#jo夢版ワンドロワンライ
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「あっ、見て!」
不意にアイツが夜空を見上げて立ち止まる。人差し指のその先に、一つの星が流れ落ちる。俺がアイツに目を向ければ、すぐさま両手を合わせて、何やら願いをかけているようだ。そんなアイツの横顔に、俺はついつい目を細めてしまう。
しばらくして、ゆっくり目を開いたアイツと視線がぶつかった。
「ねぇ、プロシュートは、何をお願いしたの?」
「あ? ……俺は別に何も?」
「えっ、どうして!? さっき流れ星、見たでしょう? 心の中で3回願いを唱えると叶うんだよ……?」
大きく目を見開きながら、問いかけてくるアイツに、俺はフッと笑みを向ける。
「別にいいんだ、願わなくてもよォ……俺の願いなんてもんは──」
言いかけて、口をそっとつぐむ。
いつだってそうだ……俺の願いはただ一つ。おまえの願いが叶うこと──
だから俺は、おまえが夜空に向けた願いの全てを叶えてやりたいと、そう思う。
その為なら、俺は──
「プロシュート……?」
次の言葉を急かすように、アイツが俺の顔を覗き込む。
「とにかく、俺の分の願いも全部まとめて、オメーにくれてやる」
そう言うと、“なにそれ?”と言いながらも、浮き足立つアイツの願が叶うようにと、俺は夜空に願いをかけた。
不意にアイツが夜空を見上げて立ち止まる。人差し指のその先に、一つの星が流れ落ちる。俺がアイツに目を向ければ、すぐさま両手を合わせて、何やら願いをかけているようだ。そんなアイツの横顔に、俺はついつい目を細めてしまう。
しばらくして、ゆっくり目を開いたアイツと視線がぶつかった。
「ねぇ、プロシュートは、何をお願いしたの?」
「あ? ……俺は別に何も?」
「えっ、どうして!? さっき流れ星、見たでしょう? 心の中で3回願いを唱えると叶うんだよ……?」
大きく目を見開きながら、問いかけてくるアイツに、俺はフッと笑みを向ける。
「別にいいんだ、願わなくてもよォ……俺の願いなんてもんは──」
言いかけて、口をそっとつぐむ。
いつだってそうだ……俺の願いはただ一つ。おまえの願いが叶うこと──
だから俺は、おまえが夜空に向けた願いの全てを叶えてやりたいと、そう思う。
その為なら、俺は──
「プロシュート……?」
次の言葉を急かすように、アイツが俺の顔を覗き込む。
「とにかく、俺の分の願いも全部まとめて、オメーにくれてやる」
そう言うと、“なにそれ?”と言いながらも、浮き足立つアイツの願が叶うようにと、俺は夜空に願いをかけた。
the END