日記
GXアニメ感想&メモ135話〜136話
2026/06/25 20:37GXアニメ感想
・135〜136話
吹雪のこの「ついていくしかない」が本当にひどいと思うんだよな……邪心経典の影響かもしれないけど、影響される前からこうだもんな。本当主体性どこに行ったんだ……。
しかし十代って「みんなは危ないから安全そうな場所で待っててほしい」とも言わないんだな……いや、離れたところでブロンの部下に捕まりそうではあるが……。一応「ついてきてくれ」ではあるんだ……? なんかこの辺、十代は「わざわざ避難所から敵地まで来たならもうついてくる覚悟があるんだ」と誤解してそうな気もする。
万丈目の「相談もしないで」というのが一番このあたりの核というか。しかし避難所にいた時とか十代と話せるのに誰も話してないよね? というのも思う。「行くな」「デュエルするな」と「一方的な要望を伝える」は「十代と話す」ではない。そもそも万丈目は61話といいろくに十代の話を聞こうとしたことないんだから「相談」なんかされるわけないじゃないですか。万丈目に限らず誰も「十代の話を聞こうとしていない」。十代の方も仲間の話聞いてないけど。
そういえば仲間たちは誰もヨハンに似た男の子がズールに殺された(おそらく次元の移動で死んでない)ことを知らないんだよな……。十代はこの時点で「ヨハンもこうして殺されたかも……いやまだ生きてる、でもいつ殺されるかわからない」とものすごく焦ってると思う。そのこと話せばもう少し仲間の態度も違うと思うんだが、相変わらず自分の心は話さない。誰も十代の現在の状態をわかっていない。仲間たちから見えるのは「へらへら笑って勝手に行動している」部分だけ。
十代についていっていいのか? は避難所出る前に相談してもろて……。万丈目「オレたちをやる気にさせておいて」はちょっと責任転嫁すぎませんか……だから来るなは131話で言われてるんだって……。「一発ぶっ飛ばして目を覚まさせる」もそれもっと前にやるべきで今更遅いんですよ……。いや神の視点で見てる視聴者と違って出来事の一部分しか見えていない万丈目たちは今ようやく事態の悪さが見えてきたのかもしれないが……(でも少なくともスカー戦後に事態の悪さは見えてますよね?)。十代も考えなしだけど他の子も大概この状況についてまともに考えてないと思うよ。
明日香はなぜ暗黒界の連中の名前を知っているの? 人間界ではカードになってるならジーナに「暗黒界の……」と聞いたときに「デュエルモンスターズになってるあの?」みたいにならないとおかしいじゃないですか……。あと「レベル5のモンスターだから荷が重い」とかレベルいくつだったら重くないんだ? そもそもここに来てから一度もデュエルしてないからレベル5が重いかどうかの判別さえつかなくない? シナリオ的にデュエルさせるわけにいかないからだろうけど適当すぎるんだよなあ……魔法カードで眠らされてしまったとか、そういうのでもよかったのでは……。
個人的に、134話の流されっぷりからすると万丈目たちの「ヨハンを助けに来たのに」は何か嘘くさく感じる。実際の動機はヨハンを助けたいじゃなく「十代が行くから行く」になってませんでしたか? ヨハンのこと他の子が本当に心配しているか怪しく感じてくるんだよ、これまでに全然言及がないので……。避難所で怖いよとか言ってるときに「ヨハンは大丈夫かな?」とかなかったんで……。
ジムとオブライエンの砦に着いてから「みんなが来てないから何かあったかも」もかなり迂闊では……前回のなぜか避難民を見送って出遅れるとか、オブライエンもところどころヌケが目立つというか……。ここで十代を一人にしたことと十代がジムたちの言うこと聞かずに先行したことかなり悪いなと思う。132話からお友達の言動に文句を言いまくっていたけど135話までくるとお前が悪いぞ十代という気持ち。ただヨハン似の男の子を目の前で殺されたばかりの十代に焦らず待ては無理だろうな……。オブとジムもなぜ何回も単独行動してる十代を一人にするんですか……。
万丈目に怒られてはっとするあたり、真正面から話せば聞けるんだよな……133話でちゃんと話すべきだったんだよ……。いや本当、あの避難所で休む暇があったのに話してないのなんでなんだよ……(話させると今回の展開の支障になるからだろうなあ)。
邪心経典、タイトルが「邪心経典」だからそう書いてるけどアニメ中のカードの文字は見えにくいけど「邪心教典」では……? まあとりあえず邪心経典で書きます。
邪心経典が完成すれば超融合が「復活」と言っているので超融合は昔からあるカードなのかな? 封印されたとか過去に使いすぎて効力を失ってしまったとか……?
