明日（今日）はいよいよK赤の王国コミカライズ２巻の発売日です、ピンク先生の書き下ろし掌編小説が楽しみだけど墓の準備もしないといけない気もしています。
今更ながら当サイトのメインシリーズ（と言ってもこれしかないのですが……）がどうして年代別に分かれているのか、と不思議に思う方もいると思うのでちょっと解説をしてみようと思います。アウトプットすることで言ってる自分が気付くこともあると言いますし。

端的に言いますと、「ヒロインと三輪一言が出会ってから三輪一言が死ぬまで」の十数年間を関係性の変化と共に区切りを入れながら書いてみたいと思ったからです。
Kの公式サイトに『K chronicle』という公式の年表があるのでそちらを参照にしました。（ぶっちゃけもっと詳しいものが制作サイドにあるらしいので是非見てみたいです）

・1999.07.11〜2004.05
公式の出来事でいう迦具都事件から、紫が三輪一言のクランから離反するまでの期間です。
当シリーズで言えば、真ん中弟子が迦具都事件で命以外の全てを奪われ三輪一言に救われてから入学先の高校で尊さんと出会うまでの事でもあります。
この時の関係はまだ「師弟」であるため、家族夢っぽいものが殆どです。

・2004〜2009
公式の出来事だと、赤の王国から『SIDE:RED』の期間に相当します。
紫が離反した後から、新たな青の王が出現する前の期間です。
この時期は「師弟」から「恋人」と一番関係が変化する期間でもあるので、逆にどういう風にしようか色々考えてしまうところでもあります。構成上もしかしたらもうちょっと年代が前倒しになる可能性もあるので一番流動的な区切りかもしれません。

・2010〜2012.09.25
公式で言うと『K R:B』から三輪一言死去までの期間です。
…………日付は三輪一言の命日です。公式なんです。
公式で誕生日と命日の両方が出てるキャラの多い福利厚生の手厚いジャンル、それが……K。文字通り揺り籠から墓場まで………………。
三輪一言の臨終までやるので当然の事ながら重い話が多くなるかと思います。
『〜2009』との関係の違いは「一線を越えたか否か」なのでそこまで大きな違いはないはずです多分。

・2012〜
ここからアニメ本編以降の話になります。
三輪一言は本編時には既に故人なので本編前が本番！みたいなところがあります。過去のスピンオフを描いた物語でめちゃくちゃ大活躍しておりますしね……。

あとは公式の学園パラレルものとか公式アイドルパロとか公式の謎版権とかその辺から派生したトンチキな世界線の話とか、書いた本人もよく分かってないパロディものとか、迦具都事件以前やヒロイン本人が出てこない話とか色々上で説明したもの以外の時空もあるんですが、大体Kでいう「祈り」の光景なんだと思います。

……日記というより裏設定話みたいになってしまった。