外殻大地編
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(花、ティア、ガイ、アニス、イオン、ナタリア)
「リグレットさん……」
「…ハナは、リグレット教官と知り合いなんだったわね」
「うん…。リグレットさんがどう思ってるかはわからないけど、わたしはリグレットさんのことが好きだし、仲良くしたいって思ってる」
「そう思うなら…こういう言い方は何だが、ついていかなくてよかったのか?彼女は君を呼んでいただろう」
「うん。リグレットさんにも理由があるのかもしれないけど、どんな理由があったとしてもイオンを無理矢理攫うことやタルタロスの人たちを襲ったことは間違ってると思うから。でも、いつかちゃんと話し合いたいな」
「…そうね。私もだわ。それに教官だって、あなたのことをきっと大切に思っているんだと思うわ。あなたに接するときの教官は……神託の盾としてではなく、一人の女性として、友人として接しているように見えたもの」
「そう、だといいな…。ごめんね。ティアも辛いのにわたしばっかり暗くなって」
「いいのよ。気にしてないわ」
「ハナは自分の考えをしっかり持てているんだな」
「そういえば、預言に関してはハナも向こうに賛同してたよね?ハナは預言否定派なの?」
「否定派っていうか…。あんまり頼りすぎない方がいいと思ってるよ。使うとしても、ちょっとした占い程度っていうか、当たるも当たらぬも八卦くらいに思って生きた方がいいんじゃないかなあ」
「そうですね。ハナのような考え方が、本来あるべき預言の捉え方なのだと僕は思います」
「でも、私たちは生まれた時から預言を詠んで、それに従って生きてきたのですから、やはり今更預言に頼らず生きようというのは考えづらいですわ…」
「ハナやイオン様が言うみたいなのは少数派ですよね〜、ぶっちゃけ」
「そういうものかなあ…。わたし、預言詠んでもらったことないし…」
「「「えっ!?」」」
「……あ!?いやいや!その、あー、ききき記憶喪失になってからってこと!あははは」
「「「ああ…」」」
「(あぶな……)」