この後の展開からすると「邪心経典の完成=超融合の復活」なので人間の五種類の負の感情のエネルギーは精霊界の数多の命に匹敵するということ……?
ブロンはやなやつだけどブロン戦自体はすごい面白いんだよな~。暗黒界の手札捨ての動きは面白いよね。十代のエアハミングバードの効果使わず融合→相手よりライフが低いことにより攻撃力を上げる→コンタクトアウトで相手フィールド一掃&ダイレクトアタック→メインフェイズ2でエアハミングバード効果発動で回復、という効果を余すことなく使うのもいい。その後のオーバーソウルからの鬼気迫る攻撃も……。
ズールは覇王の気配に反応してたのにブロンは一切反応ないのなんでだろうなと初見の頃から思っている。同じ暗黒界の精霊でも覇王のことを知ってる精霊と知らない精霊がいる……? それともブロンは覇王のことは知ってても頭の中で十代とつながらないのでズールみたいなことを言わない?
翔のこの台詞、もしかしたら十代が一番ショックだったかもしれないなあ……。
「今までアニキは仲間を元気にしてくれる、不可能を可能にできる、太陽みたいな存在だと思って……でも、それは思い違いだったんだ。アニキは自分がよければそれでいいんだ。誰を犠牲にしようが、目的のためならどうだっていいんだ。仇なんか討ってもらっても犠牲になったみんなは戻らない! アニキは自分が満足するためだけにデュエルしてるんだ!」
疑いの心を増幅されて出た言葉でもあまりにきつい……「今までやってきたことの否定」だから……。万丈目の「友情を感じて馬鹿みたいだ」あたりもきつかったと思うけど、万丈目は(そんな一線越えた言葉はなかなか言わないだろうが)まだキツいこと言われ慣れてるけど翔はずっと自分を慕ってくれてたんだし……。個人的には一番近くで見てきたキミがそれ言う!? セブンスターズも光の波動も対コブラも十代ずっと苦しんでたが!? って思うけど、これは「神の視点」から見ているのでそう思うだけで、「翔には十代が悩み苦しむ姿は見えていない」のだ……。
十代の「オレの何が悪いっていうんだ!」はもっとちゃんと考えろと思うけど、一年生の頃からずっと矢面に立たされてきてデュエルして勝つことを期待されそれに応え続けてきて今「それがみんなが期待していたことなのに?」になってそうでかわいそうだなって。十代、セブンスターズも三幻魔も別にデュエルしたくなかったわけで……でも友達を、あるいは世界を守るためにデュエルせざるを得なくて、本当はずっと友達を失うこと恐れてて……だというのに翔からの「自分の満足のためだけにデュエルしてる」だもんなあ……。翔たちとちゃんとコミュニケーションしてたら、結果が同じでも翔のかける言葉は違ったのだろうな……。
なんにせよここで十代の出す結論が「もっと力があればよかった」で覇王への道を進むんだなあ……。
132話〜134話の展開はげんなりするけど「十代の悪い意味での影響力」「力を希求する理由」に必要なものではあるのかな……。友達が頼りになったらそこまで力を希求しないもんな……。この辺はヘルカイザーの勝利への希求もそうだけどGXは「地に落ちてこそ真の望みが明らかになり、強く希求するものを手に入れられる」みたいなのをずっと繰り返しているのかもしれないなあ……。万丈目しかり、ヘルカイザーしかり、覇王しかり。
見るのつらいけど136話までくるとデュエルはいいし十代の目の色変わるシーンや苛烈な十代もいいしラストもいい感じに不穏でやっぱ好きだ……ってなる。
しかし覇王のシルエット、最初の髪型がちょっとウェーブしてるのなんでだろう。全話見た今は覇王ってダークネスと表裏だったりするのかなと思わなくもないが、ダークネスは頭が羊? だから髪型関係ないしなあ……。深い意味はなくコナンの犯人みたいに坊主でもアレだから一見は十代に似ない髪型、とかなのだろうか。
・132話〜136話のまとめ感想
