閃光【怪警・高尾ノエル】
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ノエルとよく遊ぶようになって気付いた。私、彼のことを何も知らない。
フランス帰りとか、人が好きだとか、怪盗…ルパンエックスだとか、警察官とか、そういうのは知ってるし、わかるけど、それ以外は本当に何も知らない。出生、好物、特技、苦手なこと、趣味、好きなジャムの味。
知りたいなあ聞きたいなあでも迷惑かなあとベッドの上でクネクネしていると、彼からメッセージが飛んできた。
”友達を紹介させてほしいな。国際警察の仕事仲間なんだ”
ノエルの、仕事仲間。もしかして、前言っていた国際警察の…パトレンジャーの人達だろうか。その人達なら、彼のことを何か知っているかもしれない。
”是非!”
速攻で返事をすると、「じゃあまたジュレで」という言葉が送られてきた。それから日程の調整をして、確定する。今度、平日のお昼。時間帯的には恐らく昼休みだろう。
どんな人達と彼が働いているのか。職場での彼はどんな様子なのか。真面目なのか、いつも通りなのか。お昼はジュレ以外だと何をどこで食べているのか。楽しみで仕方がない。──そこまで考えて、気付いた。
あれ?私、仕事仲間の人達より…ノエルのことばっかり気にしてる?
数分時間を置いた後、ボフッと音が出そうなくらい顔が熱くなった。いや、違う。これはただの好奇心だ。被写体をより良く撮る為には、被写体のバックボーンというか、情報も必要というだけで。決して、決して不埒な意味はない。…ない、筈なのだ。
*
先に入って待ってて、という言葉通りジュレに入ると、いつも通り初美花が迎えてくれた。魁利は「やほ~」という言葉だけでスマホをいじっており、とても店員とは思えない程リラックスしている。
「今日は予約ですよね!」
「はい。ノエルが、仕事仲間を紹介したいって言ってくれて」
「あ、もしかしてノエルさんのこと、さん付け解禁しました?」
「あ…い、色々あって…」
「…ロマンチックなことですか?」
ぶっ込まれた。直球ストレートに噎せた私を見て魁利が「分かりやす過ぎ」と笑っている。
「い、いや、そんな…想像しているようなことは、何もないです」
「え~そんなぁ…」
「特別な意味は、ないですし…。そ、そうだ!良かったら、私達も堅苦しい呼び方や話し方はやめませんか?もう私常連ですし…」
わざとらしく話を逸らすと、「逃げたな」と珍しく透真がキッチンで呟いた。その通りなので何も言い返せない。でも、ジュレの人達と…仲良くなりたいと思っていたのは事実である。
「あたし的に柚葉さんはお姉さんなので敬語とかは外せないですけど…でも、今までよりもうちょっと緩い感じでお話しますね!あたしのことはお好きなように呼んでください」
「うん、初美花ちゃん」
「俺は今まで通りだから。あ、呼び方も何でもいいから」
「成る程、魁利君は今まで通りと」
「…」
「…えっと…透真…さんは何歳ですか?」
「24です」
「あ、じゃあ私の方が年上だ。透真君…でいい?」
「お構いなく。俺も、魁利と同じで今まで通りなので」
「わかった。改めてよろしくね」
三人と交流を深めていると、ガチャリと扉が開いた。
「こんにちは!」
真ん中に、少し…しかめっ面のような男性。左には、凛々しい女性。右には、満面の笑みを浮かべて挨拶をした男性。それぞれお揃いの制服に赤、ピンク、緑と色が入っている。
「ボンジュ~ル」
その更に後ろから、ノエルがやって来た。三人の間をするりと抜け、私の元にやって来る。そして、三人を手で示した。
「紹介するのが遅れてしまってごめんね。彼らが、僕の国際警察での仕事仲間さ」
「の、ノエルさん!もしかして…恋人、」
「違います」
「な、なんだぁ~…」
「え~?僕としては、十分親密な関係になったつもりなんだけどなあ」
おどけてみせるノエル。自分が何を言っている自覚があるのかと冷静に突っ込もうとしたが、それよりも羞恥心の方が勝ってしまった。はくはくと金魚のように口を動かすことしかできない。
「っな、何言ってるの!?」
ようやく声が出た。が、ノエルや魁利は勿論、初美花まで笑っている。
「勘違いされるから!困るでしょ、そういうの!?」
「君となら、困らないよ」
「っ、はあ!?」
「ちょっと~うちの店でイチャイチャするのやめてくんない?」
「イチャイチャしてないから、魁利君!ノエルも何か言って!」
「さあ、どうだろうね?」
「……で、ノエル。この女性は誰なんだ?」
凛々しい女性が呆れたような顔をして腕を組んだ。初美花が美少女なら彼女は間違いなく美人、と言っていいだろう。彼は…こんな美人とも働いているのか。少しだけ、胸がざわつく。
フランス帰りとか、人が好きだとか、怪盗…ルパンエックスだとか、警察官とか、そういうのは知ってるし、わかるけど、それ以外は本当に何も知らない。出生、好物、特技、苦手なこと、趣味、好きなジャムの味。
知りたいなあ聞きたいなあでも迷惑かなあとベッドの上でクネクネしていると、彼からメッセージが飛んできた。
”友達を紹介させてほしいな。国際警察の仕事仲間なんだ”
ノエルの、仕事仲間。もしかして、前言っていた国際警察の…パトレンジャーの人達だろうか。その人達なら、彼のことを何か知っているかもしれない。
”是非!”
