イニシャルはQ【爆上・範道大也】
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大也が届け屋の仕事をしている間、ガレージでは珍しく錠と柚葉が話をしていた。
「柚葉さんは、大也さんに渡すクリスマスプレゼント決まっていますか?」
「クリスマスプレゼント?」
「?はい」
「……私、お金無いし…」
柚葉はそう言って目を逸らす。彼女には現金がなかった。一応家事を手伝ったらお小遣いを貰う制度を実施しているが、元を辿ればそれも大也の金である。
「こういうのは気持ちですよ!自分も、パトロールの時に商店街の人からお菓子やプロテインを貰いました!」
「…眩しい……」
彼からあふれ出る眩しい陽のオーラに目を眩ませる柚葉。友人の少ない彼女にとって、人々から信頼されている錠の存在は眩し過ぎる。
「大也さんも、柚葉さんから貰えるものなら何でも嬉しい筈です」
「…そうなのかしら。大也ってお金持ちだから、何でも持っているじゃない」
「お金じゃ手に入らないものは沢山ありますよ」
「…お金じゃ手に入らないもの……」
子供の頃の記憶が蘇る。自由に使える金が少ない小学生の時は、四葉のクローバーを探したり、絵を交換したりしていた。どれも金で簡単に手に入るようなものではない。
しかし範道大也と巴柚葉はもう25歳である。いくら無垢な心を持っているとはいえ、今更そんな物を恥ずかしげもなく渡せる歳ではない。勿論、大也は何を貰っても喜ぶが。
「クリスマスプレゼントといえばアレがあるだろう?」
後ろで静聴していた玄蕃が飴を舐めながら会話に加わってきた。その表情は少しにやついている。
「プレゼントは私、というカップルのお約束だ」
「玄蕃、セクハラ」
珍しく冷めた目で未来が玄蕃の方を見た。射士郎も溜め息を吐いており、カレーを食べていた先斗はよく分かっていないのか首を傾げている。
「何ソレ」
「リボンを体に巻いて自分をプレゼントにするというものでね」
「…あなた若旦那なんでしょう?ちょっと俗っぽいことに詳し過ぎない?」
「惑星ブレキにもそういう文化があったのさ」
「へえ。じゃああなたはそういうプレゼントを貰っていたワケ?」
「まさか。そんな関係の相手はいないからねぇ」
「…恋人にそういうことをされたら、嬉しいものなの?」
疑問をその場にいた全員に投げかけた。誰が先陣を切って言い出すのかお互いの顔を見て窺っている状況が続いた為、柚葉が「嬉しい派」と促した。玄蕃だけが手を挙げる。
「どうやらむっつりスケベは見つかったみたいね…」
「風評被害じゃないかい?」
「じゃあ、反対派」
誰も手を挙げない。どういうこと、と柚葉が頬をふくらませた。
「あたしは何貰っても嬉しい派!」
「自分もです!」
「おう!貰えるモンは何でも貰っとくぜ」
「俺はそもそも興味が無い」
「ブルー君は面白くねえなあ」
「その選択肢があるなら私もそれを選んでいたんだが…」
一人だけ損をした玄蕃が不服そうに飴を口に含む。それを無視し、柚葉は腕を組んで首を傾げた。
「参考にならない訳じゃないけど、それを実行したら負けた気がするわ」
「何にだ…」
「いろいろ」
「うーん…」
同じように首を傾げて悩んでいた未来が「あ!」と手を叩いた。ビクッと柚葉が体を震わせ、「な、なに?」と怪訝な顔をする。
「良いこと思い付いた!」
「柚葉さんは、大也さんに渡すクリスマスプレゼント決まっていますか?」
「クリスマスプレゼント?」
「?はい」
「……私、お金無いし…」
柚葉はそう言って目を逸らす。彼女には現金がなかった。一応家事を手伝ったらお小遣いを貰う制度を実施しているが、元を辿ればそれも大也の金である。
「こういうのは気持ちですよ!自分も、パトロールの時に商店街の人からお菓子やプロテインを貰いました!」
「…眩しい……」
彼からあふれ出る眩しい陽のオーラに目を眩ませる柚葉。友人の少ない彼女にとって、人々から信頼されている錠の存在は眩し過ぎる。
「大也さんも、柚葉さんから貰えるものなら何でも嬉しい筈です」
「…そうなのかしら。大也ってお金持ちだから、何でも持っているじゃない」
「お金じゃ手に入らないものは沢山ありますよ」
「…お金じゃ手に入らないもの……」
子供の頃の記憶が蘇る。自由に使える金が少ない小学生の時は、四葉のクローバーを探したり、絵を交換したりしていた。どれも金で簡単に手に入るようなものではない。
しかし範道大也と巴柚葉はもう25歳である。いくら無垢な心を持っているとはいえ、今更そんな物を恥ずかしげもなく渡せる歳ではない。勿論、大也は何を貰っても喜ぶが。
「クリスマスプレゼントといえばアレがあるだろう?」
後ろで静聴していた玄蕃が飴を舐めながら会話に加わってきた。その表情は少しにやついている。
「プレゼントは私、というカップルのお約束だ」
「玄蕃、セクハラ」
珍しく冷めた目で未来が玄蕃の方を見た。射士郎も溜め息を吐いており、カレーを食べていた先斗はよく分かっていないのか首を傾げている。
「何ソレ」
「リボンを体に巻いて自分をプレゼントにするというものでね」
「…あなた若旦那なんでしょう?ちょっと俗っぽいことに詳し過ぎない?」
「惑星ブレキにもそういう文化があったのさ」
「へえ。じゃああなたはそういうプレゼントを貰っていたワケ?」
「まさか。そんな関係の相手はいないからねぇ」
「…恋人にそういうことをされたら、嬉しいものなの?」
疑問をその場にいた全員に投げかけた。誰が先陣を切って言い出すのかお互いの顔を見て窺っている状況が続いた為、柚葉が「嬉しい派」と促した。玄蕃だけが手を挙げる。
「どうやらむっつりスケベは見つかったみたいね…」
「風評被害じゃないかい?」
「じゃあ、反対派」
誰も手を挙げない。どういうこと、と柚葉が頬をふくらませた。
「あたしは何貰っても嬉しい派!」
「自分もです!」
「おう!貰えるモンは何でも貰っとくぜ」
「俺はそもそも興味が無い」
「ブルー君は面白くねえなあ」
「その選択肢があるなら私もそれを選んでいたんだが…」
一人だけ損をした玄蕃が不服そうに飴を口に含む。それを無視し、柚葉は腕を組んで首を傾げた。
「参考にならない訳じゃないけど、それを実行したら負けた気がするわ」
「何にだ…」
「いろいろ」
「うーん…」
同じように首を傾げて悩んでいた未来が「あ!」と手を叩いた。ビクッと柚葉が体を震わせ、「な、なに?」と怪訝な顔をする。
「良いこと思い付いた!」