イニシャルはQ【爆上・範道大也】
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「みんなで走るぞ!」
「「オーライ!!」」
チェンジャーを取り出し、ボタンを押した。ブンドリオとビュンディーの音声が鳴り響き、構える。
「ブンブンチェンジ!」
「ビュンビュンチェンジ!」
「”バクアゲタイヤ!GO!GO!GO!”」
「”バクアゲタイヤ!ビュンビュンビューン!”」
各々がスーツを身に纏う。心なしか、今日はヘルメットの向こう側の顔が見えた。
「ブーン!レッド!」
「ブーン!ブルー!」
「ブーン!ピンク!」
「ブーン!ブラック!」
「ブーン!オレンジ!」
「ブーン!バイオレット!」
「ブーン!ドリオ・ブンデラス!」
「ビューン!ディーゼル!」
「気分ブンブンブン回せ!」
「「爆上戦隊ブンブンジャー!!」」
誰しもが、「バクアゲだー!!」と叫んだ。サンシーターも、調も、子供も、大人も、勿論柚葉も。そしてその声は煌めく光の粒となり、ブンブンジャーのもとへと降り注ぐ。
「バクアゲパワー!フルスロットル!」
「ッ、悲鳴が足りねえ…!」
悲鳴とは程遠い、明るく希望に満ち溢れた声にスピンドーがふらついた。その内にバイオレットがレッドに声をかける。
「奴より速く行ってやれ!スピードの向こう側ってやつによ!」
「この決着、お前達が決めてこそ美しい!」
バイオレットがレッド、ビュンディーがブンドリオの背中を叩いた。チャンピオンジャケットは着ていないが、体が熱くなるのを二人は間違いなく感じた。
「今ならスピンドーを倒せる!」
ピンクが二人の背中を押す。
「みんなのバクアゲ…!」
オレンジが背中を押す。
「お二人に託します!」
ブラックが背中を押す。
「二人が作った爆上戦隊だ。二人が決めろ」
ブルーが背中を押す。
「……背中を押しには行けないけど、私の気持ち届いてるわよね?」
柚葉はそう呟き、何かを押すように右手を前に突き出した。
「バクアゲチャンピオンブンブンドライブ!」
レッドとブンドリオが攻撃を間を駆け抜け、スピンドーに最後の攻撃を仕掛けた。一瞬視界が白くなり、音のない世界が広がる。
そして、白いフェドラ帽が宙を舞った。
「ああッ…!!」
スピンドーが膝をついた。トドメを”刺されなかった”のだ。それを分かっている彼は、大也にその理由を問い詰めた。大也はスピンドーの傍に行くとしゃがみ、目線を合わせた。
「あんたには…やるべきことがあるからだ」
「乗っ取った星々から手を引け。大銀河警察、法廷…まだ心ある者はいる筈だ。裁きを受けてもらおう」
ハシリヤンに故郷と父親の名誉を奪われた玄蕃がそう言い放った。それを鼻で笑い、スピンドーはこの処置を「辱め」と称する。
「俺も証言する。一緒に行こうぜ」
そう言って差し出したブンドリオの手を、スピンドーは振り払った。もう立っている余裕すらも無い筈の体で、地面に落ちたフェドラ帽を被り直す。
「アタシのハンドル、他人に握らせないよ。今はバクアガっても、アタシが消えりゃあ地球は元に戻る。また争いと悲鳴の星よ。…あばよ、ブンの字」
そう言い残し、彼の体は砂となって一気に崩れた。残された帽子だけが、燃えながら風に乗って飛ばされてどこかへと飛んでいく。
ハシリヤンの走大将は、最期まで自分のハンドルを他人に握らせなかった。
「「オーライ!!」」
チェンジャーを取り出し、ボタンを押した。ブンドリオとビュンディーの音声が鳴り響き、構える。
「ブンブンチェンジ!」
「ビュンビュンチェンジ!」
「”バクアゲタイヤ!GO!GO!GO!”」
「”バクアゲタイヤ!ビュンビュンビューン!”」
各々がスーツを身に纏う。心なしか、今日はヘルメットの向こう側の顔が見えた。
「ブーン!レッド!」
「ブーン!ブルー!」
「ブーン!ピンク!」
「ブーン!ブラック!」
「ブーン!オレンジ!」
「ブーン!バイオレット!」
「ブーン!ドリオ・ブンデラス!」
「ビューン!ディーゼル!」
「気分ブンブンブン回せ!」
「「爆上戦隊ブンブンジャー!!」」
誰しもが、「バクアゲだー!!」と叫んだ。サンシーターも、調も、子供も、大人も、勿論柚葉も。そしてその声は煌めく光の粒となり、ブンブンジャーのもとへと降り注ぐ。
「バクアゲパワー!フルスロットル!」
「ッ、悲鳴が足りねえ…!」
悲鳴とは程遠い、明るく希望に満ち溢れた声にスピンドーがふらついた。その内にバイオレットがレッドに声をかける。
「奴より速く行ってやれ!スピードの向こう側ってやつによ!」
「この決着、お前達が決めてこそ美しい!」
バイオレットがレッド、ビュンディーがブンドリオの背中を叩いた。チャンピオンジャケットは着ていないが、体が熱くなるのを二人は間違いなく感じた。
「今ならスピンドーを倒せる!」
ピンクが二人の背中を押す。
「みんなのバクアゲ…!」
オレンジが背中を押す。
「お二人に託します!」
ブラックが背中を押す。
「二人が作った爆上戦隊だ。二人が決めろ」
ブルーが背中を押す。
「……背中を押しには行けないけど、私の気持ち届いてるわよね?」
柚葉はそう呟き、何かを押すように右手を前に突き出した。
「バクアゲチャンピオンブンブンドライブ!」
レッドとブンドリオが攻撃を間を駆け抜け、スピンドーに最後の攻撃を仕掛けた。一瞬視界が白くなり、音のない世界が広がる。
そして、白いフェドラ帽が宙を舞った。
「ああッ…!!」
スピンドーが膝をついた。トドメを”刺されなかった”のだ。それを分かっている彼は、大也にその理由を問い詰めた。大也はスピンドーの傍に行くとしゃがみ、目線を合わせた。
「あんたには…やるべきことがあるからだ」
「乗っ取った星々から手を引け。大銀河警察、法廷…まだ心ある者はいる筈だ。裁きを受けてもらおう」
ハシリヤンに故郷と父親の名誉を奪われた玄蕃がそう言い放った。それを鼻で笑い、スピンドーはこの処置を「辱め」と称する。
「俺も証言する。一緒に行こうぜ」
そう言って差し出したブンドリオの手を、スピンドーは振り払った。もう立っている余裕すらも無い筈の体で、地面に落ちたフェドラ帽を被り直す。
「アタシのハンドル、他人に握らせないよ。今はバクアガっても、アタシが消えりゃあ地球は元に戻る。また争いと悲鳴の星よ。…あばよ、ブンの字」
そう言い残し、彼の体は砂となって一気に崩れた。残された帽子だけが、燃えながら風に乗って飛ばされてどこかへと飛んでいく。
ハシリヤンの走大将は、最期まで自分のハンドルを他人に握らせなかった。