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煉獄 桂寿郎れんごく けいじゅろう

妖怪の母と人間の父の間に生まれた男。
明黎の弟。

容姿は父親に瓜二つで、見分けはほぼつかない。戦闘スタイルや炎の使い用を見た妖怪は【炎の悪魔】と呼んだ。性格も父親に似ていて、助けられた者は【火のカミサマ】とも言うこともあれば【不動明王様】とも呼んだ。

性格はとてもよく、人から好かれやすいタイプだ。純粋なため好奇心が旺盛。白石と馬が合うのか白石が一緒にいるときはだいたい二人だ話している。旅では場の空気を和ませるバカコンビでもあるし、戦いでは強い味方だ。

警戒心が人一倍強く、人を殺したことのある者の雰囲気を敏感に感じ取る。その分、打ち解けるのは早い。

戦闘は基本刀。呼吸の威力は父を凌ぐ程であり、火力にものを言わせた戦い方をする。そのため、いまいち火力の調整が下手。それは戦いだけでなく普段の生活にも支障をきたす程で火の扱いは絶対に任せられない。

刀は二振り。一つは父と同じ刀鍛冶に打ってもらった日輪刀。もう一つは自分の牙と姉の牙から作られた『炎丒乕えんき』。妖力を込めれば炎をまとった炎刀になり切った所から燃え上がる。姉のように炎は切れない。この刀は普段使わない。

【火の悪魔】や他の異名は炎丒乕使用時につけられたもの。

最近は戦闘をほぼしていない。




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