イニシャルはQ【爆上・範道大也】
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
キャノンボーグは朝からジャッキーと睨めっこをしていた。目標到達率0.03%という非常に宜しくない数字に地団駄を踏み、計算外だと喚く。「計画が無茶苦茶だからカー」とヤルカーが失言をしたが、それすらも耳に入っていないのかすっと立ち上がった。
「かくなる上は、あれを使うしかありません」
「えっ!?あれって、まさか…!?」
「この星をボロボロにする気ですかい!?まずいっすよ!」
サンシーター達は「あれ」が何なのか知っているらしく、それは流石にやばいと止めようとしたデコトラ―デにジャッキーで電撃を打ち込む。吹っ飛ばされた彼を起こそうとして触れたイターシャも感電し、三人はギャーギャーとやかましい声を上げた。
──「あれ」ってもしかして、最終手段のこと?だとしたら、何で私には話していないのにこんな下っ端には知れ渡ってるのよ…。
イライラが募る私に見向きもせず、キャノンボーグは「今の隊長は私奴ですよ」とサンシーター達に釘を刺した。
「隊長なら、何で先頭走って戦わないカー!マッドレックス様みたいに!」
「そうよ!安全な所に隠れて卑怯な手ばっかり!」
「そうだそうだ!」
「お黙りなさい!改造しますよ!?」
彼がジャッキーを掲げれば、「またパワハラ~!」とサンシーター達は逃げて行った。
どうやら、やはり彼らもキャノンボーグに対してストレスを抱えているらしい。しかも、それは今にも爆発しそうだ。内側の敵が一番怖いのは彼もよく知っている筈だが、マッドレックスの名前を出されたキャノンボーグは冷静さを忘れていた。
「マッドレックス…?全く忌々しい!宇宙一賢く正しいのは、この私奴です!」
以前から感じていたが、キャノンボーグはマッドレックスに対し何かしら思うところがあるようだ。そこはまあ、幹部同士の事情として口出しはしないでおこう。
*
「ジャッキー・ホイホイ、発射予定位置に到着です。ターゲットは地球の生命。ギャーソリン回収光線、発射!」
「どりゃあ!!」
今まさに発射のサインを出そうとした瞬間、押し入ってきた先斗が放った一撃、紫の閃光がジャッキーに直撃した。ジャッキーはキャノンボーグの手から落ち、点灯していたランプの灯りが消える。火花をパチパチと出しており、壊れかけているのは明らかだった。
「ああ…!私奴の計画が!」
キャノンボーグが打ちひしがれていると、「何とか間に合ったな」と先斗が不敵に笑った。そして後ろの階段からブンブンジャーの5人がやって来る。
腰掛けていた木箱から立ち上がり戦闘態勢に入ると、正気を取り戻したキャノンボーグが「あなた方が何故ここに!?」と驚愕の声を上げた。
確かに、私達の潜伏先は基本的にはバレていない筈だ。定期的に拠点の位置は変わっているし、最近は路地裏での作戦会議も少なくない。私はもしかして、と後ろにいるサンシーター達を見た。
「I.S.Aからの情報提供だ」
違ったようだ。彼らも流石にそこまではしていなかったらしい。
「I.S.A?まさか、そんな…!」
キャノンボーグの様子が変だ。たかが地球人の組織に潜伏先がバレた程度の動揺ではない。
だが、それを今考えたところで仕方がない。サンシーターはどうせ戦力にならないと判断し、変身して各々名乗るブンブンジャーの前に立ちはだかった。肩に担いでいた傘を下ろし、先端を向けて防御と攻撃の態勢に入る。
「おのれ、こうなったら…!」
何かをされたようで、サンシーターの悲鳴が響いた、後ろをちらりと見ると、頭にアンテナの生えた彼らがいる。
「これは…?」
「一体…?」
「何カー!?」
キャノンボーグが指を鳴らせば、三人の意志に反して体が動き始めた。いつもは戦闘に非協力的な彼らが先陣を切り、ブンブンジャーへと向かっていく。
「ど、どういうこと…?」
私が疑問を口にしても彼は答えなかった。「ホイホイを再起動するまで時間を稼ぎなさい」とだけ言い残し、ネジレッタを放ってその場を去っていく。指示系統がいなくなった為私もどうしていいか分からなかったが、一先ずサンシーターに加勢してやるかともみくちゃになっている中へ突撃した。
「早く追いかけないと!」
ネジレッタの頭に一撃を入れたピンクに狙いを定める。威嚇射撃をし、そのまま突っ込んだ。剣先と石突がかち合い、金属音が響く。
「柚葉!?」
「悪いけど、囲いから倒すのは定石なの」
「やめて!どうしたの!?この前と全然様子が違う…!」
二人でキャットファイトをしている間に、レッドがズンズンオーバードライブでネジレッタ達を一掃してしまった。しかしオレンジを圧倒したデコトラ―デがそのままレッドに突撃し、彼を壁に押し付ける。
「君が一番速い!行け、先斗!」
ズンズンショウカブラスターをバイオレットに渡すと、それを境にブルーとブラックが自分達の得物を彼に託した。四つの武器を手にしたバイオレットに「地球を頼む!」とレッドは叫ぶ。
「オーライ…!この始末、引き受けた!」