速攻で返事をすると、「じゃあまたジュレで」という言葉が送られてきた。それから日程の調整をして、確定する。今度、平日のお昼。時間帯的には恐らく昼休みだろう。
どんな人達と彼が働いているのか。職場での彼はどんな様子なのか。真面目なのか、いつも通りなのか。お昼はジュレ以外だと何をどこで食べているのか。楽しみで仕方がない。──そこまで考えて、気付いた。
あれ?私、仕事仲間の人達より…ノエルのことばっかり気にしてる?
数分時間を置いた後、ボフッと音が出そうなくらい顔が熱くなった。いや、違う。これはただの好奇心だ。被写体をより良く撮る為には、被写体のバックボーンというか、情報も必要というだけで。決して、決して不埒な意味はない。…ない、筈なのだ。
*
先に入って待ってて、という言葉通りジュレに入ると、いつも通り初美花が迎えてくれた。魁利は「やほ~」という言葉だけでスマホをいじっており、とても店員とは思えない程リラックスしている。
「今日は予約ですよね!」
「はい。ノエルが、仕事仲間を紹介したいって言ってくれて」
「あ、もしかしてノエルさんのこと、さん付け解禁しました?」
「あ…い、色々あって…」
「…ロマンチックなことですか?」
ぶっ込まれた。直球ストレートに噎せた私を見て魁利が「分かりやす過ぎ」と笑っている。
「い、いや、そんな…想像しているようなことは、何もないです」
「え~そんなぁ…」
「特別な意味は、ないですし…。そ、そうだ!良かったら、私達も堅苦しい呼び方や話し方はやめませんか?もう私常連ですし…」
わざとらしく話を逸らすと、「逃げたな」と珍しく透真がキッチンで呟いた。その通りなので何も言い返せない。でも、ジュレの人達と…仲良くなりたいと思っていたのは事実である。
「あたし的に柚葉さんはお姉さんなので敬語とかは外せないですけど…でも、今までよりもうちょっと緩い感じでお話しますね!あたしのことはお好きなように呼んでください」
「うん、初美花ちゃん」
「俺は今まで通りだから。あ、呼び方も何でもいいから」
「成る程、魁利君は今まで通りと」
「…」
「…えっと…透真…さんは何歳ですか?」
「24です」
「あ、じゃあ私の方が年上だ。透真君…でいい?」
「お構いなく。俺も、魁利と同じで今まで通りなので」
「わかった。改めてよろしくね」
三人と交流を深めていると、ガチャリと扉が開いた。
「こんにちは!」
真ん中に、少し…しかめっ面のような男性。左には、凛々しい女性。右には、満面の笑みを浮かべて挨拶をした男性。それぞれお揃いの制服に赤、ピンク、緑と色が入っている。
「ボンジュ~ル」
その更に後ろから、ノエルがやって来た。三人の間をするりと抜け、私の元にやって来る。そして、三人を手で示した。
「紹介するのが遅れてしまってごめんね。彼らが、僕の国際警察での仕事仲間さ」
「の、ノエルさん!もしかして…恋人、」
「違います」
「な、なんだぁ~…」
「え~?僕としては、十分親密な関係になったつもりなんだけどなあ」
おどけてみせるノエル。自分が何を言っている自覚があるのかと冷静に突っ込もうとしたが、それよりも羞恥心の方が勝ってしまった。はくはくと金魚のように口を動かすことしかできない。
「っな、何言ってるの!?」
ようやく声が出た。が、ノエルや魁利は勿論、初美花まで笑っている。
「勘違いされるから!困るでしょ、そういうの!?」
「君となら、困らないよ」
「っ、はあ!?」
「ちょっと~うちの店でイチャイチャするのやめてくんない?」
「イチャイチャしてないから、魁利君!ノエルも何か言って!」
「さあ、どうだろうね?」
「……で、ノエル。この女性は誰なんだ?」
凛々しい女性が呆れたような顔をして腕を組んだ。初美花が美少女なら彼女は間違いなく美人、と言っていいだろう。彼は…こんな美人とも働いているのか。少しだけ、胸がざわつく。