【ギアッチョ】
「どーゆーことだァ？　舐めたマネしやがってよォ〜？」とブチ切れ。ホワイト・アルバムで入り口を壊そうとするもびくともしない。
キアラからは“ここは脱出優先でキスするしかない”と言われるも──
「オメーはよォ、そう言う問題じゃあねーだろ？　普通そう言う事はよォ……好きな奴とするもんだろ？　ギャグだろォが何だろォがよォ、俺はそう言う事を大事にしてぇって思ってんだよ……笑たきゃ笑えよ……」
そう言うギアッチョにキアラが自ら唇にキス。“私…ギアッチョとなら別に構わないよ”と告げると、扉が開くと同時に顔を赤らめたギアッチョが──
「んなこと言ってよォ、後で嘘だとか言ったら、どうなるか分かってんだろォなァ……クソッ」と、顔を真っ赤にしながら照れる。


【メローネ】
　「ディモールト いいぞ！」とかなり喜びながら、いつものようにベビーフェイスを持ち出してキアラにキスの好みを聞いてくる。
キアラがげんなりしながら、“キスする場所に決まりは無いはずだ”と頬にしてみるも、依然として入口は開かない。
「やっぱり唇にしなきゃならないんじゃあないのか？　それなら──」
そう言って、おもむろにキアラの顎を片手で持ち上げ、「あんたの好みの仕方……俺が思うのを試しちゃってもいいか……？」
声色低く問いかけられて、思わず固まってしまった所を不意打ちでキスされてしまう。
「ほら、開いたぜ？」平然として言うメローネのキスがあまりにあっけなかったから、思わず服を掴んで、もう一度──とおねだりしてしまう。


【プロシュート】
条件を聞いても「大した事じゃあないな」と言ってすぐさまキスしようとする。しかしキアラに絶対に嫌だと拒否されてしまう。
やけに渋るキアラに「知られたくない奴でもいんのか？」と問いかけるも言葉を濁すキアラに、さらりと前髪をかき上げ、リップ音を立てながらひたいに軽くキスを落とす。「イタリアじゃあ、キスは挨拶がわりだろ？　だからそう思えばいい」そう言って視線を少し下へと落とす。しかし、扉は開かない。やっぱり唇にしなきゃ開かないとキアラがプロシュートにキスをして部屋は脱出したものの、外に出るとすぐに腕を掴まれ深く口付けられる。
目を見張るキアラに「納得いかねぇな…キスしても業務だったと片付けられちまうなんざなァ…だが、今のは違う…覚えておけ」そう吐き捨ててくる。