崩落編
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(花、ルーク、ティア、アニス、ガイ、イオン、ジェイド、ナタリア)
「いらっしゃいませ〜!ご注文お伺いします!」
「何だあれ?なんでハナが給仕やってんだ?」
「ホテルのアルバイトだと勘違いされて仕事を任されたそうよ」
「何それ、普通に断ったらいいのに〜。こっちはお客なんだからさ」
「人手不足だって言うんで、誤解を解かずそのまま引き受けたんだと。お人好しというか、ハナらしいよなあ」
「ふふ。お人好しという点に関しては、ガイは人のことを言えませんね」
「いやイオン様も大概ですよぅ。というか、あれ…」
「いらっしゃいませ〜!」
「おまちどうさまです!」
「はーい少々お待ちくださいね!」
「接客やかましすぎない?高級ホテルのレストランなのにハナの周りだけ大衆居酒屋みたいなんだけど。いいの?あれで」
「怒られてないんだからいいんじゃないですか」
「他人事だな…」
「他人事ですからねぇ」
「変わった接客対応ですけれど、随分手慣れてますわね。まあ!一度にあんなにお皿を持って…落としたりしないのかしら」
「普段のハナだったらコケたり皿割ったりとかしそうなのに、意外としっかりしてるな」
「いや…そうでもないんじゃないか?よく見てると。あ、ほら」
「え?…あっ、自分の足踏んだ!」
「危ない、転……ばない!踏みとどまったわ!」
「すごい顔でお皿を死守して何食わぬ顔で歩いていきましたわ…」
「普段のドジを根性で封じ込めているんでしょうね」
「すごいですね〜」
「いやそんなの気づいちゃったらこっちハラハラして食事どころじゃなくなっちゃったんですけど…」
✱✱✱
居酒屋勤務経験が豊富