設定とか




戦乱の時代が過ぎ、天下泰平となる少し前の話。





・夜雲(やくも)
山で花咲村の医者兼薬師を担っている青年。前髪で片目が隠れており、肩まである髪を一つぐくりにしている。端正な顔立ちをしている。感情の起伏がない。基本無表情。喋り方も単調。
経歴不明、だが千染に両親を殺された過去がある。
一見非力そうに見えるが、剣術の腕がおぞましいくらいある。
二十代。
丹波国にある花曇山に身を置いてる。


・千染(ちぞめ)
巣隠れ衆の忍者。髪が長くて、中性的な外見をしている。妖艶でしなやかな体つき。静かで丁寧な口調に反して、中身は血と臓物が大好きな戦闘狂の快楽殺人者。慇懃無礼。忍として悟っている一面もある。
証拠隠滅と称して無差別に殺すところがある。
夜雲の両親を殺したことを覚えてない。たくさん殺し過ぎて。
小太刀と棒手裏剣を主に使用する。
万力鎖も持ってる。
胃に溜めた血を猛毒に変える忍法を使用する。たまに。


・櫻世(おうせ)
忍頭。鋭い目つきと眼帯が特徴的な中年。
姉の忘れ形見である心ノ羽を溺愛してる。
厳しさと優しさを両方持ち合わせた人格者。

・心ノ羽(このは)
くノ一。御頭の姪(姉の娘)。

・独影(ひとかげ)
巣隠れ衆の忍者。上忍。千染とは長い付き合いで同期。飄々としている。

・芙雪(ふぶき)
女上忍。傷だらけの大柄な女。男嫌い。

・還手(かえで)
女上忍。六歳で忍法を得た才女。引きこもりで我が儘。

・冬風(ふゆかぜ)
上忍。常に覆面をしている冷ややかな目つきをした男。春風の兄。優しそうに見えて一癖二癖ある性格。

・春風(はるかぜ)
上忍。丁寧な口調で弟気質な男。冬風の弟。色々あって千染とは気まずい。兄がすごく嫌。還手の次に若い。

・雹我(ひょうが)
上忍。七人の中で最年長で、一番の実力を誇る。白い髪と目を覆っている包帯が特徴的な男。櫻世とは同期で彼の右腕的存在。
物静か。
鼠色の忍装束に大柄な体躯。


・鍔女(つばめ)
女中忍。おっとりとしている。

・荻爺(おぎじい)
のほほんとしたお爺さん。芙雪の師に当たる。

・太壱(たいち)
中忍。還手の部下。

・火斑(ほむら)
中忍。還手の部下。



・巣隠れ衆
・遷見忍者の衆→六年前に何者かの奇襲によって全滅した。
・惨途忍軍→鍛架(かじか・屈強な男)、蝶月(ちょうげつ・蛇のような美しい女)、咸喪(みなも・美青年)
惨途六人衆の三人。
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