外殻大地編
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(ガイ、花、ルーク、ジェイド、アニス、ティア、ナタリア)
「ハナ、さっきの…君がやったんだよな?」
「さっきの?」
「なんか、盾みたいのが出たぞ」
「先程のは『バリアー』というサポート譜術ですね。中級ほどの難易度なので、軍に所属する譜術士でも新兵のうちは習得できる者もそう多くない術ですが」
「使えるようになったって言ってたのは治癒術じゃないの?」
「あ、ああ、うん…。えーと、前に使っているところを見たことがあるから、わたしにもできるかなと思って」
「見様見真似だったの?それでいきなり成功させるのはすごいわね…」
「譜術のセンスがあるっていうのは本当なんだな」
「や、偶然かもしれないし…成功してよかったよ」
「たとえ偶然でも、状況に合った効果的な術選びだったわ。あれで私たちは助けられたもの、誇りに思っていいと思う」
「ああ、助かったよ。ありがとう」
「ティア、ガイ…。そう言ってもらえてよかった、わたしこそありがとう」
「そうですわね。危険な旅になりますもの、私も治癒術だけではなくああいった術も習得すべきなのだと思いましたわ。ハナ、私にも先程の術、教えていただけませんこと?」
「えっわたし!?むむ無理だよ、人に教えるなんて!素人だもん!」
「はっはっは、よいのではありませんか?ナタリアは訓練を積んだ譜術士ですから、あなたの指導でも最悪の事態にはなりませんよ」
「面白がってるでしょ!ジェイドさん!」
「お願いしますわ、ハナ」
「え、あ、う〜〜……断れない…。わかった、でも本当に教えるなんて言っても何したらいいかわからないよわたし」
「まあ、どうもありがとう!では、早速あちらで行いましょう」
「(まさかナタリアの術習得にわたしが関わるとは……)」