1年目
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
師走とはよくいったもので、12月はバタバタとしているうちに大晦日となってしまった。
今日は隊士、女中さん合わせて大掃除し、その後忘年会の予定だ。
「今年も今日で終わりですね。」
知里は土方に言う。
「はぁー、ったく今月は忙しくて何も終わらなかった。」
土方はイライラした様子でタバコを吸いながら大広間の掃除をする。
「灰、落さないでくださいよ〜。」
「わかってるよ。」
ポロッ
灰が落ちて畳に落ちる。
「いやいや、これ敢えて?」
知里は畳を箒ではく。
「すまねぇ。」
「そうでさぁ、タバコは消さないとダメでさぁ。」
沖田が土方の顔にバケツの水をかける。
「総悟テメー!!」
沖田は俊足で逃げた。
「仲良しなのはいいですけど、ほどほどにね。顔拭いてきてくださいよ。後はやっときます。」
「仲良くねーよ。チッ、すまねーな。」
土方はさらにイライラして出て行った。
夜、大忘年会が始まった。
「今夜は無礼講だーーー!」
近藤が上半身裸で乾杯の音頭を取る。
若い女中さんもいるので、近藤がこれ以上脱がないように厳重に注意して見守る。
知里は最初のビールで今日は酒はやめた。
奥の方ではテレビがついて、紅白歌合戦が流れていた。
知里はボーッとテレビを見ていた。
「今日は飲まないの?」
山崎がお酒を持って、知里の隣に座る。
「今日はいいや、山崎さんどうぞ。」
知里は山崎に日本酒を注ぐ。
「ありがとう。」
山崎がグッとお猪口を傾けて飲む。
「なんかよくわかんないけど、紅白見ちゃうんだよね。」
「分かる。」
「これを見ないと年を越せないみたいな。密偵のアンパンみたいな。」
「ポリシーとはちょっと違うけど、なんとなくね、分かるよ。」
山崎もテレビを見始める。
「なんか大晦日って私呑んで忘れる日っていうより、しみじみ感じて終わりたいんですよね。」
「まぁ元々大晦日って一年の無事の感謝を込めて祝う日だからね。うちの忘年会じゃ無事に済むかわかんないよ。」
山崎は大騒ぎしている隊士を見る。
「ほんとだね。山崎さんも入ってきていいよ、あっち。」
知里は指をさして言う。
「俺もいいや、最後に怪我したくないし。」
山崎は答える。
「今年はどうだった?」
山崎は知里に聞く。
「変わり過ぎて大変でした。まさかバズーカに撃たれる日が来るなんて思ってなかったですし。」
「ほんとだよね。今年もよく撃たれたよ。」
2人で今年沖田にされた様々なイジりや苛めに話を咲かせた。
しばらくすると、紅白歌合戦は‘小林幸子ラスボス’の番になる。
「おい、次ラスボスだぞ!」
隊士が言う。
テレビの前に次から次へと隊士が集まる。
「やっぱり大晦日はラスボスだよなー!」
「紅白のラスボス見ないと終わった気がしないぜ!」
ラスボス‼︎ラスボス‼︎とコールまで始まった。
ラスボスの歌が終わると、また乾杯の音頭が始まり、知里にも酒が渡される。
「今日はいいや〜!」
そう拒否しても無理やり渡してくる隊士たち。
「今年もお疲れ様でしたー!お世話になりましたー!乾杯!」
原田が後半戦の音頭をとる。
「お酒大丈夫?ここではしみじみは無理そうだね。」
山崎がニコリと笑う。
「そうですね、無理な話でした。」
知里は日本酒をグッと呑んだ。
隊士たちの騒ぐ中に山崎と一緒に混じってお酒を酌み交わした。
「なんかお前山崎とよく一緒だな。ヒック。」
土方が酔って絡んでくる。
「土方〜、山崎やっていいですかぃ?」
沖田が一升瓶をもってフラついている。
「やれ〜。ヒック。」
沖田が一升瓶を振り回して山崎と知里に向かってくる。
「いや、これ山崎さんだけじゃないから。全員やられるから!」
知里と山崎は走って逃げ回る。
部屋の端にバズーカが落ちているのが目に入った。
「山崎さん!バズーカあります!」
知里は山崎の手を引く。
「よーし、やるか!最後くらいやり返そう!」
山崎はバズーカを構え、沖田、土方、褌姿の近藤、その他etcに照準を合わせる。知里はバズーカの引き金に触れる、
「せーの。」
「「今年はお世話になりました!来年もよろしくお願いします!!」」
ドカーン!!
