第2章 Red Hot
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ブチャラティの話を聞いたキアラが、頭を抱えうなだれる。
「ま、マジでか……またやってしまった……あ〜今日一体どんな顔してみんなに会えばいいんだろ……? 頭が痛い……いろんな意味で……」
「まぁ、やっちまったもんは仕方ねぇだろ? これに懲りたら飲み過ぎない事だな」
「う、うん……そうする」
不意にキアラが近くのカレンダーに目を向ける──今日はクリスマスだ。
「そう言えば、みんなへのプレゼントはどうしたの?」
「あぁ、こっそり配っておいた」
「そう、ありがとう……みんな、喜んでくれたかな?」
キアラの表情が少し明るくなる。
それを見たブチャラティがポツリと呟く。
「俺はクリスマスプレゼント、貰い損ねたがな……」
「ん? 今何て……?」
「いや、何でもない──」
頭にはてなマークを浮かべつつ、キアラが質問を投げかける。
「ところでさ……さっきの話の続きなんだけど……何で一緒に朝を迎えてるのかって肝心な所が分かってないんだけど……?」
「そこは俺にも分からん……と言うか、いつもより飲んでたからか、そこら辺の記憶が曖昧でな……」
「そんな──」
その時、誰かが部屋のドアをノックする。
「ブチャラティ、俺だ。まだ寝てんのか?ちょっと聞きたいことがあるんだが──」
やって来たのはアバッキオだ。
遠慮しがちにドアの外から呼びかける。
「あぁ、入れ」
「えっ!? ちょっと──ッ!」
「ブチャラティ、起きてんならサッサと降りて──ッ!?」
ドアを開け、ブチャラティとキアラが一緒に居る光景を目の当たりにしたアバッキオが一瞬固まる。そしてすぐさまその場の空気を読み取る。
「……邪魔したな」
「ちょっと、待って──ッ! 違うからッ! アバッキオが思ってる様な事は絶対ないから!……多分」
アバッキオの腕を掴みならキアラが必死に引き止める。
「この状況でよく何もないって言えだもんだなぁ……おい、ブチャラティ、やっぱりあんたキアラと──」
「おいおい、アバッキオ、冗談はよせ!昨日も言ったが、俺は酔った勢いでヤったりはしないが……でも、実際覚えてねぇから何とも言えないのが事実だな……もし、潔白を証明するのであれば──」
ブチャラティがそう言う傍らで、キアラは嫌な予感がしていた──そして、予感は的中する。
「アバッキオ、お前の〈ムーディー・ブルース〉で、昨日の……キアラの行動をリプレイすれば──」
「おいおい、正気かよッ!? まぁ、そうすりゃ疑問は解決するがよォ……」
言うが早いかほぼ同時か、アバッキオが殺気を感じとる。
「誰の何をリプレイするですって……?」
「──ッ!?」
一見笑顔のキアラだが、背後にドス黒殺気を身にまとったキアラのスタンド〈ジッター・バグ〉が現れる。
それを見たブチャラティとアバッキオが尻込みする。
「ブチャラティも何をお願いしてんのよ!? やめてよね!」
「あぁ、分かった、分かったから、そいつをしまってくれ……」
「アバッキオも妙な動きはしない事……分かってるわよね……?」
「わ、分かった……」
これがきっかけで、2人の距離が縮まったかどうかはさておき……そんなこんなのクリスマスの朝でした……?
「ま、マジでか……またやってしまった……あ〜今日一体どんな顔してみんなに会えばいいんだろ……? 頭が痛い……いろんな意味で……」
「まぁ、やっちまったもんは仕方ねぇだろ? これに懲りたら飲み過ぎない事だな」
「う、うん……そうする」
不意にキアラが近くのカレンダーに目を向ける──今日はクリスマスだ。
「そう言えば、みんなへのプレゼントはどうしたの?」
「あぁ、こっそり配っておいた」
「そう、ありがとう……みんな、喜んでくれたかな?」
キアラの表情が少し明るくなる。
それを見たブチャラティがポツリと呟く。
「俺はクリスマスプレゼント、貰い損ねたがな……」
「ん? 今何て……?」
「いや、何でもない──」
頭にはてなマークを浮かべつつ、キアラが質問を投げかける。
「ところでさ……さっきの話の続きなんだけど……何で一緒に朝を迎えてるのかって肝心な所が分かってないんだけど……?」
「そこは俺にも分からん……と言うか、いつもより飲んでたからか、そこら辺の記憶が曖昧でな……」
「そんな──」
その時、誰かが部屋のドアをノックする。
「ブチャラティ、俺だ。まだ寝てんのか?ちょっと聞きたいことがあるんだが──」
やって来たのはアバッキオだ。
遠慮しがちにドアの外から呼びかける。
「あぁ、入れ」
「えっ!? ちょっと──ッ!」
「ブチャラティ、起きてんならサッサと降りて──ッ!?」
ドアを開け、ブチャラティとキアラが一緒に居る光景を目の当たりにしたアバッキオが一瞬固まる。そしてすぐさまその場の空気を読み取る。
「……邪魔したな」
「ちょっと、待って──ッ! 違うからッ! アバッキオが思ってる様な事は絶対ないから!……多分」
アバッキオの腕を掴みならキアラが必死に引き止める。
「この状況でよく何もないって言えだもんだなぁ……おい、ブチャラティ、やっぱりあんたキアラと──」
「おいおい、アバッキオ、冗談はよせ!昨日も言ったが、俺は酔った勢いでヤったりはしないが……でも、実際覚えてねぇから何とも言えないのが事実だな……もし、潔白を証明するのであれば──」
ブチャラティがそう言う傍らで、キアラは嫌な予感がしていた──そして、予感は的中する。
「アバッキオ、お前の〈ムーディー・ブルース〉で、昨日の……キアラの行動をリプレイすれば──」
「おいおい、正気かよッ!? まぁ、そうすりゃ疑問は解決するがよォ……」
言うが早いかほぼ同時か、アバッキオが殺気を感じとる。
「誰の何をリプレイするですって……?」
「──ッ!?」
一見笑顔のキアラだが、背後にドス黒殺気を身にまとったキアラのスタンド〈ジッター・バグ〉が現れる。
それを見たブチャラティとアバッキオが尻込みする。
「ブチャラティも何をお願いしてんのよ!? やめてよね!」
「あぁ、分かった、分かったから、そいつをしまってくれ……」
「アバッキオも妙な動きはしない事……分かってるわよね……?」
「わ、分かった……」
これがきっかけで、2人の距離が縮まったかどうかはさておき……そんなこんなのクリスマスの朝でした……?
←To Be Continued…|/