こうして見返すと同級生たちの無理についてきた割には十代とコミュニケーションとらないこと、「十代についていくしかない」と流されていること、最終的には責任転嫁し始めるあたり特にストレスを感じるな……と思います。そもそもが「来るなと言われたのについてきた」だからついてこなきゃよかったじゃん……って気持ちになってしまう。そりゃ十代もついてくるの受け入れたけど、関係ないと言われて怒ったりして(万丈目なんて十代を殴ろうとしてまで)十代を説得してついてきたわけじゃない。なのに「十代が行くならついていくしかない」とか言うのはナシだろ……キミら自分で決めてここに来たんだろ……って思う。「十代の影響力の悪いところの表現」なのはわかっている。でも考えなしに十代についてきておいて、十代を考えなしと責められる立場じゃなくないですか……。
とはいえみんなまだ十七、八の子供で、いくら友達が心配でついてきたと言っても、異世界の状況やデュエルが生死のかかったものになっていることに戸惑っていて余裕がないから仕方ないのかな……。あと十代が不安定だからみんなも不安定になる……みたいなのもある気がする。翔が「みんなを笑顔にする人だと思ってたのに」と言うけど、みんな十代にそういう存在であることを期待してて、異世界に来てからはそうじゃないから失望してる……みたいなとこあるのかな……。それも十代がヨハンやユベルのことでショック受けてるのわかってるか……? って思うけど……。なんかヨハンのことは他の子あんまショック受けてなさそうに見える……「十代はあんなに焦ってなんなんだ」は出ても「ヨハンが心配で冷静でいられないよね」は出てこない。十代に太陽のような人間であることを期待するばかりでかげりには寄り添わない。四期のペアデュエル回前半もこれだなあと思って、今明日香の言動に納得がいっている。あれ初見は唐突に見えたけど三期から一貫してる。結局四期は「関わりが薄くなった」ので目立たなくなっただけで関わりを増やせば三期から変わらず「期待通りに動かない十代に失望し怒る」態度を同級生たちは取ったんだろうな……と思ってしまう(十代もコミュニケーション取ろうとしないので同級生たちばかりが悪いわけじゃないけど。ダークネスのことで気もそぞろであるとか、急に何かあっていきなり授業抜け出して三期みたいに友達が追ってきたら怖いから一人でいるとか、そんなことは同級生たちにはわからない。ちゃんと「ダークネスのことが心配でそれどころじゃないんだ」とか「今はダークネスがいつ動いてもいいように外で待機したい」とか言えば明日香の反応も違うんですよ……)。
これって3期に登場したヨハンがいきなり十代の懐に入っていけたのは「期待や先入観のないまま十代を対等に見ているから」というのもあるのかもなと思った。同級生たちはこの二年で十代のことを対等な友達と(無意識に)思えなくなってしまったんじゃないかな。特に万丈目と明日香は操られたのを戻してもらったりで「助ける‐助けられる」という関係になってしまい、十代に対し「助けを期待する存在」になってしまった。翔と剣山はもとより「弟分」として十代を対等と見ていない。コブラ戦で言ったヨハンの「十代にはみんなの期待がある」はヨハンが十代と仲間たちを見ていて明確に感じ取ったものであったからこそ出た言葉……なのかな。ヨハンも十代に期待するところはあるのだろうけど、ヨハンは横に立って戦おうとする(かつその実力がある)からなあ……結局ヨハンは「宝玉獣に選ばれた者」だけど他の子はそうではない「ただの人間」だから十代についていけない、という毎度の結論に……。
