい?』
ホ「もちろんいいぞ!俺の兄貴はチャンピオンでかっこいいんだぞ!」
すると、家から少年が登場する。
ホ「あ、マサル!なんだよ、お前のカバンでかすぎだぞ!」
ホップは無口な少年に声をかける。
『(もしかして、主人公…?マサルっていうのね。)』
ホ「ま、それなら兄貴がどんなポケモンをくれても平気だな。」
『あ、マサル…っていうのね。私はユエ。ポケモンに興味があってちょっとだけ同行させてほしいなって思って…。』
マサルは笑顔を見せた。良いと言いたいのだろう。
すると、羊のポケモン、ウールーがユエが歩いてきた森の方への道の柵にたいあたりをしていた。
ホ「ウールーだ…どうしたんだ?」
『いっぱいたいあたりしているね。』
ホ「おーい、柵を越えるなよ。まどろみの森には怖いポケモンがいるんだぞ!」
『(まどろみの森…?怖いポケモン…?でも私は森に…前の体の人はどうなってたのよ…。)』
ホ「よし!ユエ、マサル!俺の家まで競争だぞ!」
すると、ホップは走り出した。
『あ、まって!マサル、行こうよ。』
マサルは首を縦に振り、ユエの歩幅に合わせ走り出した。
『マサルの家もそうだけど、ホップの家も綺麗だね。』
マサルはまた笑顔を見せた。
すると、ホップの家に着いたので家に上がることになった。
『おじゃましまーす…。』
ホ「ユエ!マサル!こっちこいよ。」
『ん、うん。』
ホップはユエとマサルを誘導する。
ホ「かーちゃん、ただいま!」
「おかえり、ホップ。マサルくんもこんにちは!…と、お隣は?」
ホ「此奴はユエ!さっき友達になったんだ!」
『!は、はい。そうなんです。』
「そうなの!ホップと仲良くしてあげてね。」
『はい!』
ホ「あれ?兄貴は?」
「まだだって言ってるでしょ。本当にあわてんぼうなんだから。漸くブラッシータウンの駅に着いた頃じゃない?」
ホ「わかった!兄貴は方向音痴だもんな。迎えに行ってやるぞ!」
「そうね。それが安心かも。」
ホップはユエの方を向く。
ホ「ユエは会ったことないだろ?マサルも一緒に来いよ。兄貴を自慢したいんだ!」
『うん、是非連れてって(ふふ、すごくお兄さんが大切なのね。)』
ユエがクスッと笑顔を見せるとホップは目をそらした。
ホ「じゃ、じゃあ俺は道路で待ってるからな!!」
するとホップは家から飛び出していった。マサルはその姿を見てクスクスと笑っていた。
『どうしたのかな。ま、行こうよマサル。』
マサルはまた頷き、一緒に家から出た。
⇒
『…ん……。』
少女は暗い森の中で眠っていた。目を覚まし、キョロキョロと見回す。
『……鳥…?でも見た目的に…ポケモンかな。』
ポケットからポケモン図鑑を取り出す。
『ココガラ…?……ガラル地方…??何処だろう、此処…?また新しい地方に飛んだのね…。いつぶりかな…。』
カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、カロス、アローラ。全ての地方にトリップした少女は頭を押さえる。
『……また新しいポケモンの世界にトリップしたと思ったら…。』
「どうしたの、ユエ?」
『!今回もポケモンの声が聞こえるんだ。』
「声が聞こえるの?」
『うん、聞こえるよ。』
「私たちのユエが、私たちの声聞こえるの!?」
『わ、私たちのユエ?』
「みんなー!!」
ココガラが大きな声を出すと、他の隠れていたココガラが集まってくる。
『わ、わあ…。』
「ユエ!」
「私たちのユエ!」
『ねえ、私たちの、ってどういう意味?』
「そのままだよ!」
「ユエは私たちの神様みたいな存在なの!」
『神様…っていうか、まって!?どうして私の名前を知っているの?』
ただトリップしただけ、そう思っていた。だが、神様と讃えられ、教えてもいない名前も知っており驚きが隠せずにいた。
「ユエは赤ちゃんの頃からここに居たじゃない?」
『え…?(もしかして、今回は転生なの!?でも身寄りがないのは救いだったかもしれない…。)』
「ザシアンと、ザマゼンダに育ててもらったでしょ?」
『ザシアン…?ザマゼンダ…?』
「どうしたの、ユエ。知らないの?」
『…ごめんね、記憶の一部が欠如しちゃったみたい…。』
