Have a nice day
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月曜日──始まりと同時に1番やる気の出ない日。
私の仕事はジョジョの秘書だ。その庶務として、時折こうして各チームのアジトを回る業務も行っている。
「じゃあこれをジョジョに頼む」
「えぇ、確かに。後、ここが抜けてるから訂正を──」
「あぁ、今直すから少し待ってくれ」
「えぇ」
今日はリゾットから書類を受け取る為、暗殺チームのアジトに来ている。その時、ソファーでくつろいでいたのであろうプロシュートに声をかけられる。
「朝からご苦労だなァ」
「えぇ、プロシュートは?」
「俺ァ、昨日の報告書を出しに来ただけだ。今日は非番だからなァ」
「そう」
「オメー、今日は何時に上がりだ?」
「えっ、いつもの時間だけど……?」
「なら、終わったら連絡しろよ」
「……何で?」
「何でって、オメー……デートの誘いだよ」
その言葉に私は一瞬言葉を詰まらせる。
「えっ……!?」
「何驚いてんだ……? オメーを誘うのに遠慮なんざいらねーだろ?」
「そ、それは……」
そんな様子を見ていたイルーゾォがはやし立てる。
「おいおい、何だ今の会話はよォ? お前ら……できてんのか?」
「ハンッ、くだらねー事聞いてんじゃあねーよ。とりあえず俺は一旦家に帰るとするか……じゃあ、また後でな」
そう言って、プロシュートがリビングから出て行く。1人残されてしまった私は、徐々に罰が悪くなり、さっさと書類を受け取り、そそくさとアジトを後にした。
ジョジョの元へと向かう帰路で、私はふと思う──
プロシュートってば……何であの場であんな事を──後で皆に詮索されるのは必至だな。でも──目先にいい事があるってだけで、何だかやる気が沸いてくる。今日も1日頑張るかな──
そんな風に浮き足立つ自分がそこにはいた。
私の仕事はジョジョの秘書だ。その庶務として、時折こうして各チームのアジトを回る業務も行っている。
「じゃあこれをジョジョに頼む」
「えぇ、確かに。後、ここが抜けてるから訂正を──」
「あぁ、今直すから少し待ってくれ」
「えぇ」
今日はリゾットから書類を受け取る為、暗殺チームのアジトに来ている。その時、ソファーでくつろいでいたのであろうプロシュートに声をかけられる。
「朝からご苦労だなァ」
「えぇ、プロシュートは?」
「俺ァ、昨日の報告書を出しに来ただけだ。今日は非番だからなァ」
「そう」
「オメー、今日は何時に上がりだ?」
「えっ、いつもの時間だけど……?」
「なら、終わったら連絡しろよ」
「……何で?」
「何でって、オメー……デートの誘いだよ」
その言葉に私は一瞬言葉を詰まらせる。
「えっ……!?」
「何驚いてんだ……? オメーを誘うのに遠慮なんざいらねーだろ?」
「そ、それは……」
そんな様子を見ていたイルーゾォがはやし立てる。
「おいおい、何だ今の会話はよォ? お前ら……できてんのか?」
「ハンッ、くだらねー事聞いてんじゃあねーよ。とりあえず俺は一旦家に帰るとするか……じゃあ、また後でな」
そう言って、プロシュートがリビングから出て行く。1人残されてしまった私は、徐々に罰が悪くなり、さっさと書類を受け取り、そそくさとアジトを後にした。
ジョジョの元へと向かう帰路で、私はふと思う──
プロシュートってば……何であの場であんな事を──後で皆に詮索されるのは必至だな。でも──目先にいい事があるってだけで、何だかやる気が沸いてくる。今日も1日頑張るかな──
そんな風に浮き足立つ自分がそこにはいた。
the END