第1章 サンタクロース
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残されたメンバーは、とりあえずパーティーの準備を続けた。
部屋の飾りつけをしながら、不意にトリッシュが話しかける。
「ねぇ、ミスタ……」
「あ、何だ?」
「ブチャラティはやっぱり、年下より年上が好みなのかしら……?」
「え?ブチャラティ……? さぁな……」
「そうよね、ミスタがそんな事知ってるわけ──」
「ってか、年上って……もしかしてキアラの事言ってんのか?」
ミスタの鋭い返しに対し、トリッシュは一瞬言葉を詰まらせる。
「えっ!? べ、別にそう言うわけじゃあないけど……」
「確かキアラは……俺より1つ年上じゃあなかったか?」
「えっ、そうなのッ!?」
「どっちにしろ、ブチャラティにとったら2人とも年下っつーわけだな」
「なんだ……そうなんだ……」
少しホッとした表情を浮かべるトリッシュにミスタが問いかける。
「じゃあ、逆に聞くけどよォ、仮にブチャラティが年下は眼中にない! っつったらよォ……お前、諦めんの?」
「そ、それは……」
「それなら、年下とか年上とかは、別に関係ないんじゃあねぇの?」
「──ッ!」
「つまりはよォトリッシュ、お前の気持ち次第っつー事よ?」
「私の気持ち……」
トリッシュが押し黙る。
「そう! 年齢はよォ、今更どーしようもできないわけだからよォ〜、いかにして振り向かせるかが大事なわけよ? つまり、行動しなきゃあ何も始まらねぇって事よ!」
「行動……ねぇ……」
「まぁ、手っ取り早くXmasプレゼントはわ・た・し! とでも言ってみたらいいんじゃあねぇの?」
ミスタがヘラっと笑みを浮かべる。
「…はぁ!?」
「あのブチャラティだぜ? こんくらいしねぇとお前の気持ちになんて一生気気付かないんじゃあねぇの?」
「そ、そうかな……?」
「ちなみに俺は、年上も年下もありだからよッ!」
ミスタがグッと親指を立てる。
「別にミスタのことは聞いてないからッ!」
トリッシュがプイッとそっぽを向く。
「冷てえなぁ、俺ならXmasプレゼントがトリッシュなら、喜んでもらうぜ?」
「な、何言ってんの!? 冗談はやめてよ!」
「冗談じゃあねぇよ──ッ」
ミスタがトリッシュを壁際に追いやる。
「俺はクリスマスプレゼントに、お前が欲しい…… Cara mia ……」
そう言って、ミスタがトリッシュとの距離を詰める。
「ちょっと、何言ってッ──」
「な〜んてな! ……あれ? お前顔赤くなってねぇか? 意外な反応〜」
悪ふざけが過ぎたミスタにトリッシュが肘鉄を食らわす。
「──っってぇなぁ! 何すんだッ!?」
「ふざけないでよ! さっきちょっといい事言うなって思ったけど…取り消すミスタ何て最低──ッ!」
「おいおい、そこ! 痴話喧嘩なら、よそでやれや」
アバッキオが軽く仲裁に入る。
部屋の飾りつけをしながら、不意にトリッシュが話しかける。
「ねぇ、ミスタ……」
「あ、何だ?」
「ブチャラティはやっぱり、年下より年上が好みなのかしら……?」
「え?ブチャラティ……? さぁな……」
「そうよね、ミスタがそんな事知ってるわけ──」
「ってか、年上って……もしかしてキアラの事言ってんのか?」
ミスタの鋭い返しに対し、トリッシュは一瞬言葉を詰まらせる。
「えっ!? べ、別にそう言うわけじゃあないけど……」
「確かキアラは……俺より1つ年上じゃあなかったか?」
「えっ、そうなのッ!?」
「どっちにしろ、ブチャラティにとったら2人とも年下っつーわけだな」
「なんだ……そうなんだ……」
少しホッとした表情を浮かべるトリッシュにミスタが問いかける。
「じゃあ、逆に聞くけどよォ、仮にブチャラティが年下は眼中にない! っつったらよォ……お前、諦めんの?」
「そ、それは……」
「それなら、年下とか年上とかは、別に関係ないんじゃあねぇの?」
「──ッ!」
「つまりはよォトリッシュ、お前の気持ち次第っつー事よ?」
「私の気持ち……」
トリッシュが押し黙る。
「そう! 年齢はよォ、今更どーしようもできないわけだからよォ〜、いかにして振り向かせるかが大事なわけよ? つまり、行動しなきゃあ何も始まらねぇって事よ!」
「行動……ねぇ……」
「まぁ、手っ取り早くXmasプレゼントはわ・た・し! とでも言ってみたらいいんじゃあねぇの?」
ミスタがヘラっと笑みを浮かべる。
「…はぁ!?」
「あのブチャラティだぜ? こんくらいしねぇとお前の気持ちになんて一生気気付かないんじゃあねぇの?」
「そ、そうかな……?」
「ちなみに俺は、年上も年下もありだからよッ!」
ミスタがグッと親指を立てる。
「別にミスタのことは聞いてないからッ!」
トリッシュがプイッとそっぽを向く。
「冷てえなぁ、俺ならXmasプレゼントがトリッシュなら、喜んでもらうぜ?」
「な、何言ってんの!? 冗談はやめてよ!」
「冗談じゃあねぇよ──ッ」
ミスタがトリッシュを壁際に追いやる。
「俺はクリスマスプレゼントに、お前が欲しい……
そう言って、ミスタがトリッシュとの距離を詰める。
「ちょっと、何言ってッ──」
「な〜んてな! ……あれ? お前顔赤くなってねぇか? 意外な反応〜」
悪ふざけが過ぎたミスタにトリッシュが肘鉄を食らわす。
「──っってぇなぁ! 何すんだッ!?」
「ふざけないでよ! さっきちょっといい事言うなって思ったけど…取り消すミスタ何て最低──ッ!」
「おいおい、そこ! 痴話喧嘩なら、よそでやれや」
アバッキオが軽く仲裁に入る。