①短編
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『だから、ファンの女の子にもいちいちファンサービスしないでって言ってるの!』
「いきなり対応悪くなったらバトルタワーの評価も悪くなるじゃないか。」
『だからって、3時間遅刻はありえないです!』
「今日はいつもより人が多かったんだ。悪いと思ってるぞ。」
『全然反省する気ないじゃん!』
ガラルで一番有名なカップルのユエとダンデ。あまり悪いと思っていないダンデと、珍しく激怒しているユエ。
「俺だって忙しいんだ!バトルタワーの運営だってまだ不慣れで、それでもユエと居たいから時間を作っているんだ!」
『その時間をファンに使ってたら意味ないんだってば!』
「俺だけじゃない、俺とユエの関係を応援している子もいるんだ!」
『そうじゃないんだってば!もう!分からずや!!私帰るから!!』
「何も帰る事ないだろ!久々に2人きりで会えたんだぞ!」
『知らない!もう帰るから!!大っ嫌い!』
「本気で言っているのか!?分かった、本気で謝る。だから帰らないでくれ!」
ユエは本当に帰ろうと、ダンデの家の階段を降りる。
『あら…リザードンに、ドラパルトに、ギルガルドに、オノノクスどうしたの?』
リザ「ダンデと喧嘩したのか?」
ドラ「ユエ、ダンデの事嫌いになったの?」
ギル「………もう、会う事はないのか?」
オノ「…寂しい……。」
『ちょ、ちょっと…そんな目で見ないでよ。会う事がない訳じゃないって。』
リザ「……ダンデの次に信頼していたトレーナーが離れていくのか…。」
ドラ「ヤダー!!ヤダよー!!!」
ダンデのドラパルトは激しく泣いている。ユエは勿論、嫌いなど本気で言っている訳ではないので、ドラパルトを泣かせてしまった事に動揺している。
「…ユエ…。」
続けて階段から降りてきたダンデ。
『ダンデさん…。………ごめんなさい、熱くなりすぎた。』
「いや、俺も悪かった…。でも嫌いだけは勘弁してくれ…。」
『う、うん…ごめんなさい。ダンデさんのポケモン達もごめんね、そんな泣きそうな顔にしちゃって。』
ダンデのポケモン達はユエが仲直りした事を分かり、にっこにこに笑っていた。
「部屋に戻ろう。」
『う、うん。』
ダンデのポケモン達はユエの背中をぐいぐいと押し、2階のダンデの部屋へ押し戻した。
『……。』
ダンデからは背中からぎゅーっと強く抱きしめられる。
『私、愛されてるのに嫌いなんて言ってごめんなさい…。』
「…いい。」
『ダンデさんのポケモンにも愛されてるみたいで…喧嘩したの察っされて、ドラパルトに涙目になられたよ。』
「…良かったな。」
『……そんな口数減らなくていいじゃん…。』
「…ユエがいなくなる事がそれほど辛いという訳だ。」
『ホップが今ダンデさんを見たら兄貴かっこ悪いっていうかもよ?』
「…ホップがそういうだけで済むなら、俺はこのままで居たい。」
『…あの、もう嫌いって言わないし、私も本気で思ってないから…。』
「……今日は帰さん。」
『パパに連絡しないと…。』
「…ああ。」
ダンデは一切離れようとしない。
『…ダンデさん、2度といわないってば。』
「…好きだ。」
『うん、私もダンデさんの事、大好きだよ。…そんな子供っぽい所も。』
ユエはクスクスと笑い、ダンデへ寄りかかる。
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「いきなり対応悪くなったらバトルタワーの評価も悪くなるじゃないか。」
『だからって、3時間遅刻はありえないです!』
「今日はいつもより人が多かったんだ。悪いと思ってるぞ。」
『全然反省する気ないじゃん!』
ガラルで一番有名なカップルのユエとダンデ。あまり悪いと思っていないダンデと、珍しく激怒しているユエ。
「俺だって忙しいんだ!バトルタワーの運営だってまだ不慣れで、それでもユエと居たいから時間を作っているんだ!」
『その時間をファンに使ってたら意味ないんだってば!』
「俺だけじゃない、俺とユエの関係を応援している子もいるんだ!」
『そうじゃないんだってば!もう!分からずや!!私帰るから!!』
「何も帰る事ないだろ!久々に2人きりで会えたんだぞ!」
『知らない!もう帰るから!!大っ嫌い!』
「本気で言っているのか!?分かった、本気で謝る。だから帰らないでくれ!」
ユエは本当に帰ろうと、ダンデの家の階段を降りる。
『あら…リザードンに、ドラパルトに、ギルガルドに、オノノクスどうしたの?』
リザ「ダンデと喧嘩したのか?」
ドラ「ユエ、ダンデの事嫌いになったの?」
ギル「………もう、会う事はないのか?」
オノ「…寂しい……。」
『ちょ、ちょっと…そんな目で見ないでよ。会う事がない訳じゃないって。』
リザ「……ダンデの次に信頼していたトレーナーが離れていくのか…。」
ドラ「ヤダー!!ヤダよー!!!」
ダンデのドラパルトは激しく泣いている。ユエは勿論、嫌いなど本気で言っている訳ではないので、ドラパルトを泣かせてしまった事に動揺している。
「…ユエ…。」
続けて階段から降りてきたダンデ。
『ダンデさん…。………ごめんなさい、熱くなりすぎた。』
「いや、俺も悪かった…。でも嫌いだけは勘弁してくれ…。」
『う、うん…ごめんなさい。ダンデさんのポケモン達もごめんね、そんな泣きそうな顔にしちゃって。』
ダンデのポケモン達はユエが仲直りした事を分かり、にっこにこに笑っていた。
「部屋に戻ろう。」
『う、うん。』
ダンデのポケモン達はユエの背中をぐいぐいと押し、2階のダンデの部屋へ押し戻した。
『……。』
ダンデからは背中からぎゅーっと強く抱きしめられる。
『私、愛されてるのに嫌いなんて言ってごめんなさい…。』
「…いい。」
『ダンデさんのポケモンにも愛されてるみたいで…喧嘩したの察っされて、ドラパルトに涙目になられたよ。』
「…良かったな。」
『……そんな口数減らなくていいじゃん…。』
「…ユエがいなくなる事がそれほど辛いという訳だ。」
『ホップが今ダンデさんを見たら兄貴かっこ悪いっていうかもよ?』
「…ホップがそういうだけで済むなら、俺はこのままで居たい。」
『…あの、もう嫌いって言わないし、私も本気で思ってないから…。』
「……今日は帰さん。」
『パパに連絡しないと…。』
「…ああ。」
ダンデは一切離れようとしない。
『…ダンデさん、2度といわないってば。』
「…好きだ。」
『うん、私もダンデさんの事、大好きだよ。…そんな子供っぽい所も。』
ユエはクスクスと笑い、ダンデへ寄りかかる。
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