#jo夢版ワンドロワンライ
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「ねえ、ミスタ……お願い」
またこの一言だ。
これを言われたら、俺は二つ返事で了承するしかなくなる──
こいつはそれを知ってて言ってきやがる……全くよォ、俺をなんだと思ってんだ!?
だから、今度はキッパリ断ってやるぜ……?
***
「あっ、週末なんだけどさ、友達に飲み会に人が足りないから来て欲しいって頼まれちゃってさ〜、行ってもいいかな? ねぇ、ミスタ……お願い」
きた……いつもの“お願い攻撃”──
それに対して、予定通りに言い放つ。
「ダメだ! オメーはいつもそうだ! 付き合いだろうがなんだろうがよォ、そこに他の男もいんだろ? 大事な彼女をよォ、野郎も来る飲み会にそう易々と参加させるバカがどこにいんだよ!?」
「……」
「なぁ、たまには俺の我がままだってよォ、聞いてくれてもいいだろ……?」
そう言って、優しく抱き寄せてみる。
よし、うまくいった……か? そう思ったのも束の間だった。
「──ミスタ、私の事……信じてないの?」
「えっ……別にそういうわけじゃあねーけどよォ──」
「私が他の人にうつつを抜かすとでも思ってるの? 私が好きなのはミスタだけなのに……」
そう言って顔を背ける彼女を前に、俺はまたもや二つ返事で了承してしまう……
その答えに対して、彼女がむける笑顔に惚れてしまっているから──
そんな無限ループから抜け出せる日は、果たしてやって来るのだろうか……?
またこの一言だ。
これを言われたら、俺は二つ返事で了承するしかなくなる──
こいつはそれを知ってて言ってきやがる……全くよォ、俺をなんだと思ってんだ!?
だから、今度はキッパリ断ってやるぜ……?
***
「あっ、週末なんだけどさ、友達に飲み会に人が足りないから来て欲しいって頼まれちゃってさ〜、行ってもいいかな? ねぇ、ミスタ……お願い」
きた……いつもの“お願い攻撃”──
それに対して、予定通りに言い放つ。
「ダメだ! オメーはいつもそうだ! 付き合いだろうがなんだろうがよォ、そこに他の男もいんだろ? 大事な彼女をよォ、野郎も来る飲み会にそう易々と参加させるバカがどこにいんだよ!?」
「……」
「なぁ、たまには俺の我がままだってよォ、聞いてくれてもいいだろ……?」
そう言って、優しく抱き寄せてみる。
よし、うまくいった……か? そう思ったのも束の間だった。
「──ミスタ、私の事……信じてないの?」
「えっ……別にそういうわけじゃあねーけどよォ──」
「私が他の人にうつつを抜かすとでも思ってるの? 私が好きなのはミスタだけなのに……」
そう言って顔を背ける彼女を前に、俺はまたもや二つ返事で了承してしまう……
その答えに対して、彼女がむける笑顔に惚れてしまっているから──
そんな無限ループから抜け出せる日は、果たしてやって来るのだろうか……?
the END