#jo夢版ワンドロワンライ
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とある部屋の一室。
プロシュートがベッドの縁に腰掛け、紫煙を吹かしている。その傍らでベッドに横たわり、シーツだけを身にまとった女が問いかける。
「ねぇ──」
「あ、何だ……?」
「覚えてる? 私に初めて会った時、あなたが口にした言葉──」
「──さぁな……覚えてねぇよ」
「あなたは私に、“同じ女と二度寝はしない主義だ”って……そう言った……」
「……そうだったか?」
とぼ惚けてみせるプロシュートに、女はせせら笑いを浮かべながら、話しを続ける。
「そうよ、はっきりそう言ったわ。なのに──私とはもう何回寝た……?」
「さぁな……んな事一々数えてねーよ」
「ねぇ、それってつまり……私はあなたの“特別”になったって……そう思ってもいいのかしら……?」
そう問いかけられたプロシュートは、再び女を組み敷き見下ろす。
「ハンッ、どうだかなァ……まぁ、そんな無駄口叩いてる暇があるならよォ、大人しく腕の中で啼ないてろ……」
「ホント……素直じゃないのね──」
そう言う女を黙らせるかのごと如く、少し荒々しく口付け、それから首筋へとキスを落としていく──
確かにあいつの言う通り──だが、口が裂けても言わねぇ事実。それは──
この俺が“お前至上主義”になっちまったって事──
全く、どうかしちまってるな、俺……
プロシュートはそう思うのだった。
プロシュートがベッドの縁に腰掛け、紫煙を吹かしている。その傍らでベッドに横たわり、シーツだけを身にまとった女が問いかける。
「ねぇ──」
「あ、何だ……?」
「覚えてる? 私に初めて会った時、あなたが口にした言葉──」
「──さぁな……覚えてねぇよ」
「あなたは私に、“同じ女と二度寝はしない主義だ”って……そう言った……」
「……そうだったか?」
とぼ惚けてみせるプロシュートに、女はせせら笑いを浮かべながら、話しを続ける。
「そうよ、はっきりそう言ったわ。なのに──私とはもう何回寝た……?」
「さぁな……んな事一々数えてねーよ」
「ねぇ、それってつまり……私はあなたの“特別”になったって……そう思ってもいいのかしら……?」
そう問いかけられたプロシュートは、再び女を組み敷き見下ろす。
「ハンッ、どうだかなァ……まぁ、そんな無駄口叩いてる暇があるならよォ、大人しく腕の中で啼ないてろ……」
「ホント……素直じゃないのね──」
そう言う女を黙らせるかのごと如く、少し荒々しく口付け、それから首筋へとキスを落としていく──
確かにあいつの言う通り──だが、口が裂けても言わねぇ事実。それは──
この俺が“お前至上主義”になっちまったって事──
全く、どうかしちまってるな、俺……
プロシュートはそう思うのだった。
the END