ジョジョプラス
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今日は、彼女が俺の部屋にやって来た。初めて部屋に入れたからか、キョロキョロと周りをひととおり見回してから、ゆっくりとベッドサイドに腰掛けた。
そう言えば──さっき、一応〈彼女〉とは言ってみたものの……実際の関係はかなり曖昧だ。キスはした。だが、セックスはまだだ。それに、端から告白もしてないから、その返事がくることもない。しかし、オフの日は二人で出かけることもあるし、今、こうして部屋にも招き入れた。俺自身、言葉はなくとも、こんな関係の彼女とは、とても相性がいいと感じていた。何と言っても居心地のよさは、他に類を見なかった。
しばらくの沈黙をやぶって、彼女が先に口を開いた。
「ねぇ、メローネの部屋ってさ、な〜んにもないんだね?」
「そうだな。必要最低限のものしか置いてないな」
「……あれ? ひょっとして冷蔵庫もないの?」
「あぁ……その日に食べる分だけあればそれでいいだろ?」
「まぁ、そうだけど……」
そう呟いて、彼女はベッドにゴロリと横になる。それから体をくねらせるようにして俺の方に顔を向けた。
「ねぇ……ゴムは? もってる?」
一瞬、耳を疑った。いや、ちゃんと聞こえてはいたが、部屋に来るなりそんなことを聞かれたから、思わず聞き返してしまった。
「……ゴム? ゴムって、コンドームのことか?」
彼女は、当たり前だと言わんばかりに|頷《うなず》くと、むくりと起き上がって俺の上に|跨《また》がった。
「ねぇ……最低限の生活にはさ、何が必要だと思う……?」
スッ……と彼女に見据えられ、俺の頭にはそれ以外思い浮かばなかった。
「俺の生活には、君が必要だ……」
「そう……じゃあヤろっか?」
ニコリと無邪気な笑みを見せる彼女に、ほんの少しだけ淡い期待を──そして、これから行う行為に対しても、今は最小限の快楽にとどめておこうと思う。もちろん相性が最高にいいことは確認済みだ。だから、俺にとってこの恋が、最初で最後の恋──相手はきっと彼女で間違ってないとそう思う。
そう言えば──さっき、一応〈彼女〉とは言ってみたものの……実際の関係はかなり曖昧だ。キスはした。だが、セックスはまだだ。それに、端から告白もしてないから、その返事がくることもない。しかし、オフの日は二人で出かけることもあるし、今、こうして部屋にも招き入れた。俺自身、言葉はなくとも、こんな関係の彼女とは、とても相性がいいと感じていた。何と言っても居心地のよさは、他に類を見なかった。
しばらくの沈黙をやぶって、彼女が先に口を開いた。
「ねぇ、メローネの部屋ってさ、な〜んにもないんだね?」
「そうだな。必要最低限のものしか置いてないな」
「……あれ? ひょっとして冷蔵庫もないの?」
「あぁ……その日に食べる分だけあればそれでいいだろ?」
「まぁ、そうだけど……」
そう呟いて、彼女はベッドにゴロリと横になる。それから体をくねらせるようにして俺の方に顔を向けた。
「ねぇ……ゴムは? もってる?」
一瞬、耳を疑った。いや、ちゃんと聞こえてはいたが、部屋に来るなりそんなことを聞かれたから、思わず聞き返してしまった。
「……ゴム? ゴムって、コンドームのことか?」
彼女は、当たり前だと言わんばかりに|頷《うなず》くと、むくりと起き上がって俺の上に|跨《また》がった。
「ねぇ……最低限の生活にはさ、何が必要だと思う……?」
スッ……と彼女に見据えられ、俺の頭にはそれ以外思い浮かばなかった。
「俺の生活には、君が必要だ……」
「そう……じゃあヤろっか?」
ニコリと無邪気な笑みを見せる彼女に、ほんの少しだけ淡い期待を──そして、これから行う行為に対しても、今は最小限の快楽にとどめておこうと思う。もちろん相性が最高にいいことは確認済みだ。だから、俺にとってこの恋が、最初で最後の恋──相手はきっと彼女で間違ってないとそう思う。