#jo夢版ワンドロワンライ
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“俺とアイツは似ている”
最近、皆が口を揃えて言いやがる……いや、ちょっと待て! 俺とアイツ……!? 一体どこが似てるっつーんだよッ!?
左と言えば右だと言い放ち──白だと言えば黒だと言ってきやがる……それのどこが似てるっつーんだ!? 舐めてんのか、クソが──ッ!
俺から言わせれば、アイツとは真逆の性格だ。だから、いつも対立は絶えない……でも逆にそれは、自分にはない魅力を持っているという事。時にそれは魅力的にさえ映る──
だからこそ、俺とアイツは相対するが故の、“似た者同士”とも言えるのか……?
──いや、確実に1つだけあるな。一緒にいるが故に、似ているなと思う事が1つだけ。それは──
***
「ねぇ、ギアッチョ〜」
「──何だよ?」
「これ、食べる? さっきそこで買ってきたんだけどさ──」
「あ? あぁ、食う……これ、美味いよな! 俺、昨日もこれ食ったし」
「マジで!? やっぱり、ギアッチョが好きそうな味だと思ったんだよね〜。それに、私も好きだし!」
「……なんだよそれ?」
一方で──
「おいおい、またアイツら同じもん食ってるぜ?」
「嗜好が同じなんだろ? 文句言い合ってる割には、仲良いよな〜。ったく、しょーかねぇなぁ〜」
「確かに切れやすいところとかと……ディモールト 似てるよな、アイツら」
「気付いてねーのは、本人達だけ……だな」
「そうですねィ、兄貴ィ! 本当、お似合いの2人なのに──」
「おい……またアイツらの話か? 放っておけ……同気相求む……そんな関係だろ? それより、こんなところで油売ってる暇があるなら、任務に行ってこい」
2人の様子を遠巻きに見ながら、チーム全員が口を揃えてそう言うのは、あながち間違っていないみたいだ。
最近、皆が口を揃えて言いやがる……いや、ちょっと待て! 俺とアイツ……!? 一体どこが似てるっつーんだよッ!?
左と言えば右だと言い放ち──白だと言えば黒だと言ってきやがる……それのどこが似てるっつーんだ!? 舐めてんのか、クソが──ッ!
俺から言わせれば、アイツとは真逆の性格だ。だから、いつも対立は絶えない……でも逆にそれは、自分にはない魅力を持っているという事。時にそれは魅力的にさえ映る──
だからこそ、俺とアイツは相対するが故の、“似た者同士”とも言えるのか……?
──いや、確実に1つだけあるな。一緒にいるが故に、似ているなと思う事が1つだけ。それは──
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「ねぇ、ギアッチョ〜」
「──何だよ?」
「これ、食べる? さっきそこで買ってきたんだけどさ──」
「あ? あぁ、食う……これ、美味いよな! 俺、昨日もこれ食ったし」
「マジで!? やっぱり、ギアッチョが好きそうな味だと思ったんだよね〜。それに、私も好きだし!」
「……なんだよそれ?」
一方で──
「おいおい、またアイツら同じもん食ってるぜ?」
「嗜好が同じなんだろ? 文句言い合ってる割には、仲良いよな〜。ったく、しょーかねぇなぁ〜」
「確かに切れやすいところとかと……ディモールト 似てるよな、アイツら」
「気付いてねーのは、本人達だけ……だな」
「そうですねィ、兄貴ィ! 本当、お似合いの2人なのに──」
「おい……またアイツらの話か? 放っておけ……同気相求む……そんな関係だろ? それより、こんなところで油売ってる暇があるなら、任務に行ってこい」
2人の様子を遠巻きに見ながら、チーム全員が口を揃えてそう言うのは、あながち間違っていないみたいだ。
the END