#jo夢版ワンドロワンライ
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アイツの機嫌をとるには、どうしたらいいか──
美味しいご飯をごちそうする?
欲しい物をプレゼントする?
いきたい場所へつれて行く?
いいや、どれも不正解……
じゃあ、どうすればいいのか……その答えは──
***
いつものリストランテにアイツが顔を見せる。笑みを浮かべながらの鼻唄まじりにこちらへとやって来るのだが……見るからに浮き足立っているのが明白だ。
「ミスタ、もう来てたのね」
「まぁな……てかお前、なんか良いことあったろ? ご機嫌がダダ漏れしてるぜ?」
「まぁね〜」
「どうせ、例の彼氏絡みだろ?」
「えっ、何で分かったの!? ってか、ちょっと聞いてよ〜、さっき街で偶然見かけたんだけどさ──」
ニコニコしながら、アイツが俺の向かい側に座る。そして話は止まらない。
「それだけじゃあないの! さらに“Ciao”って話しかけられちゃったんだよ! 凄くない!?」
「ハイ、ハイ──」
俺は受け流すように返事を繰り返す。ここで言う“彼氏”がまだ、正式な彼氏じゃないってところだけが唯一の救いだ。
「じゃあ、任務に向かおうか!」
意気揚々とリストランテを後にするアイツの背中を見ながら、俺はお前と一緒ってだけでご機嫌になれるってよォ……と密かに想いを馳せるのだった。
美味しいご飯をごちそうする?
欲しい物をプレゼントする?
いきたい場所へつれて行く?
いいや、どれも不正解……
じゃあ、どうすればいいのか……その答えは──
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いつものリストランテにアイツが顔を見せる。笑みを浮かべながらの鼻唄まじりにこちらへとやって来るのだが……見るからに浮き足立っているのが明白だ。
「ミスタ、もう来てたのね」
「まぁな……てかお前、なんか良いことあったろ? ご機嫌がダダ漏れしてるぜ?」
「まぁね〜」
「どうせ、例の彼氏絡みだろ?」
「えっ、何で分かったの!? ってか、ちょっと聞いてよ〜、さっき街で偶然見かけたんだけどさ──」
ニコニコしながら、アイツが俺の向かい側に座る。そして話は止まらない。
「それだけじゃあないの! さらに“Ciao”って話しかけられちゃったんだよ! 凄くない!?」
「ハイ、ハイ──」
俺は受け流すように返事を繰り返す。ここで言う“彼氏”がまだ、正式な彼氏じゃないってところだけが唯一の救いだ。
「じゃあ、任務に向かおうか!」
意気揚々とリストランテを後にするアイツの背中を見ながら、俺はお前と一緒ってだけでご機嫌になれるってよォ……と密かに想いを馳せるのだった。
the END