#jo夢版ワンドロワンライ
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「可愛くねー女」
これがアイツの第一印象──
リゾットから、新しい仲間だと紹介を受けた時だ。思いがけず相手が女だったから、イタリアーノらしく、営業スマイルで微笑みかけた。だがアイツは、蔑むような目で見てきやがった。
流石にカチンときた。だってそうだろ? 大抵の女は、俺が一声かけりゃあ犬みてーにしっぽ振って喜んでついて来る──ついでにベッドの上で腰も振るがなァ……なのにこいつときたら……
だから、可愛くねー女!
だが、しばらくしてふと気付く──こいつの笑顔に惹かれている事に──
それと同時に、アイツが俺になびかなかった理由にも気付かされる。他に想う奴がいる……そう、いつもアイツの視線の先にいるのは──
だから、余計に気になった。意地になっていたのかもしれない……それは、本当にくだらないプライド。
その笑顔がこの俺に向けられる時は、果たして来るのだろうか──
その時まで、アイツはずっと「可愛くねー女」のままだ。
これがアイツの第一印象──
リゾットから、新しい仲間だと紹介を受けた時だ。思いがけず相手が女だったから、イタリアーノらしく、営業スマイルで微笑みかけた。だがアイツは、蔑むような目で見てきやがった。
流石にカチンときた。だってそうだろ? 大抵の女は、俺が一声かけりゃあ犬みてーにしっぽ振って喜んでついて来る──ついでにベッドの上で腰も振るがなァ……なのにこいつときたら……
だから、可愛くねー女!
だが、しばらくしてふと気付く──こいつの笑顔に惹かれている事に──
それと同時に、アイツが俺になびかなかった理由にも気付かされる。他に想う奴がいる……そう、いつもアイツの視線の先にいるのは──
だから、余計に気になった。意地になっていたのかもしれない……それは、本当にくだらないプライド。
その笑顔がこの俺に向けられる時は、果たして来るのだろうか──
その時まで、アイツはずっと「可愛くねー女」のままだ。
the END