#リプもらった番号のワードを使って文を書く/リクエスト夢
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「あれ……? それ、どうしたんだよォ? その首のところ……赤くなってんの、虫刺されかィ?」
ペッシが私の首元を指さしながら、心配そうに首を傾げる。指摘された私は、慌てて鏡に目を向ける。この痕は、きっと──
「あ、あぁ〜、本当だ! 何かな〜?」
惚 けてみせる私のかたわらで、ホルマジオがニヒルな笑みを浮かべている。
「この痕はよォ、“ヤブ蚊”だろ? ほらよく見るだろうがよォ、“黒くて白いシマ”が入っている奴だぜ。昨夜、食われたんだろ? オメーの首元は白くてうまそうだからなァ」
からかうような口振りでホルマジオが話す。そして、私と目が合うと、再び口角の端を吊り上げた。
「そうなのか? 大丈夫かィ?」
「だ、大丈夫だよ、ペッシ! それに──ヤブ蚊は昼間いるんでしょう? 夜間は違う種類の蚊だって、聞いたことがあるわ」
「そうだったかァ? 昨夜じゃあねーのかよ……」
私は、何のことかわからないと言わんばかりに、首を傾げて笑顔でその場を取りつくろった。
***
夜の狭間──
ベッド上で、男女のピロートークが聴こえてくる。
男は女の首筋に顔を 埋 めるも、それを女がやんわりと断っているようだ。
「んっ……ちょっと、見えるところにつけるのはやめてよね……今日、ホルマジオにバレちゃってたんだから」
「あぁ、悪かったな……」
しかし、その言葉に反省の色はない。男は、ニヒルに笑みを浮かべては、さらに見えるところに赤く花を咲かせていく──それは天邪鬼のような相反する行為。
まるで“お前は俺の物だ”と言わんばかり……マーキングのようなキスから始まった関係──
その疼くような痛みは、やがて歪んだ愛へと変わることだろう。
ペッシが私の首元を指さしながら、心配そうに首を傾げる。指摘された私は、慌てて鏡に目を向ける。この痕は、きっと──
「あ、あぁ〜、本当だ! 何かな〜?」
「この痕はよォ、“ヤブ蚊”だろ? ほらよく見るだろうがよォ、“黒くて白いシマ”が入っている奴だぜ。昨夜、食われたんだろ? オメーの首元は白くてうまそうだからなァ」
からかうような口振りでホルマジオが話す。そして、私と目が合うと、再び口角の端を吊り上げた。
「そうなのか? 大丈夫かィ?」
「だ、大丈夫だよ、ペッシ! それに──ヤブ蚊は昼間いるんでしょう? 夜間は違う種類の蚊だって、聞いたことがあるわ」
「そうだったかァ? 昨夜じゃあねーのかよ……」
私は、何のことかわからないと言わんばかりに、首を傾げて笑顔でその場を取りつくろった。
***
夜の狭間──
ベッド上で、男女のピロートークが聴こえてくる。
男は女の首筋に顔を
「んっ……ちょっと、見えるところにつけるのはやめてよね……今日、ホルマジオにバレちゃってたんだから」
「あぁ、悪かったな……」
しかし、その言葉に反省の色はない。男は、ニヒルに笑みを浮かべては、さらに見えるところに赤く花を咲かせていく──それは天邪鬼のような相反する行為。
まるで“お前は俺の物だ”と言わんばかり……マーキングのようなキスから始まった関係──
その疼くような痛みは、やがて歪んだ愛へと変わることだろう。
the END