結局前々から言ってる「三年も一緒にいた友達が誰も十代を理解せず共に戦うこともできなかった」ことがわたしはショックなんだよなあ……。これはわたしが勝手に期待してショックを受けているだけで、二年生以降「人智の外側のデュエル」は基本的にずっと十代が担っているわけで、期待する方が悪い気がする。GXは十代と共に戦うデュエリストを毎シーズン変える(一期は同級生、二期はエド、三期は留学生三人、四期はほぼ一人だけど一応ヨハンとユベルかな)という方向性で、他のシリーズとはちょっと違うんだよなと……。あと個人的にGXは「前作であるDMと違うことをしようとする」みたいなとこあると思ってて、前作で「一人のライバル、ライバルは強靭な精神の持ち主」「友情の絆」みたいなのをやったから「多くのライバル、ライバルは人間味あふれる人物」「友情を熱血的なものにせずリアリティのある温度にする」みたいなのあるような気がする。だから十代はコミュニケーション不全があればすぐに友達からの信用をなくすし、命を預けたいと思われない。十代に命(デッキ)を預けたヨハンが「宝玉獣に選ばれた特別な人間」なだけで、普通の人間は友達に命を預けたりしない。それが「リアルなラインの友情」なだけで彼らは特に薄情なわけではない。でも『壮大な物語』の中だと薄情に見えてしまう。特に万丈目とか人間味あるところが魅力のキャラクターだけど、物語が日常から離れてしまえばその人間味が魅力でなく欠点になってしまうのだと思う。
……なんかだんだん三期のもやもやの言語化できてきた。「日常的な物語の中で魅力的だったキャラクターの人間味が、非日常の物語になったことで欠点になってしまった」だ。GXは初期構想では一年アニメの予定だったからキャラクターが学園という狭い範囲で魅力的に輝くように造形されていて、シーズンが続くにあたり規模の大きい物語への方向転換をしたために「小さな舞台で輝くキャラクター造形」がアダになってしまったのかもしれない……。孤島の全寮制学校という枠組みも「話の規模を大きくするために大きな舞台へ移る(DMドーマ編で海外に行ったみたいな)」みたいなことがしにくいし。そんでキャラクターの方に「壮大なストーリーに合わせた大きな変更」を加えるのも主人公以外にはやりにくい(十代は62話から壮大な役割を提示されたが、主人公以外にそのような変更は加えづらい)。亮は彼の舞台が学園の外になったから自然とキャラクターを変更できたけど、学園にいるままのキャラクターには大幅な変更ができない。そう思うと二期で万丈目と明日香が光の結社になったのは、「そのままのキャラクターだとストーリー上の役割を持たせづらく、主人公に敵対させることで役割を持たせた」のかもしれないなあ。ただ、その敵対がなんか半端でそんなに面白くなかったんだけど……。敵対として半端だった二期と比べると三期は丁寧に十代と仲間の不和と関係崩壊を描いているなあ……133話で話し合えよみたいなことは思うけども。
初見の頃から132〜136話はもやもやするところ多かったので、こうやってじっくり見返して、考えて、納得できるようになってきました。
吹雪のこの「ついていくしかない」が本当にひどいと思うんだよな……邪心経典の影響かもしれないけど、影響される前からこうだもんな。本当主体性どこに行ったんだ……。
しかし十代って「みんなは危ないから安全そうな場所で待っててほしい」とも言わないんだな……いや、離れたところでブロンの部下に捕まりそうではあるが……。一応「ついてきてくれ」ではあるんだ……? なんかこの辺、十代は「わざわざ避難所から敵地まで来たならもうついてくる覚悟があるんだ」と誤解してそうな気もする。
万丈目の「相談もしないで」というのが一番このあたりの核というか。しかし避難所にいた時とか十代と話せるのに誰も話してないよね? というのも思う。「行くな」「デュエルするな」と「一方的な要望を伝える」は「十代と話す」ではない。そもそも万丈目は61話といいろくに十代の話を聞こうとしたことないんだから「相談」なんかされるわけないじゃないですか。万丈目に限らず誰も「十代の話を聞こうとしていない」。十代の方も仲間の話聞いてないけど。
そういえば仲間たちは誰もヨハンに似た男の子がズールに殺された(おそらく次元の移動で死んでない)ことを知らないんだよな……。十代はこの時点で「ヨハンもこうして殺されたかも……いやまだ生きてる、でもいつ殺されるかわからない」とものすごく焦ってると思う。そのこと話せばもう少し仲間の態度も違うと思うんだが、相変わらず自分の心は話さない。誰も十代の現在の状態をわかっていない。仲間たちから見えるのは「へらへら笑って勝手に行動している」部分だけ。
