#jo夢版ワンドロワンライ
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暗殺チームのアジトでの出来事──
リゾットが書類を片手に、任務の内容を説明し終える。
「今回の任務はお前に任せる。サブにつける相手もお前が選ぶといい──」
「じゃあ……プロシュート、お願いできるかしら?」
「あぁ、別に構わねーよ……だが、もちろんペッシも同行させる……いいな?」
「……えぇ」
***
まただ──リゾットにそう言われたアイツは迷わず兄貴を選ぶ。その理由はただ一つ──アイツは兄貴の事が好きなんだ。だから、兄貴のおまけでついてくるオイラなんて、きっとお邪魔虫に違いないだろう──と、そう思っていたのに、兄貴の言葉にハッとさせられる。
***
「ハンッ、オメーは本当に何にも分かってねーマンモーニだなァ……最近は菓子とかでもよォ“おまけ”が目当てで買ったりすんだろ?」
「え……?」
思わず首を傾げてしまった俺に、兄貴がため息混じりに話を続ける。
「オメーはまだ単独で任務につかない──だが、俺との任務を選べば、必然的にお前も一緒についてくる……アイツはそれが目当だったっつーこった。つまり、アイツの目当てはお前だ、ペッシ……ったく、この俺が飛んだ噛ませ犬っつーこった」
「オイラが目当て……? それはあり得ないですぜ、兄貴ィ。まさかそんな──」
兄貴の話を聞いて、なんとなく辻褄が合ったような……そんな気がしていたところへ、アイツが現れる。
思わず意味深くアイツの顔を見ちまったもんだから、気付いたアイツとすぐさま目が合う。
「お待たせ──ん? どうかした?」
「い、いや、なんでも……」
「おい、ペッシ──今日は、俺じゃあなくてアイツにつけ。アイツの元でしっかり学べよ」
「お、おう、兄貴!」
ドキドキする俺を後目に、アイツは一瞬目を丸くして、小さくガッツポーズをとったとかいないとか……
リゾットが書類を片手に、任務の内容を説明し終える。
「今回の任務はお前に任せる。サブにつける相手もお前が選ぶといい──」
「じゃあ……プロシュート、お願いできるかしら?」
「あぁ、別に構わねーよ……だが、もちろんペッシも同行させる……いいな?」
「……えぇ」
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まただ──リゾットにそう言われたアイツは迷わず兄貴を選ぶ。その理由はただ一つ──アイツは兄貴の事が好きなんだ。だから、兄貴のおまけでついてくるオイラなんて、きっとお邪魔虫に違いないだろう──と、そう思っていたのに、兄貴の言葉にハッとさせられる。
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「ハンッ、オメーは本当に何にも分かってねーマンモーニだなァ……最近は菓子とかでもよォ“おまけ”が目当てで買ったりすんだろ?」
「え……?」
思わず首を傾げてしまった俺に、兄貴がため息混じりに話を続ける。
「オメーはまだ単独で任務につかない──だが、俺との任務を選べば、必然的にお前も一緒についてくる……アイツはそれが目当だったっつーこった。つまり、アイツの目当てはお前だ、ペッシ……ったく、この俺が飛んだ噛ませ犬っつーこった」
「オイラが目当て……? それはあり得ないですぜ、兄貴ィ。まさかそんな──」
兄貴の話を聞いて、なんとなく辻褄が合ったような……そんな気がしていたところへ、アイツが現れる。
思わず意味深くアイツの顔を見ちまったもんだから、気付いたアイツとすぐさま目が合う。
「お待たせ──ん? どうかした?」
「い、いや、なんでも……」
「おい、ペッシ──今日は、俺じゃあなくてアイツにつけ。アイツの元でしっかり学べよ」
「お、おう、兄貴!」
ドキドキする俺を後目に、アイツは一瞬目を丸くして、小さくガッツポーズをとったとかいないとか……
the END