「私たちの声が聞こえるようになったから…?」
『そうかも。』
ユエは苦笑いを浮かべる。
ココガラ達はガラルの歴史について話した。
『そう、剣と盾の英雄…私は親のような方を忘れてしまってるのね。(私、伝説のポケモンに育てられたの…!?)』
「そうよ。さっき図鑑見てたの知ってるし、私たちの事も忘れてたでしょ。」
『ご、ごめんね。』
「いいよ。大好きなユエだもの。」
『ありがとう、ココガラ。…で、私を神様という理由は?』
「ユエは私たちを沢山愛してくれるから!」
「ユエの手はとっても暖かいんだよ。」
「ねえ、また撫でて?」
『ん、いいよ。』
ユエが手のひらを広げると、ココガラはユエの手のひらの上へ飛んでくる。ユエはココガラを撫でるとココガラは顔がふにゃりと柔らかくなった。
「ああ、気持ちいい…。大好き、ユエ。」
『ふふ、ありがとう。』
すると、どこからか遠吠えが聞こえた。
『なに?』
「今のはザシアンだよ。」
『…呼ばれてる…?』
「姿を現さないなんて、珍しいなぁ。声のする方行ってみたら?」
『うん、そうする。』
ユエは立ち上がり、遠吠えのした方へ向かっていった。
すると、村へたどり着いた。
『此処は……?』
「この辺の人か?」
『わあ!?』
肌が黒い少年がユエに話しかける。
『う、うん。そうだよ。』
「そうか!名前はなんて言うんだ?」
『私はユエ。貴方は?』
ホ「俺はホップ!歳は同じぐらいだな!」
『そう、だね。ホップは此処で何を…?』
ホ「俺はこれから兄貴にポケモンを貰いに行くんだよ。」
『えっ!私も見に行っていい?』
ホ「もちろんいいぞ!俺の兄貴はチャンピオンでかっこいいんだぞ!」
すると、家から少年が登場する。
ホ「あ、マサル!なんだよ、お前のカバンでかすぎだぞ!」
ホップは無口な少年に声をかける。
『(もしかして、主人公…?マサルっていうのね。)』
ホ「ま、それなら兄貴がどんなポケモンをくれても平気だな。」
『あ、マサル…っていうのね。私はユエ。ポケモンに興味があってちょっとだけ同行させてほしいなって思って…。』
マサルは笑顔を見せた。良いと言いたいのだろう。
すると、羊のポケモン、ウールーがユエが歩いてきた森の方への道の柵にたいあたりをしていた。
ホ「ウールーだ…どうしたんだ?」
『いっぱいたいあたりしているね。』
ホ「おーい、柵を越えるなよ。まどろみの森には怖いポケモンがいるんだぞ!」
『(まどろみの森…?怖いポケモン…?でも私は森に…前の体の人はどうなってたのよ…。)』
ホ「よし!ユエ、マサル!俺の家まで競争だぞ!」
すると、ホップは走り出した。
『あ、まって!マサル、行こうよ。』
マサルは首を縦に振り、ユエの歩幅に合わせ走り出した。
『マサルの家もそうだけど、ホップの家も綺麗だね。』
マサルはまた笑顔を見せた。
すると、ホップの家に着いたので家に上がることになった。
『おじゃましまーす…。』
ホ「ユエ!マサル!こっちこいよ。」
『ん、うん。』
ホップはユエとマサルを誘導する。
ホ「かーちゃん、ただいま!」
「おかえり、ホップ。マサルくんもこんにちは!…と、お隣は?」
ホ「此奴はユエ!さっき友達になったんだ!」
『!は、はい。そうなんです。』
「そうなの!ホップと仲良くしてあげてね。」
『はい!』
ホ「あれ?兄貴は?」
「まだだって言ってるでしょ。本当にあわてんぼうなんだから。漸くブラッシータウンの駅に着いた頃じゃない?」
ホ「わかった!兄貴は方向音痴だもんな。迎えに行ってやるぞ!」
「そうね。それが安心かも。」
ホップはユエの方を向く。
ホ「ユエは会ったことないだろ?マサルも一緒に来いよ。兄貴を自慢したいんだ!」
『うん、是非連れてって(ふふ、すごくお兄さんが大切なのね。)』
ユエがクスッと笑顔を見せるとホップは目をそらした。
ホ「じゃ、じゃあ俺は道路で待ってるからな!!」
するとホップは家から飛び出していった。マサルはその姿を見てクスクスと笑っていた。
『どうしたのかな。ま、行こうよマサル。』
マサルはまた頷き、一緒に家から出た。
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