十代についていっていいのか? は避難所出る前に相談してもろて……。万丈目「オレたちをやる気にさせておいて」はちょっと責任転嫁すぎませんか……だから来るなは131話で言われてるんだって……。「一発ぶっ飛ばして目を覚まさせる」もそれもっと前にやるべきで今更遅いんですよ……。いや神の視点で見てる視聴者と違って出来事の一部分しか見えていない万丈目たちは今ようやく事態の悪さが見えてきたのかもしれないが……(でも少なくともスカー戦後に事態の悪さは見えてますよね?)。十代も考えなしだけど他の子も大概この状況についてまともに考えてないと思うよ。
明日香はなぜ暗黒界の連中の名前を知っているの? 人間界ではカードになってるならジーナに「暗黒界の……」と聞いたときに「デュエルモンスターズになってるあの?」みたいにならないとおかしいじゃないですか……。あと「レベル5のモンスターだから荷が重い」とかレベルいくつだったら重くないんだ? そもそもここに来てから一度もデュエルしてないからレベル5が重いかどうかの判別さえつかなくない? シナリオ的にデュエルさせるわけにいかないからだろうけど適当すぎるんだよなあ……魔法カードで眠らされてしまったとか、そういうのでもよかったのでは……。
個人的に、134話の流されっぷりからすると万丈目たちの「ヨハンを助けに来たのに」は何か嘘くさく感じる。実際の動機はヨハンを助けたいじゃなく「十代が行くから行く」になってませんでしたか? ヨハンのこと他の子が本当に心配しているか怪しく感じてくるんだよ、これまでに全然言及がないので……。避難所で怖いよとか言ってるときに「ヨハンは大丈夫かな?」とかなかったんで……。
ジムとオブライエンの砦に着いてから「みんなが来てないから何かあったかも」もかなり迂闊では……前回のなぜか避難民を見送って出遅れるとか、オブライエンもところどころヌケが目立つというか……。ここで十代を一人にしたことと十代がジムたちの言うこと聞かずに先行したことかなり悪いなと思う。132話からお友達の言動に文句を言いまくっていたけど135話までくるとお前が悪いぞ十代という気持ち。ただヨハン似の男の子を目の前で殺されたばかりの十代に焦らず待ては無理だろうな……。オブとジムもなぜ何回も単独行動してる十代を一人にするんですか……。
万丈目に怒られてはっとするあたり、真正面から話せば聞けるんだよな……133話でちゃんと話すべきだったんだよ……。いや本当、あの避難所で休む暇があったのに話してないのなんでなんだよ……(話させると今回の展開の支障になるからだろうなあ)。
邪心経典、タイトルが「邪心経典」だからそう書いてるけどアニメ中のカードの文字は見えにくいけど「邪心教典」では……? まあとりあえず邪心経典で書きます。
邪心経典が完成すれば超融合が「復活」と言っているので超融合は昔からあるカードなのかな? 封印されたとか過去に使いすぎて効力を失ってしまったとか……?
この後の展開からすると「邪心経典の完成=超融合の復活」なので人間の五種類の負の感情のエネルギーは精霊界の数多の命に匹敵するということ……?
ブロンはやなやつだけどブロン戦自体はすごい面白いんだよな~。暗黒界の手札捨ての動きは面白いよね。十代のエアハミングバードの効果使わず融合→相手よりライフが低いことにより攻撃力を上げる→コンタクトアウトで相手フィールド一掃&ダイレクトアタック→メインフェイズ2でエアハミングバード効果発動で回復、という効果を余すことなく使うのもいい。その後のオーバーソウルからの鬼気迫る攻撃も……。
ズールは覇王の気配に反応してたのにブロンは一切反応ないのなんでだろうなと初見の頃から思っている。同じ暗黒界の精霊でも覇王のことを知ってる精霊と知らない精霊がいる……? それともブロンは覇王のことは知ってても頭の中で十代とつながらないのでズールみたいなことを言わない?