大広間はいつものように尸だらけ。
知里と山崎はハイタッチしてした。
テレビでは『ゆく年くる年』が流れていた。
今日は隊士、女中さん合わせて大掃除し、その後忘年会の予定だ。
「今年も今日で終わりですね。」
知里は土方に言う。
「はぁー、ったく今月は忙しくて何も終わらなかった。」
土方はイライラした様子でタバコを吸いながら大広間の掃除をする。
「灰、落さないでくださいよ〜。」
「わかってるよ。」
ポロッ
灰が落ちて畳に落ちる。
「いやいや、これ敢えて?」
知里は畳を箒ではく。
「すまねぇ。」
「そうでさぁ、タバコは消さないとダメでさぁ。」
沖田が土方の顔にバケツの水をかける。
「総悟テメー!!」
沖田は俊足で逃げた。
「仲良しなのはいいですけど、ほどほどにね。顔拭いてきてくださいよ。後はやっときます。」
「仲良くねーよ。チッ、すまねーな。」
土方はさらにイライラして出て行った。
夜、大忘年会が始まった。
「今夜は無礼講だーーー!」
近藤が上半身裸で乾杯の音頭を取る。
若い女中さんもいるので、近藤がこれ以上脱がないように厳重に注意して見守る。
知里は最初のビールで今日は酒はやめた。
奥の方ではテレビがついて、紅白歌合戦が流れていた。
知里はボーッとテレビを見ていた。
「今日は飲まないの?」
山崎がお酒を持って、知里の隣に座る。
「今日はいいや、山崎さんどうぞ。」
知里は山崎に日本酒を注ぐ。
「ありがとう。」
山崎がグッとお猪口を傾けて飲む。
「なんかよくわかんないけど、紅白見ちゃうんだよね。」
「分かる。」
「これを見ないと年を越せないみたいな。密偵のアンパンみたいな。」
「ポリシーとはちょっと違うけど、なんとなくね、分かるよ。」
山崎もテレビを見始める。
「なんか大晦日って私呑んで忘れる日っていうより、しみじみ感じて終わりたいんですよね。」
「まぁ元々大晦日って一年の無事の感謝を込めて祝う日だからね。うちの忘年会じゃ無事に済むかわかんないよ。」
山崎は大騒ぎしている隊士を見る。
「ほんとだね。山崎さんも入ってきていいよ、あっち。」
知里は指をさして言う。
「俺もいいや、最後に怪我したくないし。」
山崎は答える。
「今年はどうだった?」
山崎は知里に聞く。
「変わり過ぎて大変でした。まさかバズーカに撃たれる日が来るなんて思ってなかったですし。」
「ほんとだよね。今年もよく撃たれたよ。」
2人で今年沖田にされた様々なイジりや苛めに話を咲かせた。
しばらくすると、紅白歌合戦は‘小林幸子ラスボス’の番になる。
「おい、次ラスボスだぞ!」
隊士が言う。
テレビの前に次から次へと隊士が集まる。
「やっぱり大晦日はラスボスだよなー!」
「紅白のラスボス見ないと終わった気がしないぜ!」
ラスボス‼︎ラスボス‼︎とコールまで始まった。
ラスボスの歌が終わると、また乾杯の音頭が始まり、知里にも酒が渡される。
「今日はいいや〜!」
そう拒否しても無理やり渡してくる隊士たち。
「今年もお疲れ様でしたー!お世話になりましたー!乾杯!」
原田が後半戦の音頭をとる。
「お酒大丈夫?ここではしみじみは無理そうだね。」
山崎がニコリと笑う。
「そうですね、無理な話でした。」
知里は日本酒をグッと呑んだ。
隊士たちの騒ぐ中に山崎と一緒に混じってお酒を酌み交わした。
「なんかお前山崎とよく一緒だな。ヒック。」
土方が酔って絡んでくる。
「土方〜、山崎やっていいですかぃ?」
沖田が一升瓶をもってフラついている。
「やれ〜。ヒック。」
沖田が一升瓶を振り回して山崎と知里に向かってくる。
「いや、これ山崎さんだけじゃないから。全員やられるから!」
知里と山崎は走って逃げ回る。
部屋の端にバズーカが落ちているのが目に入った。
「山崎さん!バズーカあります!」
知里は山崎の手を引く。
「よーし、やるか!最後くらいやり返そう!」
山崎はバズーカを構え、沖田、土方、褌姿の近藤、その他etcに照準を合わせる。知里はバズーカの引き金に触れる、
「せーの。」
「「今年はお世話になりました!来年もよろしくお願いします!!」」
ドカーン!!
大広間はいつものように尸だらけ。
知里と山崎はハイタッチしてした。
テレビでは『ゆく年くる年』が流れていた。