#jo夢版ワンドロワンライ
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「寒くなってきたね……」
アジトへの帰り道──
私は、両手に息を吹きかけながら、隣を並んで歩くギアッチョに話しかける。
「あぁ……特に今日は冷え込んでるな」
「ねぇ、ホワイトアルバムの中ってさ、暖かいの?」
唐突な私の質問に、彼は一瞬眉間にシワを寄せる。
「あ? まぁ俺自身、寒さは特に感じねぇなァ」
「ふ〜ん……」
『何だよ?』と言うのと同時に、両手で彼のほっぺたをむにゅっと挟んでみる。
案の定、即座に振り払われた。
「お、おいっ! いきなりなすんだ、オメーはよォ〜!?」
「ちょっと確かめてみただけ。暖かいのは、ギアッチョ自身なんじゃあないのかなって──」
「何だよ、それ? ったく、冷ぇ手しやがってよォ……」
そう言いながら、私の手を優しくギュッと握りしめる。照れているのか……わざとそっぽを向く彼の横顔に微笑みかける。
ふと周りを見渡せば、街のあちらこちらに赤緑白のカラーが彩り始めている。
『ねぇ、雪降らせてよ』と言う私のわがままに、一瞬だけ周りに雪を降らせてくれる。
三色カラーに白い雪……
それはまさに、もうすぐ訪れる冬の装い──
アジトへの帰り道──
私は、両手に息を吹きかけながら、隣を並んで歩くギアッチョに話しかける。
「あぁ……特に今日は冷え込んでるな」
「ねぇ、ホワイトアルバムの中ってさ、暖かいの?」
唐突な私の質問に、彼は一瞬眉間にシワを寄せる。
「あ? まぁ俺自身、寒さは特に感じねぇなァ」
「ふ〜ん……」
『何だよ?』と言うのと同時に、両手で彼のほっぺたをむにゅっと挟んでみる。
案の定、即座に振り払われた。
「お、おいっ! いきなりなすんだ、オメーはよォ〜!?」
「ちょっと確かめてみただけ。暖かいのは、ギアッチョ自身なんじゃあないのかなって──」
「何だよ、それ? ったく、冷ぇ手しやがってよォ……」
そう言いながら、私の手を優しくギュッと握りしめる。照れているのか……わざとそっぽを向く彼の横顔に微笑みかける。
ふと周りを見渡せば、街のあちらこちらに赤緑白のカラーが彩り始めている。
『ねぇ、雪降らせてよ』と言う私のわがままに、一瞬だけ周りに雪を降らせてくれる。
三色カラーに白い雪……
それはまさに、もうすぐ訪れる冬の装い──
the END