翔のこの台詞、もしかしたら十代が一番ショックだったかもしれないなあ……。
「今までアニキは仲間を元気にしてくれる、不可能を可能にできる、太陽みたいな存在だと思って……でも、それは思い違いだったんだ。アニキは自分がよければそれでいいんだ。誰を犠牲にしようが、目的のためならどうだっていいんだ。仇なんか討ってもらっても犠牲になったみんなは戻らない! アニキは自分が満足するためだけにデュエルしてるんだ!」
疑いの心を増幅されて出た言葉でもあまりにきつい……「今までやってきたことの否定」だから……。万丈目の「友情を感じて馬鹿みたいだ」あたりもきつかったと思うけど、万丈目は(そんな一線越えた言葉はなかなか言わないだろうが)まだキツいこと言われ慣れてるけど翔はずっと自分を慕ってくれてたんだし……。個人的には一番近くで見てきたキミがそれ言う!? セブンスターズも光の波動も対コブラも十代ずっと苦しんでたが!? って思うけど、これは「神の視点」から見ているのでそう思うだけで、「翔には十代が悩み苦しむ姿は見えていない」のだ……。
十代の「オレの何が悪いっていうんだ!」はもっとちゃんと考えろと思うけど、一年生の頃からずっと矢面に立たされてきてデュエルして勝つことを期待されそれに応え続けてきて今「それがみんなが期待していたことなのに?」になってそうでかわいそうだなって。十代、セブンスターズも三幻魔も別にデュエルしたくなかったわけで……でも友達を、あるいは世界を守るためにデュエルせざるを得なくて、本当はずっと友達を失うこと恐れてて……だというのに翔からの「自分の満足のためだけにデュエルしてる」だもんなあ……。翔たちとちゃんとコミュニケーションしてたら、結果が同じでも翔のかける言葉は違ったのだろうな……。
なんにせよここで十代の出す結論が「もっと力があればよかった」で覇王への道を進むんだなあ……。
132話〜134話の展開はげんなりするけど「十代の悪い意味での影響力」「力を希求する理由」に必要なものではあるのかな……。友達が頼りになったらそこまで力を希求しないもんな……。この辺はヘルカイザーの勝利への希求もそうだけどGXは「地に落ちてこそ真の望みが明らかになり、強く希求するものを手に入れられる」みたいなのをずっと繰り返しているのかもしれないなあ……。万丈目しかり、ヘルカイザーしかり、覇王しかり。
見るのつらいけど136話までくるとデュエルはいいし十代の目の色変わるシーンや苛烈な十代もいいしラストもいい感じに不穏でやっぱ好きだ……ってなる。
しかし覇王のシルエット、最初の髪型がちょっとウェーブしてるのなんでだろう。全話見た今は覇王ってダークネスと表裏だったりするのかなと思わなくもないが、ダークネスは頭が羊? だから髪型関係ないしなあ……。深い意味はなくコナンの犯人みたいに坊主でもアレだから一見は十代に似ない髪型、とかなのだろうか。
・132話〜136話のまとめ感想
こうして見返すと同級生たちの無理についてきた割には十代とコミュニケーションとらないこと、「十代についていくしかない」と流されていること、最終的には責任転嫁し始めるあたり特にストレスを感じるな……と思います。そもそもが「来るなと言われたのについてきた」だからついてこなきゃよかったじゃん……って気持ちになってしまう。そりゃ十代もついてくるの受け入れたけど、関係ないと言われて怒ったりして(万丈目なんて十代を殴ろうとしてまで)十代を説得してついてきたわけじゃない。なのに「十代が行くならついていくしかない」とか言うのはナシだろ……キミら自分で決めてここに来たんだろ……って思う。「十代の影響力の悪いところの表現」なのはわかっている。でも考えなしに十代についてきておいて、十代を考えなしと責められる立場じゃなくないですか……。
とはいえみんなまだ十七、八の子供で、いくら友達が心配でついてきたと言っても、異世界の状況やデュエルが生死のかかったものになっていることに戸惑っていて余裕がないから仕方ないのかな……。あと十代が不安定だからみんなも不安定になる……みたいなのもある気がする。翔が「みんなを笑顔にする人だと思ってたのに」と言うけど、みんな十代にそういう存在であることを期待してて、異世界に来てからはそうじゃないから失望してる……みたいなとこあるのかな……。それも十代がヨハンやユベルのことでショック受けてるのわかってるか……? って思うけど……。なんかヨハンのことは他の子あんまショック受けてなさそうに見える……「十代はあんなに焦ってなんなんだ」は出ても「ヨハンが心配で冷静でいられないよね」は出てこない。十代に太陽のような人間であることを期待するばかりでかげりには寄り添わない。四期のペアデュエル回前半もこれだなあと思って、今明日香の言動に納得がいっている。あれ初見は唐突に見えたけど三期から一貫してる。結局四期は「関わりが薄くなった」ので目立たなくなっただけで関わりを増やせば三期から変わらず「期待通りに動かない十代に失望し怒る」態度を同級生たちは取ったんだろうな……と思ってしまう(十代もコミュニケーション取ろうとしないので同級生たちばかりが悪いわけじゃないけど。ダークネスのことで気もそぞろであるとか、急に何かあっていきなり授業抜け出して三期みたいに友達が追ってきたら怖いから一人でいるとか、そんなことは同級生たちにはわからない。ちゃんと「ダークネスのことが心配でそれどころじゃないんだ」とか「今はダークネスがいつ動いてもいいように外で待機したい」とか言えば明日香の反応も違うんですよ……)。
