第2章 Red Hot
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テーブルには、クリスマスらしいご馳走にアルコール、ケーキ等など──豪華に並んでいる
それらを囲むように皆が集まる。
「「カンパ〜イ」」
そしてワイワイしながら、皆で楽しいひと時を過ごしていたのだが──
しばらくして、ブチャラティが電話で席を外している間に事件は起こった。
「おかしいな……? おい、ここに置いてあったリモンチェッロ、知らねーか?」
アバッキオが机上を見ながら、近くにいたジョルノに問いかける。
“リモンチェッロ”とは、イタリア・カプリ島が起源のリキュール。レモンの皮をたっぷりと使った爽やかな味わいだが、アルコール度数は高めだ。
「あ〜それならさっき、キアラが飲んでましたね」
「何だとッ!? まさかここにあったやつ全部じゃあねぇだろうな……?」
「えぇ、僕が見た時にはほとんど無くなっていましたけど……?」
それを聞いたアバッキオの表情が一変する。
「マジか……」
「どうかしたんですか、アバッキオ?」
「ヤバイ……ブチャラティにどやされる……」
珍しく頭を抱え、アバッキオがうなだれる。
そんなアバッキオの目の前に、ふらりとキアラが現れた。
手にはリモンチェッロの空瓶、そして満面の笑みで話しかけてきた。
「アバッキオ〜」
「おい、キアラ、お前──」
ちゅっ──
突然キアラがアバッキオの頰にキスをする。それを目の当たりにしたジョルノが一瞬固まる。
「──ッ!?」
「キアラ、今アバッキオに──!?」
「えへへ〜、次は〜ジョルノ〜!」
そう言いながら、キアラは隣にいたジョルノの頰にもキスをする。
「えっ、ちょっ、僕にまで!? キアラ、酔っているのですかッ!?」
困惑するジョルノをよそに、更にキアラは近くのトリッシュの元に──
「トリッシュ〜トリッシュはいつ見ても本当可愛いねぇ〜」
「えっ? キアラ急に何を言ってるの?」
そう言いながら振り向くトリッシュの頰にも、キアラはジョルノと同じ様にキスをする。
そして次に向かった先は──
「ナランチャ〜」
「ん? キアラ、どうし──」
不意打ちで、ナランチャの頰にもキスをする
目を丸くするナランチャを他所に、次にキアラはフーゴの所に向かう。
「い、い、今、キアラにキスされた──!」
ナランチャが思わず叫ぶ。
「始まったか……」
「アバッキオ、これはどーゆー事だよッ!?」
頭を抱えるアバッキオの元にナランチャが詰め寄る。
「いやぁ、実はよォキアラのやつ、酔うとキス魔になんだよ……」
「キス魔──ッ!?」
「この前、俺とブチャラティとキアラの3人で飲んだ時にもこんな感じになっちまって……厄介だったから、キアラにはあんまり飲ませねーようにしようって言ってたんだがよォ……」
そうこうしてる間に、キアラはついにミスタの元へ──
「ミ〜スタ!」
「何だ?」
ニコニコしながら、皆と同様にミスタの頬にキスをする。
そんなキアラの振る舞いに、ミスタがニヤリと笑みを浮かべる。何か良からぬ企みを思いついたようだ。
「おいおい、頰止まりかよぉ? 俺は唇にしてもらってもいいんだぜ……?」
「え〜?」
「ミスタ! それはちょっとマズイんじゃ──」
フーゴが止めるも構わず続ける。
「今、ブチャラティいないんだろ? だったら別に遠慮はいらねぇからなァ」
「ん〜しょうがないな〜じゃあ──」
キアラがミスタに顔を近づけた瞬間──
背後に殺気を感じたミスタが振り返る。
それらを囲むように皆が集まる。
「「カンパ〜イ」」
そしてワイワイしながら、皆で楽しいひと時を過ごしていたのだが──
しばらくして、ブチャラティが電話で席を外している間に事件は起こった。
「おかしいな……? おい、ここに置いてあったリモンチェッロ、知らねーか?」
アバッキオが机上を見ながら、近くにいたジョルノに問いかける。
“リモンチェッロ”とは、イタリア・カプリ島が起源のリキュール。レモンの皮をたっぷりと使った爽やかな味わいだが、アルコール度数は高めだ。
「あ〜それならさっき、キアラが飲んでましたね」
「何だとッ!? まさかここにあったやつ全部じゃあねぇだろうな……?」
「えぇ、僕が見た時にはほとんど無くなっていましたけど……?」
それを聞いたアバッキオの表情が一変する。
「マジか……」
「どうかしたんですか、アバッキオ?」
「ヤバイ……ブチャラティにどやされる……」
珍しく頭を抱え、アバッキオがうなだれる。
そんなアバッキオの目の前に、ふらりとキアラが現れた。
手にはリモンチェッロの空瓶、そして満面の笑みで話しかけてきた。
「アバッキオ〜」
「おい、キアラ、お前──」
ちゅっ──
突然キアラがアバッキオの頰にキスをする。それを目の当たりにしたジョルノが一瞬固まる。
「──ッ!?」
「キアラ、今アバッキオに──!?」
「えへへ〜、次は〜ジョルノ〜!」
そう言いながら、キアラは隣にいたジョルノの頰にもキスをする。
「えっ、ちょっ、僕にまで!? キアラ、酔っているのですかッ!?」
困惑するジョルノをよそに、更にキアラは近くのトリッシュの元に──
「トリッシュ〜トリッシュはいつ見ても本当可愛いねぇ〜」
「えっ? キアラ急に何を言ってるの?」
そう言いながら振り向くトリッシュの頰にも、キアラはジョルノと同じ様にキスをする。
そして次に向かった先は──
「ナランチャ〜」
「ん? キアラ、どうし──」
不意打ちで、ナランチャの頰にもキスをする
目を丸くするナランチャを他所に、次にキアラはフーゴの所に向かう。
「い、い、今、キアラにキスされた──!」
ナランチャが思わず叫ぶ。
「始まったか……」
「アバッキオ、これはどーゆー事だよッ!?」
頭を抱えるアバッキオの元にナランチャが詰め寄る。
「いやぁ、実はよォキアラのやつ、酔うとキス魔になんだよ……」
「キス魔──ッ!?」
「この前、俺とブチャラティとキアラの3人で飲んだ時にもこんな感じになっちまって……厄介だったから、キアラにはあんまり飲ませねーようにしようって言ってたんだがよォ……」
そうこうしてる間に、キアラはついにミスタの元へ──
「ミ〜スタ!」
「何だ?」
ニコニコしながら、皆と同様にミスタの頬にキスをする。
そんなキアラの振る舞いに、ミスタがニヤリと笑みを浮かべる。何か良からぬ企みを思いついたようだ。
「おいおい、頰止まりかよぉ? 俺は唇にしてもらってもいいんだぜ……?」
「え〜?」
「ミスタ! それはちょっとマズイんじゃ──」
フーゴが止めるも構わず続ける。
「今、ブチャラティいないんだろ? だったら別に遠慮はいらねぇからなァ」
「ん〜しょうがないな〜じゃあ──」
キアラがミスタに顔を近づけた瞬間──
背後に殺気を感じたミスタが振り返る。