行かせるものかとピンクの相手をやめて行く手を阻もうとしたが、体勢を立て直していたオレンジにそれを制された。その間にバイオレットは高速で駆け抜けていき、戦場を離脱する。
「ッ!邪魔よ、退きなさい!」
「悪いが、君の相手は私だ…!」
「ふん…その心ごと圧し折ってあげるわ!」
「かくなる上は、あれを使うしかありません」
「えっ!?あれって、まさか…!?」
「この星をボロボロにする気ですかい!?まずいっすよ!」
サンシーター達は「あれ」が何なのか知っているらしく、それは流石にやばいと止めようとしたデコトラ―デにジャッキーで電撃を打ち込む。吹っ飛ばされた彼を起こそうとして触れたイターシャも感電し、三人はギャーギャーとやかましい声を上げた。
──「あれ」ってもしかして、最終手段のこと?だとしたら、何で私には話していないのにこんな下っ端には知れ渡ってるのよ…。
イライラが募る私に見向きもせず、キャノンボーグは「今の隊長は私奴ですよ」とサンシーター達に釘を刺した。
「隊長なら、何で先頭走って戦わないカー!マッドレックス様みたいに!」
「そうよ!安全な所に隠れて卑怯な手ばっかり!」
「そうだそうだ!」
「お黙りなさい!改造しますよ!?」
彼がジャッキーを掲げれば、「またパワハラ~!」とサンシーター達は逃げて行った。
どうやら、やはり彼らもキャノンボーグに対してストレスを抱えているらしい。しかも、それは今にも爆発しそうだ。内側の敵が一番怖いのは彼もよく知っている筈だが、マッドレックスの名前を出されたキャノンボーグは冷静さを忘れていた。
「マッドレックス…?全く忌々しい!宇宙一賢く正しいのは、この私奴です!」
以前から感じていたが、キャノンボーグはマッドレックスに対し何かしら思うところがあるようだ。そこはまあ、幹部同士の事情として口出しはしないでおこう。
*
「ジャッキー・ホイホイ、発射予定位置に到着です。ターゲットは地球の生命。ギャーソリン回収光線、発射!」
「どりゃあ!!」
今まさに発射のサインを出そうとした瞬間、押し入ってきた先斗が放った一撃、紫の閃光がジャッキーに直撃した。ジャッキーはキャノンボーグの手から落ち、点灯していたランプの灯りが消える。火花をパチパチと出しており、壊れかけているのは明らかだった。
「ああ…!私奴の計画が!」
キャノンボーグが打ちひしがれていると、「何とか間に合ったな」と先斗が不敵に笑った。そして後ろの階段からブンブンジャーの5人がやって来る。
腰掛けていた木箱から立ち上がり戦闘態勢に入ると、正気を取り戻したキャノンボーグが「あなた方が何故ここに!?」と驚愕の声を上げた。
確かに、私達の潜伏先は基本的にはバレていない筈だ。定期的に拠点の位置は変わっているし、最近は路地裏での作戦会議も少なくない。私はもしかして、と後ろにいるサンシーター達を見た。
「I.S.Aからの情報提供だ」
違ったようだ。彼らも流石にそこまではしていなかったらしい。
「I.S.A?まさか、そんな…!」
キャノンボーグの様子が変だ。たかが地球人の組織に潜伏先がバレた程度の動揺ではない。
だが、それを今考えたところで仕方がない。サンシーターはどうせ戦力にならないと判断し、変身して各々名乗るブンブンジャーの前に立ちはだかった。肩に担いでいた傘を下ろし、先端を向けて防御と攻撃の態勢に入る。
「おのれ、こうなったら…!」
何かをされたようで、サンシーターの悲鳴が響いた、後ろをちらりと見ると、頭にアンテナの生えた彼らがいる。
「これは…?」
「一体…?」
「何カー!?」
キャノンボーグが指を鳴らせば、三人の意志に反して体が動き始めた。いつもは戦闘に非協力的な彼らが先陣を切り、ブンブンジャーへと向かっていく。
「ど、どういうこと…?」
私が疑問を口にしても彼は答えなかった。「ホイホイを再起動するまで時間を稼ぎなさい」とだけ言い残し、ネジレッタを放ってその場を去っていく。指示系統がいなくなった為私もどうしていいか分からなかったが、一先ずサンシーターに加勢してやるかともみくちゃになっている中へ突撃した。
「早く追いかけないと!」
ネジレッタの頭に一撃を入れたピンクに狙いを定める。威嚇射撃をし、そのまま突っ込んだ。剣先と石突がかち合い、金属音が響く。
「柚葉!?」
「悪いけど、囲いから倒すのは定石なの」
「やめて!どうしたの!?この前と全然様子が違う…!」
二人でキャットファイトをしている間に、レッドがズンズンオーバードライブでネジレッタ達を一掃してしまった。しかしオレンジを圧倒したデコトラ―デがそのままレッドに突撃し、彼を壁に押し付ける。
「君が一番速い!行け、先斗!」
ズンズンショウカブラスターをバイオレットに渡すと、それを境にブルーとブラックが自分達の得物を彼に託した。四つの武器を手にしたバイオレットに「地球を頼む!」とレッドは叫ぶ。
「オーライ…!この始末、引き受けた!」
行かせるものかとピンクの相手をやめて行く手を阻もうとしたが、体勢を立て直していたオレンジにそれを制された。その間にバイオレットは高速で駆け抜けていき、戦場を離脱する。
「ッ!邪魔よ、退きなさい!」
「悪いが、君の相手は私だ…!」
「ふん…その心ごと圧し折ってあげるわ!」