これって3期に登場したヨハンがいきなり十代の懐に入っていけたのは「期待や先入観のないまま十代を対等に見ているから」というのもあるのかもなと思った。同級生たちはこの二年で十代のことを対等な友達と(無意識に)思えなくなってしまったんじゃないかな。特に万丈目と明日香は操られたのを戻してもらったりで「助ける‐助けられる」という関係になってしまい、十代に対し「助けを期待する存在」になってしまった。翔と剣山はもとより「弟分」として十代を対等と見ていない。コブラ戦で言ったヨハンの「十代にはみんなの期待がある」はヨハンが十代と仲間たちを見ていて明確に感じ取ったものであったからこそ出た言葉……なのかな。ヨハンも十代に期待するところはあるのだろうけど、ヨハンは横に立って戦おうとする(かつその実力がある)からなあ……結局ヨハンは「宝玉獣に選ばれた者」だけど他の子はそうではない「ただの人間」だから十代についていけない、という毎度の結論に……。
結局前々から言ってる「三年も一緒にいた友達が誰も十代を理解せず共に戦うこともできなかった」ことがわたしはショックなんだよなあ……。これはわたしが勝手に期待してショックを受けているだけで、二年生以降「人智の外側のデュエル」は基本的にずっと十代が担っているわけで、期待する方が悪い気がする。GXは十代と共に戦うデュエリストを毎シーズン変える(一期は同級生、二期はエド、三期は留学生三人、四期はほぼ一人だけど一応ヨハンとユベルかな)という方向性で、他のシリーズとはちょっと違うんだよなと……。あと個人的にGXは「前作であるDMと違うことをしようとする」みたいなとこあると思ってて、前作で「一人のライバル、ライバルは強靭な精神の持ち主」「友情の絆」みたいなのをやったから「多くのライバル、ライバルは人間味あふれる人物」「友情を熱血的なものにせずリアリティのある温度にする」みたいなのあるような気がする。だから十代はコミュニケーション不全があればすぐに友達からの信用をなくすし、命を預けたいと思われない。十代に命(デッキ)を預けたヨハンが「宝玉獣に選ばれた特別な人間」なだけで、普通の人間は友達に命を預けたりしない。それが「リアルなラインの友情」なだけで彼らは特に薄情なわけではない。でも『壮大な物語』の中だと薄情に見えてしまう。特に万丈目とか人間味あるところが魅力のキャラクターだけど、物語が日常から離れてしまえばその人間味が魅力でなく欠点になってしまうのだと思う。
……なんかだんだん三期のもやもやの言語化できてきた。「日常的な物語の中で魅力的だったキャラクターの人間味が、非日常の物語になったことで欠点になってしまった」だ。GXは初期構想では一年アニメの予定だったからキャラクターが学園という狭い範囲で魅力的に輝くように造形されていて、シーズンが続くにあたり規模の大きい物語への方向転換をしたために「小さな舞台で輝くキャラクター造形」がアダになってしまったのかもしれない……。孤島の全寮制学校という枠組みも「話の規模を大きくするために大きな舞台へ移る(DMドーマ編で海外に行ったみたいな)」みたいなことがしにくいし。そんでキャラクターの方に「壮大なストーリーに合わせた大きな変更」を加えるのも主人公以外にはやりにくい(十代は62話から壮大な役割を提示されたが、主人公以外にそのような変更は加えづらい)。亮は彼の舞台が学園の外になったから自然とキャラクターを変更できたけど、学園にいるままのキャラクターには大幅な変更ができない。そう思うと二期で万丈目と明日香が光の結社になったのは、「そのままのキャラクターだとストーリー上の役割を持たせづらく、主人公に敵対させることで役割を持たせた」のかもしれないなあ。ただ、その敵対がなんか半端でそんなに面白くなかったんだけど……。敵対として半端だった二期と比べると三期は丁寧に十代と仲間の不和と関係崩壊を描いているなあ……133話で話し合えよみたいなことは思うけども。
初見の頃から132〜136話はもやもやするところ多かったので、こうやってじっくり見返して、考えて、納得できるようになってきました。