健全な短編【船体】
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話がある、とリタに腕を掴まれ彼女のプライべートルームに引きずり込まれた。大量のもっふんと書物で散らかった部屋に「やっぱりか」と謎の納得をしていると、ドン、と壁に追い詰められる。所謂壁ドンだった。流石は王にして裁判長。威厳が半端ない。ドキドキする。色んな意味で。
「話がある」
「う、うん…なに?」
「……王位をモルフォ―ニャに渡したら、私の両親に会ってほしい」
「え…」
リタはふいと横を向いた。横を向かれると、前髪で隠れた顔が見えない。
「それって、リタの家に遊びにいいってこと!?やった~!!」
「…いや……」
「私リタのご両親に会ってみたかったんだよね~!楽しみ!」
「その…」
「モルフォ―ニャも連れて行っていいかな!?みんなで行ったらきっと楽しいよ!」
「柚葉」
距離を詰められた。顔が近付き、流石に良い意味で動揺してしまう。目を逸らしたかったが、リタの表情筋がぴくりとも動いていない顔からは目を逸らせそうにもなかった。
「そういう意味じゃ、ない」
「…え。そう、なの?」
「まず、モルフォ―ニャは連れて行かない。これは、私とお前の関係についての話だ」
「わ、私と…リタの関係…」
「……私は王である限り中立であり続けなければならない。だが、お前を特別扱いしてしまっている」
「……恋人ってことだよね」
「…ああ。カーラスは結婚をしていたが、私は少なくとも裁判長…王である限り結婚をするつもりはない。だから、モルフォ―ニャが即位した暁に挨拶に来てほしい」
それはつまり、その。
結婚の挨拶と捉えていいのだろうか──と思った瞬間、リタと目が合った。一気に頬が赤くなり、体温が上がる。動悸が激しくなった。
あちらも同じなのか、長い襟で隠れているが少しだけ覗いている頬は少しだけ赤くなっていた。
「け…結婚…」
「……嫌か」
「い、嫌じゃないよ!?ただ…ちょっと恥ずかしくて…」
「なら、承諾を得たと解釈していいのか」
「う、うん……」
「そうか…」
安堵したのか、リタはソファに腰を下ろすとビッグもっふんぬいぐるみに身を委ねた。はあ、と長く息を吐きもっふんに抱き着く。
「……お邪魔なら私出て行くよ?」
「……別に、構わない」
「いやなんか…居場所が無くて…」
「…隣に座ればいいだろう」
「…お邪魔します……」
私、リタ、もっふんの順番で並ぶ。しかしリタに身を預ける訳にもいかない──と思ってお行儀よく座っていると、腕を掴まれた。そのまま乱暴に手を引かれ、体をリタの方に傾けることになる。私がリタに、リタがもっふんに体を預ける形になった。
「……これが一番中立だ」
「…そうだね」
「…不満か」
「……ううん。リタが近くにいるのは、凄く嬉しいよ」
「……そうか…」
「話がある」
「う、うん…なに?」
「……王位をモルフォ―ニャに渡したら、私の両親に会ってほしい」
「え…」
リタはふいと横を向いた。横を向かれると、前髪で隠れた顔が見えない。
「それって、リタの家に遊びにいいってこと!?やった~!!」
「…いや……」
「私リタのご両親に会ってみたかったんだよね~!楽しみ!」
「その…」
「モルフォ―ニャも連れて行っていいかな!?みんなで行ったらきっと楽しいよ!」
「柚葉」
距離を詰められた。顔が近付き、流石に良い意味で動揺してしまう。目を逸らしたかったが、リタの表情筋がぴくりとも動いていない顔からは目を逸らせそうにもなかった。
「そういう意味じゃ、ない」
「…え。そう、なの?」
「まず、モルフォ―ニャは連れて行かない。これは、私とお前の関係についての話だ」
「わ、私と…リタの関係…」
「……私は王である限り中立であり続けなければならない。だが、お前を特別扱いしてしまっている」
「……恋人ってことだよね」
「…ああ。カーラスは結婚をしていたが、私は少なくとも裁判長…王である限り結婚をするつもりはない。だから、モルフォ―ニャが即位した暁に挨拶に来てほしい」
それはつまり、その。
結婚の挨拶と捉えていいのだろうか──と思った瞬間、リタと目が合った。一気に頬が赤くなり、体温が上がる。動悸が激しくなった。
あちらも同じなのか、長い襟で隠れているが少しだけ覗いている頬は少しだけ赤くなっていた。
「け…結婚…」
「……嫌か」
「い、嫌じゃないよ!?ただ…ちょっと恥ずかしくて…」
「なら、承諾を得たと解釈していいのか」
「う、うん……」
「そうか…」
安堵したのか、リタはソファに腰を下ろすとビッグもっふんぬいぐるみに身を委ねた。はあ、と長く息を吐きもっふんに抱き着く。
「……お邪魔なら私出て行くよ?」
「……別に、構わない」
「いやなんか…居場所が無くて…」
「…隣に座ればいいだろう」
「…お邪魔します……」
私、リタ、もっふんの順番で並ぶ。しかしリタに身を預ける訳にもいかない──と思ってお行儀よく座っていると、腕を掴まれた。そのまま乱暴に手を引かれ、体をリタの方に傾けることになる。私がリタに、リタがもっふんに体を預ける形になった。
「……これが一番中立だ」
「…そうだね」
「…不満か」
「……ううん。リタが近くにいるのは、凄く嬉しいよ」
「……そうか…」