イニシャルはQ【爆上・範道大也】
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隠れ家に戻って来た先斗とビュンディー。ブンドリオの体の崩壊を留まらせる為に己のパーツとエネルギーを分け与えると言ったビュンディーは、早速同期作業に入った。ブンドリオと並ぶようにして机の上で横になり、配線でブンドリオと繋がったビュンディーは作業に取り掛かる大也に現実を言うか迷い、そして告げた。
「…大也。柚葉は今…恐らくスピンドーに操られている」
「えっ……」
「ディスレースと一緒にいた彼女は、クイーンの頃に戻っていた。私のことも忘れていた為、恐らくまた記憶喪失にされているのだろう。先程は逃げて行ったが…今度会った時は、我々と敵対することになるかもしれない」
「…柚葉が…」
手を動かしながらもややショックを受ける大也。時間をかけて彼女を助け出したというのに、あっという間に彼女は敵側へと回ってしまった。自分の無力さに大也は憤り、拳を握り締める。
「…自分を責めるな。誰にも…どうすることはできなかったのだ」
「……ああ」
「それに、お前は決めたのだろう。必ず彼女を取り戻すと。ならば、それに向かって今出来ることをやるべきだ」
「…そうだな。その為には、まずブンブンを…この危機をどうにかしないといけない」
「…そう言えば、若旦那に何か頼み事をしていたな。取って来てほしいものが他にもあったのか?」
ビュンディーが横たわったまま尋ねると、「ああ」と大也は頷いた。
「…大事なものを調達してくるよう頼んだんだ」
*
一方、大也邸。ガレージに行くよりも先に通ることになる大也の自室に入った玄蕃は、彼の机の引き出しを手早く開けた。そこには、ミントグリーンのリボンが施された小さな封筒が大事に仕舞われている。
思索にふけることはせず、それを懐に入れた玄蕃はガレージへと向かっていく。ブンドリオと共に落ちていた円形の「鍵」を回収する為に。
「…大也。柚葉は今…恐らくスピンドーに操られている」
「えっ……」
「ディスレースと一緒にいた彼女は、クイーンの頃に戻っていた。私のことも忘れていた為、恐らくまた記憶喪失にされているのだろう。先程は逃げて行ったが…今度会った時は、我々と敵対することになるかもしれない」
「…柚葉が…」
手を動かしながらもややショックを受ける大也。時間をかけて彼女を助け出したというのに、あっという間に彼女は敵側へと回ってしまった。自分の無力さに大也は憤り、拳を握り締める。
「…自分を責めるな。誰にも…どうすることはできなかったのだ」
「……ああ」
「それに、お前は決めたのだろう。必ず彼女を取り戻すと。ならば、それに向かって今出来ることをやるべきだ」
「…そうだな。その為には、まずブンブンを…この危機をどうにかしないといけない」
「…そう言えば、若旦那に何か頼み事をしていたな。取って来てほしいものが他にもあったのか?」
ビュンディーが横たわったまま尋ねると、「ああ」と大也は頷いた。
「…大事なものを調達してくるよう頼んだんだ」
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一方、大也邸。ガレージに行くよりも先に通ることになる大也の自室に入った玄蕃は、彼の机の引き出しを手早く開けた。そこには、ミントグリーンのリボンが施された小さな封筒が大事に仕舞われている。
思索にふけることはせず、それを懐に入れた玄蕃はガレージへと向かっていく。ブンドリオと共に落ちていた円形の「鍵」を回収する為に。